ブランデーバターは、リッチなコクと芳醇な香りがオトナの味わい!

ブランデー

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日本人は、乳製品が大好きですよね。

体質的に合わない人も中にはいますが、ヨーグルト、チーズ、生クリーム、バターなど、どれか一つは冷蔵庫に常備してありますよね。

そんな乳製品のひとつ「バター」に、ブランデー味のものがあるってご存知でしたか?

その名も「ブランデーバター」といって、イギリスではおなじみのバターなんだとか。

日本ではまだあまり知られていないブランデーバターについて、ご紹介していきます。



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イギリスのクリスマスではおなじみのバター

日本で味の付いたバターといえば「ピーナッツバター」が一般的ですが、イギリスには「ブランデーバター」といって、ブランデーを混ぜたバターを楽しむ文化があるんです。

イギリスといえば紅茶とお茶会が有名ですが、その際にお供に出されるのがスコーンというサクサクの焼き菓子で、これにクリームをたっぷり付けていただくのがたまりません。

一説では、クリームを食べるためにスコーンがある、とまでいわれています。

イギリス人はクリームが大好きなんですね。

そんなイギリスでは、クリスマスの時期に「クリスマスプディング」という特別なお菓子を食べる習慣があり、そのクリスマスプディングに添えられるのが、ブランデーバターなのです。

イギリスのクリスマスはとても寒いですから、ブランデーが入ったバターを食べておしゃべりしている間にポカポカ温まってきそうですね。



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リッチで芳醇な味わい

ブランデーバターは、バターのミルキーでコク深い味わいと塩気にブランデーのフルーティーで芳醇な香りが加わって、まさにリッチなオトナのバターといった雰囲気です。

お砂糖と一緒にホイップされているので、口当たりはフワっと軽く、瓶のフタを開けた瞬間にブランデーの香りも感じられます。

濃厚で奥深い味わいは厳しい冬にとても映えますね。

食後にブランデーをいただく際にも、バゲットやクラッカーなどにブランデーバターを乗せておつまみにしても美味しいです。

夜のティータイムに合わせてもオシャレですね。

クリスマスプディングにもブランデーがたっぷり

ブランデーバターを添えるクリスマスプディング作りにもブランデーは登場しています。

ドライフルーツを洋酒に漬け込んで、風味を移しながら戻す作業にブランデーやラム酒が使われることが多く、この洋酒漬けドライフルーツを含めた13種類の材料を使って作らなければならないという迷信まであるとか。

プディング作りはクリスマスの一ヶ月前から始まっていて、生地を型に入れて蒸した後、クリスマスまで約一ヶ月間涼しい場所で熟成させます。

熟成中にフルーツの発酵が進むので、熟成期間が長いほど奥深い味わいが楽しめて美味しいプディングになるといわれています。

クリスマスになったら取り出して再度蒸すなどして加熱し、飾り付けを終えたらブランデーを振りかけて火をつけ、フランベして香りをつければ出来上がりです。

フランベの青い炎はなんとも幻想的ですよね。

スコットランドでは生地を蒸す前にコインや指輪、お裁縫の指ぬきを入れる習わしがあり、朝の連続ドラマ「マッサン」でも登場していたのでご存知の方も多いかと思います。

自宅でカンタン手作り

実は、ブランデーバターは自宅でカンタンに手作りが出来るんです。

火も使いません。

材料はバター・ブランデー・お砂糖の3つだけ、どれもスーパーで買えてしまいます。

配合量も決まっていなくて、お好みの分量で作りますが、分かりやすくバターとお砂糖は1:1で、味をみながらブランデーを少しずつ加えていくといいでしょう。

切れ目の入っているバターを使うと便利でカンタンです。

バターをあらかじめ室温で柔らかくしておき、お砂糖を加えてフワフワになるまでホイップします。

そこへブランデーを加えながら混ぜていき、好みの味になったら出来上がりです。

すぐに食べても美味しいですが、一晩冷蔵庫などで寝かせると材料が馴染んで味わい深くなっています。

ブランデーは製菓用ブランデーでもいいですし、お砂糖も普通のものでかまいません。

茶色いお砂糖を使うとコクがでますよ。

クリスマス以外も楽しもう

ブランデーバターはクリスマスプディング同様クリスマスの時期に食べる物として認識されていて、大手百貨店などで通年販売されているものの、普段はあまり目立ちません。

クリスマスシーズンが近づいてくるとどの店も一斉に売り出し始めます。

クリスマスプディングは時間のかかる料理なので、忙しい現代人のニーズに合わせて手軽にデパートなどで買えるようになり、一緒に陳列される光景もみられるとか。

日本でも流行すれば、こういった光景が見られるようになるかもしれませんね。

普段もブランデーバターを楽しむのならトーストやバゲットに塗ったり、ホットケーキやパンケーキに添えたりするのがおすすめです。

アルコールが残っているので、オトナだけのお楽しみです。

まとめ

日本ではまだあまり浸透していないブランデーバターですが、イギリスでは伝統的なクリスマスの食べ物としてクリスマスプディングと一緒に楽しまれています。

バターのコクにブランデーの芳醇な香りとフルーティさが加わったリッチで奥深い味わいは、まさにオトナのバターです。

クリスマス以外でも、バゲットやパンケーキに添えて素敵なオトナのティータイムを楽しむことができそうですね。

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