グラフィックボードのメモリについて

グラフィックボード(グラボ)

Transcend ノートPC用メモリ PC3L-12800 DDR3L 1600 4GB 1.35V (低電圧) - 1.5V 両対応 204pin SO-DIMM (無期限保証) TS512MSK64W6H

パソコンを利用して、ネット動画やネットゲーム、その他お絵かきソフトを使用するユーザーにとってグラフィックボードはパソコンの画像処理性能を向上するために必要な後付けパーツです。

しかし、初心者がグラフィックボードを選ぶ上で躓くのがGPUやメモリの問題です。

そこで、今回はグラフィックボードの基本的な選定方法について説明します。



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グラフィックを選ぶならメモリ容量を優先する

グラフィックボードを初めて購入される方は、つい値段で選んでしまう傾向があります。

しかし、安価なグラフィックボードでも十分な画像処理性能を有することが多くあり、特にメモリ容量があれば、全く不便を感じることなく、ネット動画の視聴やネットゲームのプレイが可能です。

格安のグラフィックボード、特に10,000円以下の商品が魅力的ですが、これらのグラフィックボードの多くは、搭載されるメモリが1GBと情報処理領域が不足気味です。

そこで、初心者がグラフィックボードを購入するのであれば、あと5,000円程追加して、搭載メモリが2GBのものをおすすめします。



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メモリ容量は2GBあれば十分

グラフィックボードを購入する際、やはり搭載されているメモリ容量が気になるはずです。

しかし、現在はグラフィックオードの価格も安くなり20,000円以下の製品でも2GBのメモリが搭載されています。

基本的に2GBのメモリがグラフィックボードに搭載されていれば、動画の視聴や画像容量の少ないネットゲームのプレイは問題なく行うことが可能です。

よく、パソコン初心者は高額なグラフィックボードを購入しがちですが、メモリが4GBなどは基本的にパソコンに対するスペックが過剰になります。

いくらグラフィックボードの画像処理能力が高くても、パソコン本体のCPUやメモリが不足すれば、全く能力を発揮できないものになります。

正直、ただの宝の持ち腐れになってしまうのでパソコン初心者にはエントリークラスのグラフィックボードをおすすめします。

メモリ以外に注意が必要なGPU

グラフィックボードを購入する際に、先ず購入の条件となるのが搭載されるメモリですが、いくらメモリ容量が多くても、GPU(グラフィックボード専用のCPU)の性能が不足していれば全く意味がありません。

そもそも、グラフィックボードに搭載されているメモリは、パソコン本体のメモリ同様に一時的に情報を処理する場所です。

そのため、GPUの処理能力が低ければその分だけ、メモリ内に未処理の情報が蓄積して、情報処理に遅延が発生します。

メモリが如何に大きくても受け入れられるデータ容量は有限であるため、GPUはそれなりの処理能力が必要です。

用途に合わせて買うならこの価格帯

グラフィックボードですが、GPUの処理速度やメモリの容量が同等でも価格帯は様々です。

基本的にグラフィックボードは、GPUメーカーが販売するものよりグラフィックボードメーカーが販売するものの方が安価で高性能です。

それは、GPUが新しければ開発コストや生産コストを如何に回収するかになるからです。

グラフィックボードメーカーが設計したものであれば、GPUの性能を限界まで引き出し、動作に必要なメモリを有するものが安価に手に入ります。

実際に20000円もあれば、ネット動画の視聴およびネットゲームを快適にプレイする環境は確保できます。

その多くは、メモリ容量が大幅に改善されているのが関係しています。

まとめ

筆者自身、過去に自作パソコンにはまり、ネットゲームマシンを制作しました。

その当時は、グラフィックボードの性能も低く、安価なものでメモリ容量が128MBでミドルクラスでも256MBです。

現在のグラフィックボードに比べたら、全く性能が追いつきません。

それでも当時流行していた3Dネットゲームが出来る状態だったので、現在のグラフィックボードの性能には驚いています。

やはり、グラフィックボードの性能やパソコンパーツを見ると再び自作パソコンを製作したくなります