オリジナルモデルのグラボを出しているメーカー、特徴はどんな感じ?

グラフィックボード(グラボ)

ASUS R.O.G. STRIXシリーズ NVIDIA GeForce GTX1070搭載ビデオカード オーバークロック メモリ8GB STRIX-GTX1070-O8G-GAMING

グラボを選んでいると、たくさんのメーカーから色々なモデルが販売されているのが解ります。

メーカーだけでもかなりの種類が合ってどれにしたらいいのか分からない、毎度迷ってしまうという人も多いのではないでしょうか。

グラボを販売しているメーカーごとの特徴や雰囲気のようなものについてまとめたので、購入時の参考の1つにでもしていただければ幸いです。



おすすめグラフィックボード製品ランキングはこちら





オリジナルモデルのメーカーってどんな会社があるの?

主にオリジナルモデルを作っているメーカーには次のようなところがあります。

  1. ASUS
  2. MSI
  3. GIGABYTE
  4. ELSA
  5. ZOTAC
  6. 玄人志向
  7. Palit
  8. SAPPHIRE
  9. PowerColor
  10. HIS

などが挙げられます。

オリジナルモデルは一部の技術水準の高いメーカーを除くと、基本的にはクーラー部分を独自開発しています。

そのため、クーラー部分は特に各メーカーのオリジナルモデルで違いが表れやすくなっていて、サイズや冷却性能などが大きく異なるのが特徴です。

また、メーカーの異なるグラボであっても使用しているGPUが同じ場合には、BIOSの仕様変更などで簡単に修正出来るクロック周波数などを除くと、基本的な部分は同じ仕様になっています(=リファレンス相当で使うとほぼ同じ性能になる)。



おすすめグラフィックボード製品ランキングはこちら





ASUSのグラボの特徴は?

ASUSは台湾のメーカーで、グラボに限らずPCパーツ全般色々な製品を販売しているメーカーでもあります。

ちなみにメーカー名のASUSの読み方は色々あった上で最終的に世界的に「エイスース」を使う事に落ち着いたらしいです。

グラボ分野においてはOC版のグラボのクロック数は高め、全体的に安定感強め、など優秀なモデルが多いですが、その分価格が他のメーカーよりも少し高いかな?

という部分があります。

予算に余裕があるならASUSのグラボはほぼ間違いなしだと思います。

MSIのグラボの特徴は?

MSIも、ASUSと同じく台湾発祥のメーカーでグラボ以外にマザーボードなども出しているメーカーです。

ミリタリークラスという独自の規格を持っていて、グラボに限らず高耐久な製品が多いのが特徴です。

グラボは赤と黒のツートンカラーが特徴的な「GAMING X」シリーズをはじめとして、クロック数をリファレンス相当まで抑える代わりに価格を抑えた「ARMOR」シリーズ、Corsairの水冷モジュールを採用した、最初から水冷仕様になっている「SEA HAWK」シリーズなど、同じGPUでも複数の中から自分に合ったものを選べるのが大きな特徴です。

GIGABYTEのグラボの特徴は?

GIGABYTEも上2メーカーと同様に台湾のメーカーです。

上2メーカーと比べると若干地味な感じもしますが、製品の出来に関しては遜色ないレベルの技術を持っているメーカーでもあります。

グラボに関しては、2~3連ファンを持つグラボが多いので冷却性能が高い反面、サイズも大きくなりがちなので、購入前のチェックは必須です。

ASUSやMSIと比べると全体的に価格が安いですが、かといって粗悪な製品を売っているという感じは全くないどころか、むしろ製品自体は良いものが多いです。

ELSAのグラボの特徴は?

ELSAは、nVidiaのグラボを専門として扱っているメーカーです。

また、専門のユーザー向けにQuadroなども販売しています。

ELSAのグラボの面白い点として、一切OCされていない点があります。

そのため性能自体は他メーカーと比べて若干低いですがその分安定した動作が見込めるのが大きなメリットです。

定格動作メインで使う人やQuadroが欲しい人におすすめのメーカーです。

価格は全体的にやや高めです。

ZOTACのグラボの特徴は?

ZOTACは香港発祥のメーカーで、グラボ以外にもマザーボードやベアボーンキットなどを作っているメーカーです。

ZOTACのグラボの特徴は価格が安い点とショートモデルなどが多い点です。

特に価格の安さは、ハイエンドモデルで顕著で時には他のメーカーのグラボと比べて1万円以上安くなっている事も珍しくないため、手に取りやすいメーカーです。

一時期は「すぐに壊れる」「作りが雑」などとも言われていたメーカーでしたが、最近は改善されたため、値段の安さも手伝って人気のグラボメーカーの1つになっています。

玄人志向のグラボの特徴は?

玄人志向はグラボ以外にも電源なども販売しているメーカーです。

価格が安い代わりにメーカーサポートについては一切行わないとしているメーカーで、トラブルが起きた場合には自分で対処する必要があるという一風変わった特徴のメーカーです。

一見すると強気すぎるメーカーにも見えますが、取り扱っている製品自体は良いものが多く、グラボも性能こそリファレンスに近いものの決して安かろう悪かろうといった物ではありません。

MSIやASUSのような優等生な感じこそ無いもの、作り自体は比較的しっかりしているため、購入後の対応が出来るようなら安いこちらを選んでみるのもおすすめです。

Palitのグラボの特徴は?

Palitは、台湾のnVidiaのグラボを専門としているメーカーです。

国内では特定のショップでしか購入できないため、手に入れるためにはそのショップで購入するか、個人輸入するなどの方法が必要になります。

Palitのグラボの特徴は「価格が安い事」「癖のある製品が強い」の2点が挙げられます。

また、GTX1050Tiのファンレスモデルや、2重反転ファンを採用したGTX1080Tiなど特徴的なモデルも多数あります。

良くも悪くも価格相応なグラボが多いので、その点を割り切れる人向けです。

SAPPHIREのグラボの特徴は?

SAPPHIREは香港のグラボメーカーで、AMD/ATIのグラボを専門に取り扱っているメーカーです。

また、最近のRadeonのリファレンスモデルを設計しているのはSAPPHIREなのでは?

とも言われています。

グラボは、リファレンス相当のクロックとOCモードの2段階を切り替えられるスイッチを搭載したNITRO+シリーズや、性能を抑えて価格を下げたPULSEシリーズなどがあります。

また、2重ベアリングを採用した高耐久かつ静穏性の高いファンなども特徴です。

価格は安めですが品質自体は良くコストパフォーマンスは高めなため、Radeonのグラボを購入予定であるのなら、第一候補になり易いメーカーの1つです。

PowerColorのグラボの特徴は?

PowerColorは、Radeonのグラボを専門としている台湾のメーカーです。

SAPPHIREと同様にRadeonを専門としているため、同GPUを使用したグラボを購入したい場合には候補に入る事が多いメーカーです。

PowerColorのグラボは3連ファン搭載モデルや、3スロット占有する極厚仕様のクーラーを搭載したモデルなどが大半を占めるため、搭載が難しい点がネックになっていますが、一方で大型のクーラーは静音かつよく冷えるとされています。

価格は、SAPPHIREよりも安いことが多いため、サイズさえクリア出来ればかなりおすすめのメーカーと言えます。

HISのグラボの特徴は?

HISは香港のメーカーで、現在はRadeonのグラボを専門として取り扱っているメーカーです。

かつては外排気型のクーラー[IceQ」などで一部に有名なメーカーでしたが、現在は通常のクーラーに移り変わっている点もあり、知名度はかなり低くなっています。

HISのグラボはスペック的にはOC版といってもその具合はかなり抑え目な事が多く、基本的にはリファレンスとほぼ同じ程度のスペックの製品が多いです。

SAPPHIREやPowerColorと比べるとオリジナリティは薄いものの、新製品でも低価格で発売されるため、リファレンスと大差ないスペックでもいいという場合にはコストパフォーマンスも良いメーカーです。

ただし、他のメーカーとはスタンスが若干異なるのか、メーカーサポートはお世辞にも手厚いとは言えないとされています。

まとめ

グラボを販売しているメーカーは、たくさんの種類がありますがおすすめ出来るメーカーはほぼ固定されています。

nVidiaならASUS、MSIの2メーカー、AMDならnVidiaでおすすめした2メーカーに加えてSAPPHIREがおすすめです。

また、玄人志向はトラブルが起きた時が厄介ですが、安くてそれなりに良い製品が揃っているため、トラブルを自分で解決する自信があるのであればおすすめです。