栄えある第1世代のIntel CPU対応のLGA1156マザーボード

マザーボード

ASUS LGA1156 ATXマザーボード P7P55D-E

IntelのCore iシリーズ第1世代を搭載できるマザーボードのソケット形状はLGA1156です。

今やIntelの代名詞となったCore iシリーズを最初に搭載した、いわば歴史的なマザーボードがLGA1156です。

LGA1155は2009年登場で、LGA775の後継機種にあたりますが。

搭載CPUの互換性はありません。

またその後のLGA1155,LGA1150などとも互換性はありません。



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LGA1156マザーボード搭載のチップセット

LGA1156マザーボードに搭載されるチップセットはP55・H57・H55・Q57です。

いずれもメモリーアクセスはデュアルチャネル対応のDDR3-1333。

P55はグラフィック出力機能非統合ですが、高性能CPU向けのチップセットなのでLGA1156のチップセットとして主力の位置にありました。

そのため第1世代CPUの能力を充分に引き出したいと思う人にはおすすめのチップセットです。

H57・H55はCPU内蔵のグラフィック機能のディスプレイ出力ができます。

Q57は主として業務用途に使われます。

H57とH55の主な機能の違いはRAID機能の有無にあります。

グラフィック機能を除いてP55と同等の性能を有するチップセットはH57です。



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Intel CPU第1世代とは

Intel CPU第1世代の開発コード名はLynnfield、Core i7は4コア8スレッド、Core i5は4コア4スレッドです。

プロセスルールは45nmです。

Core i7の8**番台、Core i5の7**番台です。

共有3次キャッシュは8MBです。

次いでプロセスルールが32nmとなったClarkdaleのCPUはCore i5、i3、Pentium、4コア4スレッドです。

Core i5の6**番台、Core i3の5**番台、Pentiumも6***番台のCPUが該当します。

各コア内の2次キャッシュは256KB、共有3次キャッシュは最大4MBです。

その他にHyper-Threading、拡張版Speed-Stepの機能が搭載されます。

Core i5にはTurbo-Boostも搭載、使用状況に応じてCPUの動作周波数が自動的に調整されます。

前の時代のCore 2 Duoなどと比べて省電力化が図られています。

多くのCPUではTDP73Wですが、Core i7などの高性能モデルでは95Wほどになります。

おすすめのLGA1156マザーボード

ASUS LGA1156 ATXマザーボード P7P55D-E

おすすめのLGA1156マザーボードはASUS P7P55D-E です。

チップセットはP55、ファームはATXです。

チップセットにP55を搭載したマザーボードとしては比較的安価なマザーボードです。

しかしNO1マザーボードメーカーASUSの製品だけあって、品質は高く耐久性も良いマザーボードです。

また、オーバークロック機能や省電力機能はP7P55D-E EVOなどの上位機種と同等の機能を有しています。

CPUクロックや倍率やCPUコア電圧も細かく設定できます。

CPU Level Up機能を対応しているのでCPUのモデル名を入力するだけで簡単にオーバークロックできます。

USB3.0やSerial ATA 6Gbpsといった高速なインターフェースを備えていて全体的なパフォーマンスな高さは現在でも充分実用性が高いといえます。

まとめ

LGA1156マザーボードはIntelのCore iシリーズをはじめて搭載したマザーボードです。

比較的生産された期間が短く、次世代のLGA1155マザーボードが早めに台頭したので、中古市場でもそれほど流通数は多いとはいえません。

そのため第1世代のCore iシリーズを使いたい人には、LGA1156マザーボードの状態のいいものを見つけた時には買い時といっていいでしょう。






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