ユーザーからも高評価!Palit製グラボが今人気の理由

グラフィックボード(グラボ)

Palit Jetstream GTX 980 4gb, Nvidia Graphic Card, Brand New [並行輸入品]

グラボを選ぶ基準の一つにユーザーからの支持があります。

どれだけスペック上の数値が高くとも、すぐに不具合が露呈してしまうような製品はユーザーからの支持を得る事は出来ません。

また、性能と購入価格が釣り合っている「コスパに優れた」製品ほど高い指示を受ける傾向があります。

今回は数あるグラボメーカーの中でもユーザー支持率が非常に高いPalit社の秘密に迫ります。



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Palitについて

Palitは1988年に台湾で設立されたPCパーツブランドの老舗で、現在は主にグラボを製品展開しています。

NVIDIAの公式パートナーとしても知られており、同社の看板GPUであるGeForceシリーズの製品展開を世界中で行っています。

中国にある自社製造工場での月間グラボ生産台数は120万枚と非常に大規模で、世界のグラボシェア率は業界でも1,2位を争うトップクラスです。

ちなみに2017年はPalitが日本に進出してちょうど10周年となる記念の年です。



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輝かしい受賞歴

自作PCユーザーがPCパーツを買い求める際、販売価格と製品の評価を見るために参考にするサイトの代表格が「価格.com」です。

ここには実際の利用者の口コミが多数掲載されているので、任意のカテゴリーで特定の商品を選ぶ時に非常に参考になります。

今回ご紹介するPalitはその価格.comで毎年決定されるプロダクトアワード「ビデオカード」部門で3年連続金賞を受賞した輝かしい経歴を持っています。

プロダクトアワードでの受賞は多数のユーザーの支持を得なければ達成する事が出来ません。

この受賞はいかにPalitの製品がユーザーに満足感を与えているかを示す格好の判断材料となります。

ちなみにPalitの製品群には価格.com以外でも世界各国で受賞歴があるので、興味を持たれた方は一度公式ホームページの受賞歴を確認すると良いでしょう。

国内販売はドスパラのみ

グラボは通常PCパーツを取り扱う様々な店舗やサイトで入手する事が可能ですが、Palitの製品だけはドスパラのみが国内正規代理店となっています。

複数の店舗やサイトで販売していないので実質価格競争やサービスの違いが生じないという側面もありますが、ドスパラは自作PCユーザーからの信頼が厚い老舗のPCパーツ販売店です。

そしてドスパラには修理料金の負担が実質0円になる保証サービスや取り付け代行のオプションも存在するので、初心者でも安心して製品を導入する事が出来るというメリットがあります。

さらに店舗側がPalitの製品知識に精通しているので、万が一トラブルがあった場合にもサポートを利用した解決が容易になるという利点があるのもポイントです。

これは国内正規代理店ならではの強みと言えるでしょう。

製品の紹介は豊富に用意

ドスパラの公式ホームページでは製品ごとに詳しくスペックや特徴が紹介されているので、Palit製グラボの購入検討時には非常に役立ちます。

ベンチマークについては計測時の室温環境などのデータも併せて掲載しているので信頼性が高く、また個別に精緻な製品レビューも行なっています。

グラボの新製品が登場するとスペック情報のみを掲載していち早くレビューを行うサイトは多数存在します。

ただしドスパラでは実際にメーカーから提供された製品を元にテストを行った上でレビューを掲載し、さらにはその製品の販売も手掛けているのでとても信頼できます。

動作音について

各メーカーは自社のグラボに独自のOC(オーバークロック)を施しているので、リファレンスカード以上の大型冷却ファンを装着している場合があります。

性能を最大限に引き出す為に動作クロックをかなり上げている場合もあるので、リファレンス付属の冷却ファンではグラボ本体の温度を低下させる事が出来ないのです。

ハイエンドなグラボほどこの傾向は強まり、それに伴いファンの数と負荷が生じた際の動作音は上昇していきます。

基本的にグラボに高負荷を与えるほどファンは高速で回転を始めるので、場合によっては耳障りな騒音のように聞こえる事も珍しくはありません。

そこでPalitはグラボの動作時における騒音問題を解決すべく、「JetStream」というオリジナルクーラーを開発しました。

JetStreamについて

「JetStream」が持つ大きな特徴の一つが逆回転するファンの存在です。

多くの冷却ファンは通常全て同じ向きに回転する事で気流を発生させますが、「JetStream」で採用されているファンは片方が逆方向に回転する仕組みとなっています。

これによりグラボの中心方向に対して大きな気流を巻き起こす事が可能となり、その結果冷却性能が上昇するのです。

さらにファンの形状自体も実際のジェットエンジンを参考に開発されているので、より効率的な風の流れを起こす事が出来ます。

音がしない0-db機能

そして「JetStream」最大の特徴は、GPUの温度が60度以下の場合はファンが回転を停止するというセミファンレス方式です。

Palitはこの機能を「0-db Tech」と呼んでいます。

グラボは常時高熱を発しているわけではなく、負荷の度合いによって温度が上昇するパーツです。

したがって「アイドリング時」と呼ばれるグラボが稼働していない状態ではファンを回す必要はありません。

そこでPalitはグラボの温度監視を行い、温度上昇に応じてファンを回転させる仕組みを採用したのです。

実際にゲームをしてみると、描写によって負荷が掛かる場面では自動的にファンが回転を始めるのが分かります。

そして温度が下がるとファンは回転を停止し、アイドリング状態になるのです。

冷却ファンを常時回転させないことによってファン本体の寿命が伸びるので、製品を長く使い続ける事ができるのです。

最新規格TurboJet4

さらにPalitは最新の技術として「TurboJet4」を開発しました。

これは上下に2つの冷却ファンを設置し、それぞれを反対方向に回転させるという仕組みで、一つのグラボが4つの冷却ファンによって守られる画期的な手法です。

「TurboJet4」のメリットは空気の流れを集中的に送る事が出来るという点にあり、また回転時のノイズを軽減する効果も持ち合わせています。

Palitはこの技術で特許を取得しているので、4連ファンの威力を実感するには同社の製品を購入する以外に方法はありません。

コスパに優れた製品群

Palitの製品群の特徴は「適切な価格帯」です。

現時点でハイエンドグラボの最高峰であるGTX1080Tiを例にとって見てみると、最も高価な物は販売価格が13万円を超えています。

一方最安の価格は8万円台ですが、Palitの製品はこの価格帯で販売されています。

同じGPUを利用したグラボであまりに高額な製品を積極的におすすめする事が出来ませんが、この価格帯であればユーザーも十分に納得するでしょう。

その他の主力製品でもメーカー別の販売価格では常に中間地点に存在しているので、Palitはグラボに標準的な価格設定を行っている事が分かります。

その一方でグラボのエントリーモデルとして人気のGTX1050Tiをほぼ最安値で販売しているなど、初心者にも優しい価格設定がある事も見逃せません。

まとめ

いかがだったでしょうか。

Palitには勤続15年を超えるベテランの技術者が多数在籍しており、日夜優れたグラボの開発を行っています。

常にユーザーが満足する製品作りを心がけている会社だからこそ、良質で手頃なグラボを提供する事が可能となり、それが結果的にユーザーの信頼を勝ち取る事に繋がっているのではないでしょうか。

まだPalitのグラボを使用した事がない方は、ぜひ次回の製品選びに加えてみてください。