バーボンにはどんな食べものが合う?バーボンと一緒に食べたいおすすめのおつまみとは

バーボン

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みなさんはバーボンを飲むとき、どんなおつまみを食べていますか?

日本でもCMが流れるようになり、ますます知名度を上げてきたバーボンですが、意外にもバーボンに合うおつまみは知られていません。

もちろん好みは人それぞれですから本来はどんなおつまみを選んでも良いのですが、どうせならバーボンの味を活かすようなおつまみをチョイスしてみませんか?

今回は、バーボンの味を邪魔しないおすすめのおつまみをご紹介しましょう!



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バーボンの味に合ったおつまみってどんなもの?

ビールにはウインナー・ソーセージ、日本酒にはスルメイカ…というように、お酒にはそれぞれ相性バッチリのおつまみがありますよね。

しかし、日本人に「バーボンのおつまみと言えば?」と聞いても、きっとほとんどの人が的確なイメージを持っていないのではないでしょうか。

バーボンの本場アメリカでは、ポップコーンやサラミといったおつまみが好まれているようです。

ただ、日本のようにおつまみをチビチビ食べるというよりは、ピザのようにしっかり食べるメニューでバーボンを楽しんでいるようです。

日本では、バーボンの味に合ったおつまみが好まれます。

薄味のおつまみではなく、むしろ味にパンチのあるメニューがおすすめです。

バーボンは強い風味と甘みがあるお酒なので、豆腐や枝豆などの薄味のおつまみを一緒に食べると、おつまみの味がほとんどわからなくなってしまうのです。

ある程度の塩気や酸味のあるおつまみのほうがバーボンの味を引き立ててくれます。

甘いおつまみはバーボンに合わない?

バーボンには甘いおつまみが合わないという意見をよく耳にします。

ウイスキー初心者でも飲めるというほど甘みが強いバーボンは、甘い食べ物と一緒に食べるとクドくなりやすいからです。

甘いおつまみといえば、代表的なのはナッツ系でしょうか。

またウイスキーのおつまみとしてチョコレートを食べる方もいますが、これもバーボンにはおすすめできません。

ナッツやチョコレートの甘みが、バーボンの甘みと合わさって砂糖水でも飲んでいるかのような甘ったるい後味になってしまいます。

芳醇な甘みと風味が売りのバーボンで、こんな後味を感じてしまったら台無しですよね。

ただし、甘いもの好きが多いアメリカではキャラメルポップコーンをバーボンに合わせることもあるようです。

なかでも辛口のバーボンには甘いものがよく合います。

辛口のバーボンを飲むときは角砂糖を口に含んで溶かしながら飲むという方もいるほどです。

バーボンに甘いおつまみを合わせるときは、半端に甘いものではなく、かなり甘いものを合わせるのが良いという意見もあるようです。

一概に甘いものが合わないとは言い切れませんが、バーボンと共に甘いおつまみを食べるのはかなり好みが別れますね。

バーボンのおつまみといえばビーフジャーキー!

本場アメリカでも親しまれているバーボンのおつまみとして、ビーフジャーキーがあります。

バーボンの甘みをビーフジャーキーの塩気が引き立ててくれますし、燻製の香りがバーボンと混ざりあって程よい後味を残してくれます。

ビーフジャーキーに練りこまれたコショウやトウガラシの辛さもバーボンにはピッタリです。

同じように、燻製にされた肉類は大抵バーボンと相性が良いです。

例えばサラミ、ローストビーフ、ハムなどはバーボンのおつまみにおすすめです。

ただし、ウインナーなどの脂分の多い肉類は要注意です!

マズイというほどではありませんが、ウインナーの脂が甘いと、バーボンの甘みの邪魔に感じることがあります。

バーボンにウインナーを合わせたい場合は、燻製にされたものを選ぶと良いでしょう。



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バーボンに合うおつまみを一気にご紹介!

ここからは、バーボンに合うおつまみを紹介していきましょう。

おつまみとは言っても、仰々しいレシピではなく、近所のスーパーやコンビニで手に入るものを中心に紹介していきたいと思います。

あまり凝った料理は主役のバーボンの味を損ねてしまいかねません。

バーボンには、むしろほとんど調理のいらない缶詰や燻製などが合いますよ!

ブルーチーズ

おつまみの王道といえばチーズですよね。

バーボンにもチーズはよく合いますが、ひとくちにチーズといってもその種類はさまざまです。

バーボンには、甘みのあるチーズはあまり合いません。

クリームチーズや、つまみ用にレーズンなどが練りこまれたチーズは今ひとつです。

そこでバーボンにおすすめなのは、ブルーチーズです。

特にイタリアのゴルゴンゾーラは風味高くおすすめです。

バーボンは風味が強いため、ブルーチーズのクセを消して食べやすくしてくれます。

逆に、ブルーチーズはバーボンに負けないような強い味わいをもっているので、個性が消えません。

ブルーチーズが苦手だという方も、バーボンと一緒なら美味しく食べられるかもしれませんよ!

コンビーフ

コンビーフは日本でも手軽に手に入る上、バーボンによく合うおつまみです。

1缶200円~300円で買えるのも嬉しいですね。

コンビーフは塩気が強いため、バーボンの甘みを引き立ててくれます。

バーボンのおつまみとして王道のビーフジャーキーが固くて苦手だという人にはコンビーフがおすすめですね。

そのまま食べても美味しいですが、コショウやトウガラシをひと振りするとさらに美味しく食べられます。

最初からコショウが練りこまれたおつまみ専用のコンビーフもありますが、普通のコンビーフにコショウをかけるだけでも十分美味しいです。

イカの塩辛

イカの塩辛には日本酒のおつまみというイメージがあるかもしれませんが、実はバーボンにもよく合うんです!

塩気があるのでバーボンの甘みを引き立ててくれますし、何よりイカの塩辛の独特な匂いをバーボンの風味が消してくれるので、生臭さが取れて食べやすくなります。

日本酒もバーボンも甘みが強いお酒という点では似ています。

イカの塩辛のように日本酒に合うおつまみには、バーボンとも相性の良いものが多いんですよ!

ピクルス

バーボンのおつまみには塩気のあるものがよく選ばれますが、ピクルスのように酸味のあるものもバーボンによく合います。

甘味と酸味の相性はとても良いので、ピクルスと合わせるとバーボンがより味わい深くなります。

油っこくないので、サッパリとしたおつまみが好みの方に人気があります。

ピクルスはスーパーなどでひとビン300円程度から購入できます。

ひとビンあればしばらく無くならないので経済的ですね。

ケーパー

日本ではあまり馴染みがありませんが、バーボンのつまみとしてアメリカでも食べられているのがケーパーです。

ケーパーはフウチョウソウ科の花のつぼみで、酢漬けにされたものと塩漬けにされたものが食用にされています。

スモークサーモンなどに乗せて食べるのが一般的ですが、ケーパー自体が深い味わいをもっているため、そのまま口に含んでバーボンのおつまみにすることがあります。

そのまま食べるのに抵抗がある場合は、クラッカーに乗せてカナッペにしても良いですね。

ケーパーは、スーパーではピクルスなどと同じ棚に瓶詰めで販売されています。

もし最寄りのスーパーに売られていなければ、おつまみを扱っている酒屋さんなどで購入できます。

ジャイアントコーン

おつまみの王道、ナッツ類のなかで最もバーボンに合うのがジャイアントコーンです。

ピーナッツやカシューナッツは甘みがあるためバーボンの風味を邪魔してしまうことがありますが、ジャイアントコーンはバッチリ合います。

なぜなら、バーボンはトウモロコシを原料としたお酒だからです。

もともとの原料が似ているので、合わないわけがありません。

味噌汁に納豆が合うのと同じです。

また、ジャイアントコーンは塩で味付けされていることが多いため、塩気がバーボンの甘みを引き立ててくれるのも魅力です。

まとめ

バーボンは甘みが強いため、それを邪魔しないおつまみがピッタリです。

具体的には、塩気や酸味の強いおつまみがマッチします。

今回ご紹介した以外にも、燻製系のおつまみや、海鮮系の料理はバーボンと合わせると美味しくなることが多いです。

燻製系のおつまみはバーボンの風味を高め、海鮮系の料理の生臭さをバーボンが消してくれます。

まだまだ知られていない組み合わせも多いので、いろいろ試してみてくださいね!

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