グラフィックボードのファン清掃について

グラフィックボード(グラボ)

ELECOM KBR-001BU ホコリキャッチャー

デスクトップパソコンでネットゲームのプレイやネット動画の視聴を行うためにはグラフィックボードの後付けが必須です。

グラフィックボードを後付けする際は、高性能なグラフィックボードを購入することで長期運用することが可能です。

しかし、グラフィックボードを長期運用する上で一番問題を生じるのが冷却ファンの問題です。



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冷却ファンの清掃は綿棒でコツコツ!

先ず、グラフィックボードを長期間使用すると大量のホコリが堆積します。

その際に冷却ファンに大量のホコリがびっしり付着しています。

そこで、グラフィックボードを清掃することになります。

しかし、グラフィックボードの清掃で一番問題となるのが、冷却ファンの清掃です。

ファンブレードの清掃は容易なものの、清掃には注意が必要です。

冷却ファンのブレード自体は非常に薄い樹脂素材で成型されているため、力加減が需要です。

特に、簡単な方法としてはキッチンペーパーやティッシュなどでホコリを除去することですが、ファンブレードの破損を考えた場合は綿棒でホコリを除去するのがおすすめです。



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パーツクリーナーは厳禁!

グラフィックボードの冷却ファンを清掃する際、市販のパーツクリーナーを使用することを考える方がいます。

しかし、パーツクリーナは絶対におすすめしません。

基本的にパーツクリーナの場合は、樹脂素材を痛める可能性が非常に高いです。

本来は金属製品の脱脂に使用されることを考慮しているため、冷却ファンのブレードを溶かす恐れがあります。

冷却ファンの清掃にパーツクリーナーを使用した場合は、ファンブレード自体が劣化してしまい、破損の原因となります。

また、グラフィックボードの基盤自体を損傷する可能性があることや、ICチップなどの破損原因となる可能性があるので使用は厳禁です。

基本的に、はんだ接合の際はフラックスが使用されます。

フラックス自体も油分であるため、パーツクリーナを使用すると接点での酸化が進行し、導通不良が発生します。

回転部のベアリングは要注意!

グラフィックにボードをメンテナスする際に重要なのは、ホコリの除去よりもベアリングのメンテナンスです。

基本的にベアリングのメンテナンスにパーツクリーナうぃ使用することは御法度です。

パーツクリーナの目的は噴きつけた部分の脱脂です。

そのため、油分が含まれるベアリング部の脱脂はグラフィックボード自体の寿命を短くする原因にまります。

冷却ファンに使用されるファンの多くには、シールド付きのベアリングが使用されているものの、メンテナンス時の性能確保は考慮されていません。

特に冷却ファンは常に高回転にあるため、ベアリングの消耗が激しくなります。

そのため、パーツクリーナクリーナなどを使用した場合は、ベアリングの油分が溶質し易くなるため適切なメンテナンスが必要になります。

特に、冷却ファンのベアリングにパーツクリーナを使用した場合は、ベアリング内部のグリスが溶けだしてしまい、回転性能に重大な問題を引き起こす可能性が高まります。

使用するなら99%の高級アルコール!

パーツクリーナよりおすすめなのが99%以上の高級アルコールです。

高級アルコールといっても価格が高価と言うことではなく、純度が高いということです。

消毒用や工業用のアルコールの場合は純度が高く、脱脂能力が非常に高いです。

そのため、グラフィックボードの冷却ファンを清掃するのには最適です。

特に消毒用のアルコールは純度が高く、グラフィックボードの清掃には最適です。

グラフィックボードの場合、常に高温かつ高加湿な状態で運用するため、とても過酷な環境で使用されます。

そのため、適切なメンテナンスえおおすすめします。

まとめ

私綿自身、過去にパーツクリーナーを使用してグラフィックボードのメンテンスを行ったkとがあります。

結果として冷却ファンの回転が不安定になり、動作不具合に至りました。

原因は冷却ファンのべリングからグリスが溶け出していたことが問題です。

グラフィックボードのメンテナンスは重要ですが適切な方法が需要と考えます。