バーボンを飲む際はチェイサーは必須!

バーボン

チェイサー

バーボン(正式にはバーボンウイスキー)ですが、独特の風味や甘みがります。

スコッチウイスキーやアイリッシュウイスキーなど他のウイスキーと異なり、この独特の風味がバーボンの魅力ですが飲み進めていくうちに、バーボンのうま味を損なってしまいます。

最終的には、クセが強すぎて途中で飲み飽きてしまうこともあります。

そこでバーボンを飲む上で必要なのが、チェイサーすなわち水です。



私が絶対おすすめするバーボンウイスキーランキングはこちら

バーボンを蒸留する際は風味やクセはない

バーボンは他のウイスキーと原料はことなるものの、途中までの製造方法は変わりません。

基本的にはウイスキーは穀物をアルコール発酵させて、アルコール分を蒸留します。

この蒸留により、どのような穀物が原料であろうが、純粋なアルコール分と水分を抽出します。

バーボンの場合は、トウモロコシを原料としてアルコール発酵を行い、連続蒸留塔でアルコール度数を高めていきます。

この時点では、バーボン特有の風味などが無く、純粋なアルコールと水分だけです。

例えるのであれば、大吾郎やソフト司のような焼酎とほとんど変わり。

バーボン以外のウイスキーでは、連続蒸留を行った後、ウッドチップなどでスモーキングして風味を出すものもあります。

しかし、バーボンを含めてウイスキーのほとんどはその後に使用される樽で全てが決まります。



私が絶対おすすめするバーボンウイスキーランキングはこちら

バーボンの独特の風味は樽が要因

チェイサーが必要な程の風味やクセのあるバーボンですが、使用される樽が関係しています。

一般的にウイスキーに使用される熟成樽は、オーク材が主流です。

最近では、ワインを熟成させる際に使用した樽やシェリー酒を熟成させた樽など様々です。

しかし、バーボン樽は新品や使い古しの樽を含め、全て内部を一度焼いたものを使用します。

これがバーボンの風味とクセの正体です。

高濃度のアルコール分を焼き入れした樽に入れ、熟成することで焼き入れした樽から焦げた成分がアルコールに溶け出します。

この成分が、長期熟成することで濃縮され独特の風味や甘みに変化していきます。

そのため、長期熟成されたバーボンほどチェイサーが必要になります。

チェイサーの必要性

前談でも申した通り、バーボンは独特に風味があります。

そのため、バーボンを飲むうちに味覚が分かり難くなります。

これは、バーボンと一緒に食べるつまみの味まで損なってしまうことがあります。

つまみとして、スモークサーモンやスモークチーズなども合いますが、バーボン同様に独特の風味があり、舌が馬鹿になります。

そこで、定期的にチェイサーで味覚を戻す必要があります。

風味やクセの強いつまみが苦手な方には、バーボンを飲む際はチェイサーが必要です。

また、バーボンは他のウイスキーと異なり、粘性が高くなっています。

イメージとして、他のウイスキーはサラサラでバーボンがドロッとした感じになります。

バーボンは風味やクセが強いだけでなく、舌にまとわりつく感じがあります。

そこで、舌を定期的に洗浄して、バーボンを楽しむためチェイサーが必要と考えます。

また、バーボンに慣れていない方はチェイサーを必ず頼むことをおすすめします。

バーボンにおすすめのチェイサーは?

バーボンを飲む際にチェイサーが必要なのは説明しましたが、チェイサー自体にもこだわることをおすすめします。

爽快感を求めたいのであれば、微発泡のミネラルウォーターがおすすめです。

普通にバーボンを楽しむのであれば、ミネラルウォーターで十分ですがこだわるポイントがあります。

それは、ミネラルウォーターの硬度が高い方ものが良いです。

バーボン自体は風味やクセが強いため、日本のミネラルウォーターや水道水などは全く効果がありません。

しかし、海外の硬度の高いミネラルウォーターはバーボンの特徴を忘れさせてくれるのでおすすめします。

ただし、硬度の高いミネラルウォーターはお腹の弱い人にはおすすめしません。

翌日は大変なことになるので注意が必要です。

まとめ

筆者自身、風味やクセの強いお酒は大好きなのでバーボンにチェイサーは不要です。

チェイサーで味覚を戻す前にショットグラスなら飲みきってしまいます。

また、バーボンを飲む際は、最初は風味やクセの弱いウイスキーから飲み始め、後半でバーボンを飲むといった方法を採っています。

実はこの方法、日本の寿司を食べる方法と一緒です。

最初はあっさりした魚から最後は脂の乗った魚と食べていきます。

最後は干瓢で口直しです。

食べ物もお酒も共通するのは一緒だと考えています。

バーボン