いも焼酎「魔王」の詳細
正直、あまり焼酎は得意じゃないという人は結構いるのではないでしょうか。
実際、自分も進んで飲むかと言われれば飲みません。
一時は焼酎ブームもあり、色々ないも焼酎が世の中に有名になりましたが、今では下火と言えます。
それでも根強いファンがいる焼酎のひとつが魔王です。
今でも手に入りにくいいも焼酎ですが、飲もうと思えばわりと簡単に飲めるはずです。
一度は飲んでみて欲しいので、ご紹介します。
まず名前がカッコいい！そして忘れない
まず魔王と聞いて何を想像するでしょうか？
悪の親玉・ラスボスなど、ゲームの世界では絶対と言っていいほど付きものな存在です。
イメージとしては強いんだろうなと思います。
インパクトで言えばこれほど分りやすい言葉もありません。
そんな分りやすくも想像しやすい魔王。
お酒の銘柄は幾千とありますが、全ての和酒を含めてこんなに心に響く銘柄も他にはないのではないでしょうか。
多分一度聞いたら忘れませんよね。
実は名前とは裏腹にライトな飲み口
いも焼酎を飲まない人に理由を聞くと、臭いからという答えが半分くらいはあると思います。
正直自分も３分の１はそう思っています。
厳密には麹や種類によって香りの成分や感じ方が違うのですが、難しいことは専門家に任せましょう。
そして、魔王はいも焼酎です。
さぞや臭くてキツくて、素人なんて太刀打ちできないようなマニア向け焼酎なんだろうなと思うでしょう。
ですが、まったくその逆で、香りはすごく華やかで軽く、飲み口もすっきりして、今まで匂いのキツイいも焼酎しか飲んだことのない人にとっては革命的な焼酎だと思います。
事実自分も初めて飲んだときは、驚きと衝撃でした。
その従来のいも焼酎とは同じものとは思えないほどの、概念を覆す味わいにきっとあなたも虜になるはず間違いなし！
おすすめです！
買えないけど、飲めるよ
これほどまでに革命的ないも焼酎なら、一家に一本、常に常備して愛飲していこうとおもうでしょう。
ですが残念なことに、この魔王。
プレミアム焼酎の中でもトップクラスに希少価値の高いいも焼酎なので、普通の酒屋さんや、デパートなどではまず見つける事が出来ません。
蔵との直接取引のある、数少ない酒屋さんでしか扱う事が出来ない上に、酒屋さんも入荷したとしても普通の人にはそうそう売ってはくれません。
幻の銘酒かと思いきや、実は意外に結構飲めます。
ちょっと大きな繁華街にでも行って、日本酒や焼酎がいっぱいある飲食店にでも行けば、大体は置いてあります。
高級店にも必ずと言っていいほどあったりします。
プレミアム焼酎なので、ロック一杯の値段も、お店によっては千円くらいの値段になることもありますが、割と良心的な値段で提供しているお店もきっとあります。
物は試しです。
探して見て下さい。
やっぱりどうしても欲しい
その気持ち、分ります（笑）お金に糸目をつけなければ、ネット通販で買えないこともないです。
ですが、通常価格の数倍の値段が付いていることが普通です。
そこまで高いと手が出ません。
一番いいのは、蔵と取引のある魔王を入荷する酒屋さんを探すのがベストですが、良心的な酒屋さんでない限り、抱き合わせ商法やポイント制など、魔王だけ買わせてはくれません。
真偽は定かではありませんが、いも焼酎の本場九州では、プレミアム焼酎が実は普通に店頭販売しているらしいです。
これがもし本当なら、九州地方の友人を作って送ってもらうか、旅行にでも行って自分で見つけて買ってくる方が早いかもしれませんね。
真実はあなたの目で確かめて見て下さい。
まとめ
魔王の一番の凄さというのは、いも焼酎らしくないいも焼酎なのではないかと思います。
焼酎の歴史や現在の状況については、詳しくはないですが、焼酎ブームが去って久しい現在でも、味わいの奇抜さで魔王を求める人や飲食店は多いです。
一度知れ渡ってしまえば、ブームに関係なくプレミアムなお酒を求める人は出てきます。
その第一線を今だに走っているお酒はそうそうありませんね。