白州が「森香る」ウイスキーなワケ

ウイスキー

サントリー シングルモルト ウイスキー 白州 700ml

日本が誇るウイスキー白州は、「森香るウイスキー」と呼ばれ、今世間で知名度がぐんぐん上がっているジャパニーズウイスキー。

ウイスキーはなぜ、地域の特色を吸い込むのか、これを知ってしまうと、余計においしく感じてしまうし、白州は特に、どこでどんな風に作られているか知ってから飲むとさらに美味しく感じる事間違いなしのウイスキーです。

以前蒸留所に言った経験も含めてお伝えします!



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白州が「森香る」ウイスキーなワケ

山崎・白州といえば、日本ではとても有名なウイスキーで、最近、居酒屋さんやコンビニでも見かける事が多くなったという位、身近なウイスキーになったなぁという印象があります。

山崎、白州などを扱う「サントリー」と、竹鶴、余市などを扱う「ニッカ」、両者には違う方針があるらしく、サントリーは日本人に合うウイスキー造りを。

ニッカは本場スコッチにより近いウイスキー造りをしているそうです。

どちらも特徴が違い、それがウイスキーの良い所!

気分で何を飲もうか、迷うというのは楽しいですね。

特に、個人的には、この「白州」が好きで、最近、世間では「森香るハイボール」という名前で人気が出ているとか。

ところで、森香るウイスキーなんて言われる白州ですが、白州が作られている蒸留所にヒミツがありました。

山梨県の広大な森の中に、その工場が位置しています。

その森の中には、天然水の工場もあるので、ウイスキーを作る水としても使われているのでは無いかと思います。

一度蒸留所に見学に行った事がありますが、本当に広い!

ウイスキーは何年もの間、樽に入れられて熟成していく過程で、樽の色がほんのり色づき、ウイスキーの色になります。

そして、樽というのは、わずかな空間が空いているそうで、少しずつ少しずつ、ウイスキーが蒸発していき、近くの空気を吸い込むんだそうです。

だから、ウイスキーは、その地域の特色が出るのだとか。

だから白州は「森香る」ウイスキーなんですね。



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白州の美味しい味わい方

ところで、山崎と白州もまた違いがあり、カンタンに言うと、山崎はほんのり甘い香りづけ、白州はほんのりスモーキーな香りづけをしているんだとか。

アイラウイスキーでよく言う「スモーキーフレーバー」というものがほんのり香るウイスキーというのが特徴。

麦芽が発芽する際に、「ピート」と呼ばれる泥炭をいぶし、わざとスモークの香りをつけるってこと。

このスモーキーフレーバーは、初めて飲む人はまずはやはり「ハイボール」がおすすめ。

スモーキーフレーバーがほんのり香り、鼻からぬけるような心地良いさわやかさが味わえます!

そのスモーキーフレーバーに合うおつまみと言えば、個人的なおすすめは、やはり燻製料理!

以前、とあるバーに行った時に、「牡蠣の燻製」を出してもらった事がありますが、本当に白州に合う!

さわやかなウイスキーなので、ハイボールなら魚介類が合うと思います。

また意外にも「ホワイトチョコレート」が合います。

甘ったるいものよりも、どちらかというとあっさりしているものが合うのかな~と思います!

現在のジャパニーズウイスキーブーム

朝ドラ「まっさん」の放映以来、ジャパニーズウイスキーは人気であり、白州も12年物は今は入手困難だとか。

ブームになるのは嬉しいけれど、手に入らなくなるというのは、ウイスキーファンとしては寂しいものです。

ウイスキーはすぐ作れてすぐに世に出るワケではなく、何年もの時間を経て出荷されていくので、人気がですぎてしまうと、今度は数が足りなくなってしまうっていうワケだそう。

何はともあれ、数が足りなくならない程度に、今後も日本が誇る白州ウイスキーがさらに世の中に広まると良いな~と思うのでした!

まとめ

白州が作られている蒸留所から美味しい飲み方まで、白州の魅力をお伝えさせて頂きましたが、「森香るウイスキー」は実際の広大な森の中で何年もの間、ずっと静かに熟成されていたという事。

ハイボールで、ロックで、ストレートで。

森の香りを感じながら飲むと、また一層さわやかで、美味しく感じてしまいますね。

飲み方に合う、美味しいおつまみと併せて、ぜひウイスキーを楽しんで下さいね!

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