ウイスキー初心者だけど簡単に楽しめる飲み方と注意したほうがいい事教えて?

ウイスキー

ウイスキー、日本では西洋のお酒の代名詞として使われるほど、ポピュラーなお酒です。

勿論製造法や原材料によって、さまざまな種類のウイスキーがあるのは言うまでもありません。

とは言え、比較的手軽にたしなむことの出来る蒸留酒であることも、また事実です。

そのウイスキーを美味しく飲むための飲み方も、色々と愛好家の間では論議されていますが、お酒初心者の方にも簡単に楽しめる飲み方をいくつかご紹介しましょう。



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大体ウイスキーってどれが美味しいの?

代表的なウイスキーの種類としては、スコッチやバーボンが上げられます。

こだわりのある方には、ウイスキーはスコッチが一番と言う方もいらっしゃるでしょうし、バーボンでなければ本当の味わいは解らない、と言う方もいるでしょう。

正直こればかりは、好みとしか言いようがありません。

どのウイスキーも、蒸留の方法や素材によって、また製造法によって香りや味わいに微妙な差が出てくるものです。

その、例えば香りを心地よく感じる方も、またそれがどうしても鼻につくと言う方もいるわけですので、こればかりは本当に個人差の問題になります。

何事もそうですが、特に嗜好品に関しては、試してみなければ好みに合うかどうかわからない、と言う事ですね。

他の人の意見も参考になりますが、あくまでご自分の味覚や嗅覚などの感覚を通して、一番好みのウイスキーを見つけてください。

何しろ同じバーボンでも、メーカーや何年物やあれこれ合わせると、星の数ほどウイスキーの数はあります。

のんびりと手間をかけて好みのウイスキーを見つける、と言うのもまた嗜好品の嗜好品たるゆえんでは無いでしょうか。



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ウイスキーのシンプルな飲み方で美味しく飲めるのは?

飲み方もまた、それぞれのお好みでカクテルも含めると星の数ほどもあります。

でも出来るだけシンプルに楽しみたい、と言う方に簡単でベーシックだけど実は奥が深い飲み方を、ご紹介しましょう。

ウイスキーの水割り

日本では、非常にベーシックな飲み方です。

ウイスキーと言えば水割り、と返ってくるようなそんな飲み方です。

水割りと言っても水だけでなく氷も入りますが、あえて氷を入れない飲み方もあります。

水を加えることで口当たりを柔らかくし、またアルコール濃度を下げることで飲みやすくしています。

氷が入ると、その冷たさで口当たりはいっそうまろやかになります。

またウイスキーの分量を調整することで、濃さも好みに出来ますので一番好まれる飲み方になっています。

ウイスキーのソーダ割り

ハイボールと言う呼び方もあります、ソーダ割りです。

水割りよりもお洒落な感じがして、またソーダによって口当たりが一層柔らかくなっています。

これもまたソーダだけでなく氷が入りますが、こちらは氷抜きよりも氷入りの方が味はがシャープになるのでおすすめです。

アメリカ風で現代風の飲み方のように見られますが、イギリスなどではビクトリア時代に紳士の飲み物として、嗜まれていたようです。

レモンピールなどを加えたり、レモンを一滴垂らしたりするとそれだけでカクテル風になりますので、ひと手間かけるのもよろしいかと思われます。

ソーダの気が抜けない前に、出来れば飲み終えたいものですね。

ウイスキーのオンザロック

いかにも男の飲み物と言った感じの、オンザロックです。

厚めのロックグラスでのんびりと味わうのが、一番似合っている飲み方ですね。

このオンザロック、実はウイスキーのあらゆるアルコール度での味わいを、味わうことの出来る飲み方でもあります。

氷が解けていくにつれ、アルコール濃度も変化していきますので、色々な味わいが楽しめると言うことですね。

ほぼストレートでの味と香りから、水割り程度の味わいまで全て満喫できる飲み方でもあるのです。

時間をかけてゆっくりと、時の経過を感じつつ飲むのが似合う飲み方でもあります。

ウイスキーのストレート

何も加えずにそのまま、小ぶりのストレートグラスで味わいます。

この時チェイサーと呼ばれる冷水を用意しておいて、一口ごとに口の中をリフレッシュ、新たな味わいを楽しむといった飲み方が推奨されます。

かなりの酒豪の方の場合、このチェイサーをビールでと言う方もいますが、まあ普通の方はこれを避けておいた方が無難でしょう。

ちなみに筆者の場合、アイルランド系の男性と食事をした時に、彼がこのビアチェイサーを頼んだのを見たことがあります。

平気で2杯くらいお代わりしていましたが、遺伝的にお酒に強いアイルランド系ならではだなあ、としみじみ思ったものです。

ただし別の方向から見た場合、このストレートでと言う飲み方は、あまりお酒に強くない人にも向いています。

アルコールが直接口の中に広がりますので、無茶な飲み方が出来ないからです。

チビチビと飲むしかない、と言う飲み方になりますので、お酒にあまり強く無い方には逆に水割りなどより向いているかもしれません。

お酒は楽しく飲みたいので飲み方の注意点も知りたい

お酒は楽しく気持ち良く飲みたいものです。

その為に特にお酒初心者の方に、ちょっと注意しておいた方がいいことも、いくつかご紹介しておきましょう。

水割りやソーダ割りの場合

どちらも口当たりが柔らかく、特にソーダ割りの場合何かのソーダ飲料を飲んでいるように、下手をするとごくごく飲んでしまうことがあります。

アルコール度数を低く調整しているので、最初はあまり酔いを感じないかもしれませんが、それでも杯数を重ねるにしたがって、確実にアルコール摂取量は増えています。

所謂一気飲みなどはしないようにするのが、このタイプで飲む時の最大最低の注意点でもあります。

カクテルなども同じですが、口当たりのいいお酒ほど注意が必要だと言う事は、言うまでもありません。

オンザロックやストレートの場合

この2種類の場合は、普通一気飲みの危険性はありませんが、酔いが回ってきた場合についと言う可能性もあります。

水割りなどと違ってアルコール度は、オンザロックの氷が解ける前やストレートの場合、かなり高いと言う事になります。

これを一気に飲んだ場合、急性アルコール中毒の危険性もありますので、特にお酒慣れしていない方は注意しましょう。

お酒に慣れていてしかも強い方でも、時に失敗することが無いとは言えないのですから、ご留意ください。

ウイスキーも含めてお酒を飲む際の共通注意点は?

ブランデーなどのお酒の場合、飲む方も何となく時間をかけてゆったりと、と言う感じになるものです。

お値段のことも、一つの原因でしょう。

しかしウイスキーの場合、割と手軽に手に入りしかもお値段もリーズナブル、つい気軽に飲んでしまうと言う方も少なくないと思われます。

ではアルコール度数はどうなのかと考えた場合、これはブランデーもウイスキーも殆ど変わりはないと言う事、覚えておきましょう。

宴会などで周りにつられて、つい過ごし過ぎることの無いように普段から、ご自分の飲み方と言うものを作っておいては如何でしょうか。

何しろ日本では飲み会などの宴会で、メインになるのはウイスキーの水割りが殆どです。

楽しい時間を過ごすためにも、普段からご自分のアルコール摂取量の目安など、自覚しておくことをおすすめします。

まとめ

20歳を過ぎて最初にお酒に遭遇する時、まずはビールからでしょうが、多分次に来るのがウイスキーです。

そのウイスキーの飲み方も、カクテルを含めると本当に数多くありますが、代表的でシンプルでしかも飲み会や家飲みで最も遭遇しそうな飲み方と、その注意点をご紹介しました。

お酒の席で一番出会いの多くなるだろうウイスキーです。

シンプルで奥深い味わいを楽しむためにも、まずベーシックな飲み方を覚えてみませんか。

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