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グラフィックボードに使われる8ピン補助電源を使う時の注意点とおすすめ

   

玄人志向 グラフィックボード NVIDIA GeForce GTX750Ti PCI-Ex16 LowProfile 2GB 補助電源なし GF-GTX750TI-LE2GHD

グラフィックボードはスペックが上がるほどより消費電力が上がますが、場合によっては別に電源を供給するための補助電源を必要になります。

実際、ここ数年にリリーズされた多くのグラフィックボードのうち中の上、ミドルハイ以上の性能を持つ製品の大半はなにがしかの補助電源を必要としています。

今回はそうした補助電源に関連した注意点と、おすすめのグラフィックボードについてまとめました。

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そもそも補助電源って何?

そもそも補助電源って何?

と思う方もいるかもしれません。

簡単に表現すると「グラフィックボードを動かすために足りない分の電気を流すための追加ルート」のようなものです。

名前の雰囲気から「メインの電源ユニットとは別にもう1つ電源ユニットを用意しなければならない」といったものを想像しやすいですが、実際には違います。

補助電源というのはグラフィックボードへの電源供給のうち、マザーボードを経由した供給だけでは足りない分を直接電源から供給するために使用するものです。

補助電源は大きく分けて2種類、6ピンと8ピンが存在し、電源ユニットの特定ケーブルを直接グラフィックボードに接続する事で使う事が出来ます。

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補助電源はなぜ必要?

何故、ハイスペックなグラフィックボードに補助電源を必要になるかというと、グラフィックボード側の消費電力の大きさに対して、PCI-Expressのソケットで供給できる電源が75Wまでという制約があるという部分が大きいです。

最大消費電力が75Wよりも多いグラフィックボードは超過分の電力を電源から引っ張ってくる必要が生まれるため、結果として補助電源による直接供給が必要になります。

先にも書いた通り、補助電源には6ピンと8ピンがありますが必ずしもどちらかのみ使うといった事は無く、最高クラスの性能を持つグラフィックボードでは8+8ピンや8+6ピンなど更に大容量の電源が必要になることがあります。

当然、補助電源なしで動作するグラフィックボードのほうが省電力設計と言えるため、新しいグラフィックボードが登場する時には「補助電源なしで○○並の性能」といった表現としても使われています。

補助電源から大体の消費電力が解ります

補助電源として必要なピン数で、そのグラフィックボードの大まかな最大消費電力を把握する事が出来ます。

ある程度のスペックのグラフィックボードを買う時や、電源ユニットを取り換えるときなどに判断の材料になるため、覚えておくと便利です。

補助電源からの供給量は6ピンが75W、6ピンが倍の150Wとなっています。

そのため、PCI-Expressのソケットから供給できる75Wと合計する事で、大まかな消費電力を計算する事が出来ますが、上限ギリギリになる場合は余裕を持たせるために上の規格を使用する事が多いです。

例えば、消費電力が150W前後のグラフィックボードであれば、計算上はPCI-Expressのソケットから供給できる75Wと、6ピンの75Wで足りますが、実際の商品では余裕を持って8ピンを使用している事が大半です。

補助電源ケーブルの勘違いに注意!

初めて自分でPCを組むときに、補助電源が必要なグラフィックボードを使う時はケーブルの種類を取り違えないように注意しましょう。

近いピン数の別用途のコネクタは形状が異なるため、よほど力を加えない限りは間違えて挿してしまうという事はありませんが、万が一のトラブルを防ぐためにも挿す前にはオスメスのコネクタの形状をしっかりチェックして、取り付け時におかしいと思ったらいったん取り外して方向などをしっかり確認するようにしましょう。

また、グラフィックボードに接続する補助電源用のケーブルはコネクタ部分に「PCI-E」などの印字がされている事が多いため、そういった印字などをしっかり確認するのもおすすめです。

ちなみに、電源ユニットによっては6ピンと8ピンのどちらにも対応できるように6ピンに並行して2ピンが用意された6+2ピンのコネクタを採用している事もあります。

変換コネクタを使う時の注意点

補助電源のケーブルが足りない時は、変換コネクタを使い他のケーブルから供給を回すことで解決できる事がありますが、この時に複数の変換コネクタを経由して、無理な供給ルートを作ろうとしないようにしましょう。

例えば、6+2ピン(8ピン)と6ピンしかない電源ユニットで8ピン2本が必要なグラフィックボードを使う時に足りない分の8ピン1本を「他規格2本を6ピンに変更するコネクタ」と「6ピン2本を8ピン1本に変換するコネクタ」とを併用して「6ピン1本と他規格2本を8ピン」にして無理に使おうとする人がたまにいますが、こういった行為は危険なためおすすめではありません。

単純に電源の供給量が追い付かずにPCがダウンしたりする程度で済めばいいですが、場合によってはケーブルが発火・爆発するなどの大きなトラブルに発展する可能性が低くありません。

補助電源から見る大体の必要電源容量

先にも書きましたが、無理な電源確保は非常に危険です。

安全かつ確実に使うためにも、大まかにでも消費電力を把握して、適切な電源を確保する必要があります。

正確な数値ではなくあくまでも大まかな数値を割り出す目的の場合ならCPUがよほど凄い消費電力の物を使っているという場合でなければ、大抵はグラフィックボードの消費電力に300を加えた数字くらいの考え方で十分です。

例えば、8ピン1本を使うグラフィックボードを1枚使うのであれば「75+150+300=525」となるため、大体500~600Wの電源ユニットがあれば余裕を持って対応できます。

ただし、消費電力に対してあまり余裕があり過ぎても効率が悪くなるため、やりすぎには注意です。

また、最近はグラフィックボードの販売メーカーのページなどで推奨される電源容量が記載されるようになっているため、それらを参考にするのも確実でおすすめです。

8ピン以内でおすすめのグラフィックボード「MSI GeForce GTX 1050 Ti GAMING X 4G」

MSI TWIN FROZR VIクーリングシステム搭載 ゲーミング・グラフィックスカード GeForce GTX 1050 Ti GAMING X 4G

価格と消費電力を抑えつつ、それなりの性能のグラフィックボードが欲しい人は、MSIのゲーム向けのグラフィックボードである「GAMING X」シリーズの「GeForce GTX 1050 Ti GAMING X 4G」などがおすすめです。

補助電源は6ピンが1つ必要ですが、想定される消費電力自体は75W前後とされており、推奨電源容量も300Wとかなり控えめになっているのが特徴です。

価格を抑えている分、性能面では上位製品に劣りますが、それでもここ数年のMMORPGならフルHDでも安定して動作させることができる性能を持っているため、初めてのグラフィックボードにもおすすめのモデルです。

8ピン以内でおすすめのグラフィックボード「SAPPHIRE NITRO+ RX470 8GB」

3~5年程度グラフィックボードを使いたいので、耐久性の高い製品が欲しいという人には、SAPPHIREのNITROシリーズの「NITRO+ RX470 8GB」がおすすめです。

補助電源は8ピンが1つ必要で、消費電力は最大で175W程度、推奨される電源容量は500Wです。

性能はnVidiaの製品に比べると若干見劣りする面もありますが、このグラフィックボードの利点は別のところにあります。

NITROシリーズ全体の特徴でもありますが、クーラーに使用しているファンの軸に2重のベアリング軸を使用しているため通常の軸を使用しているクーラーよりも耐久性と静穏性に優れています。

性能に関しても、nVidiaの製品に劣る「ところもある」というだけで価格相応に最新タイトルでも十分に対応出来る性能を持っていますしVRAMも8GBと大容量なため、クーラー部分の耐久性と合わせて、かなり長い期間使っていけるグラフィックボードです。

まとめ

MSI オリジナルクーリングシステム TWINFROZR VI 搭載 GeForce GTX 1070グラフィックボード GeForce GTX 1070 GAMING X 8G

最近は、低消費のグラフィックボードでもだいぶ性能が良くなっていますが、ハイスペックな製品を手に取るつもりであるなら、未だに補助電源に関する知識は逃れられるものではありません。

PCI-Eや補助電源で供給されるのがどのくらいなのかについてあらかじめ知っていると、グラフィックボードの交換や購入を検討する時に仕様をチェックするだけでもある程度の消費電力を概算出来るため非常に便利なため、覚えておくのがおすすめです。

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