育毛をしている方は必見!蒸しタオルを使用する事が重要?

育毛剤

413B19aD1ML

育毛剤を使用して、抜け毛を減らそうとしている方たちの間で、蒸しタオルを使用する方法が注目されています。

蒸しタオルと言えば、顔に当てる美容法のイメージが強かったので、なぜ育毛剤を使用するのに蒸しタオルが必要なのか理解出来ない方は多いでしょう。

そこで蒸しタオルを使用する事によって、どのような効果があるのか紹介しながら、蒸しタオルの作り方や注意点を説明しましょう。




蒸しタオルで育毛剤が浸透しやすい?

蒸しタオルを使用するメリットとして注目されているのは、育毛剤を浸透しやすくなるからです。

なぜ育毛剤を浸透させやすくするのに、蒸しタオルが有効なのか詳しく説明します。

毛穴を清潔にする事が重要

育毛剤を使用している方でも、育毛効果が発揮出来ない理由の一つに『毛乳頭』まで育毛剤が浸透しない事があげられます。

この毛乳頭は髪の毛を作り出すために必要不可欠なものであり、育毛剤を毛乳頭まで浸透させる事が重要となるポイントです。

このポイントが、育毛剤を付けても育毛効果がない方とある方の分岐点になります。

頭皮の皮脂が過剰分泌されている方は、毛穴に皮脂が詰まってしまい、頭皮に育毛剤を付けても毛乳頭まで浸透しづらくなってしまうのです。

それにひきかえ頭皮の皮脂が過剰分泌されていない方は、毛乳頭まで育毛剤が浸透しやすい頭皮環境になっています。

頭皮の皮脂が過剰分泌している方は蒸しタオルを使う事によって、毛穴に詰まった皮脂を取り除いて、育毛剤を浸透させやすくする方法が重要です。

育毛に欠かせない毛乳頭

蒸しタオルを作る事が育毛剤を浸透させやすいとは言え、少し手間をかける事になるので、途中で蒸しタオルを使用するのを挫折したくなる方もいるでしょう。

そのような事にならないために、毛乳頭が髪の毛を作り出せる仕組みを知る事が出来れば、蒸しタオルを毎日継続して使用出来るはずです。

毛乳頭の周りには『毛母細胞』と呼ばれるものがあって、毛乳頭はこの毛母細胞に栄養を与えながら髪の毛を作るように指示します。

それから毛母細胞は、細胞分裂を繰り返しながら、徐々に角質化していき髪の毛になっていきます。

細胞分裂した毛母細胞は、毛乳頭付近に残るもの以外は、こうして髪の毛になっていく訳です。

毛母細胞がもし無くなってしまえば、髪の毛が生えてこなくなる事から、毛母細胞の事を『髪の製造工場』と呼ばれているほどなので、この毛母細胞へ育毛剤を浸透させる事は重要です。




蒸しタオルの作り方

育毛をする上で、蒸しタオルを使う重要性が分かってもらえた所で、次に蒸しタオルの作り方を説明します。

蒸しタオルには電子レンジで作る方法とお湯で作る方法があるので、この作り方が分かれば自宅でも蒸しタオルを作る事が出来るのです。

電子レンジで作る方法

電子レンジで蒸しタオルを作る際に使用するタオルはバスタオルではなく、フェイスタオルがおすすめです。

バスタオルだと大きすぎるので、蒸しタオルを作るのは難しいからです。

それでフェイスタオルを蒸しタオルにするためには、まず水に濡らして下さい。

水に濡らしたタオルをギュッと絞ってから、絞ったタオルを元の状態へ戻します。

元に戻したタオルを今度は適切な大きさにします。

最初にタオルを縦半分に折りたたんで、それからグルグル巻きにして下さい。

最後まで巻いたら、それを電子レンジに入れて、500Wで約1分前後温めましょう。

この時の暖かさはお好みで良いので、もしも500Wで1分まで温めたタオルが熱かったら、電子レンジで温める時間を短縮して下さい。

お湯で作る方法

電子レンジがなくて、ガスしか使えない方におすすめなのがお湯で蒸しタオルを作る方法になります。

ただし、お湯の場合は電子レンジのように暖かさを微調整するのは難しい上に、失敗したら火傷をする可能性もあるので注意しなければいけません。

まずヤカンの中に水を入れたら、ガスを使ってお湯を作ります。

この時のお湯の温度は40~42度ぐらいが良いでしょう。

お湯を作り終わったら、洗面器にお湯を入れて、その中へタオルを漬けておきます。

それからタオルを絞れば蒸しタオルが完成します。

蒸しタオルの使い方

蒸しタオルが出来たら、いよいよ頭に巻いていく訳ですが、蒸しタオルを付けるタイミングも重要です。

どのようなタイミングでタオルを頭に巻けば、育毛剤を毛乳頭へ浸透させやすいのか説明しましょう。

入浴前

毛穴に詰まった皮脂を取り除くのは、洗髪をする事によって可能なので、蒸しタオルを巻くタイミングで最も有効なのは洗髪前になります。

ただし、蒸しタオルを巻いてから、すぐに毛穴に詰まった皮脂を取り除きやすくなる訳ではないので、おすすめなのが入浴前に蒸しタオルを頭に巻く方法です。

蒸しタオルを頭に巻いてから15分前後になれば、毛穴を取り除きやすくなります。

さらに蒸しタオルを15分も頭に巻く事によって毛穴につまった皮脂を取り除くだけでなく血行を良くする効果も期待出来るのです。

なぜなら暖かい蒸しタオルを頭に巻いたら、血管が緊張していき、蒸しタオルの温度が下がっていく事に従って、今度は血管の緊張が和らいでいき血行が良くなるのです。

血行が良くなれば、毛乳頭まで栄養が届きやすくなるので、育毛している方は蒸しタオルを15分巻いたほうが良いでしょう。

育毛剤を付けた後は?

蒸しタオルを使えば、育毛剤を毛乳頭に届きやすくなる事で誤解して欲しくないのは、育毛剤を付けた後に蒸しタオルを頭に巻く方法です。

育毛剤を頭皮に直に付けるものであれば、育毛剤を頭皮につけた後に水分が頭皮に染み込んでいくと育毛剤の効果が薄くなってしまいます。

なぜなら、育毛剤を付けた後に蒸しタオルを巻いたら、頭皮に付いた育毛剤が毛乳頭へ浸透する前に、蒸しタオルの水分によって流れ落ちてしまうからです。

そのため育毛剤を付けた後に蒸しタオルを頭に巻けば、毛乳頭へ育毛剤が浸透していく訳ではないので、育毛剤を付けた後に蒸しタオルを頭に巻かないようにしましょう。

蒸しタオルを使用する際の注意点

蒸しタオルを使用すれば、毛乳頭へ育毛剤が浸透しやすくなりますが、いくつか注意点があります。

この注意点を守らなければ、様々な問題があるので、蒸しタオルを使用する際の注意点を説明します。

温度管理

蒸しタオルを使用する際に、最も注意しなければいけないのが、蒸しタオルの温度によって火傷をしない事です。

電子レンジで蒸しタオルを使用する際は、毛乳頭へ育毛剤を浸透しやすくするために、蒸しタオルの温度を上げていかない事が重要です。

あくまでも暖かく感じる事が出来れば、頭皮の皮脂を取り除きやすくなるので、あまり無理をしないようにしましょう。

そしてお湯で蒸しタオルを作る際には、電子レンジで作るよりも温度管理をするのが難しくなりますが、ある程度までなら温度管理をする事が可能です。

それはお湯になったら音が鳴るヤカンであれば、ヤカンから洗面器に入れるまでの時間を図る方法です。

洗面器に入れたお湯が熱かったら、ヤカンの音が鳴ってから、洗面器に入れるまでの時間を少しずつ伸ばしていくのです。

そうしなければ、熱いお湯に手を入れて火傷する事になるので注意しましょう。

水分量が重要

蒸しタオルに含まれている水分量も重要で、水分量が多過ぎたらタオルから水滴がポタポタと垂れてしまいます。

そして水分量が少な過ぎたら、皮脂を取り除きやすくする事が難しくなるので、水分量は多過ぎず少な過ぎず適量に保てるようにして下さい。

電子レンジで蒸しタオルを作る際は、水を付けてから、余分な水が出てこなくなるまでタオルを軽く絞る程度で大丈夫です。

お湯で蒸しタオルを作る際でも、お湯に漬けてあるタオルを余分なお湯が出てこなくなるまで軽く絞れば、問題ありません。

まとめ

蒸しタオルの作り方は意外と簡単なので、自宅でも気軽に作る事が出来ます。

蒸しタオルを使って育毛剤を毛乳頭まで浸透しやすくすれば、育毛効果を期待出来ますが、薄毛になる理由は様々な原因があります。

そのため蒸しタオルを使っても育毛効果を実感出来なければ、頭皮の皮脂が原因で薄毛になっている訳ではないので注意して下さい。






育毛剤