自作初心者必見、長く使えるマシンにするためのマザーボード選び

マザーボード

Gigabyte Ultra Durable GA-H110M-S2H Desktop Motherboard - Intel H110 Chipset - Socket H4 LGA-1151 [並行輸入品]

これから自作を始めようと考えている方、どのパーツを重視して選ぼうとされていますか?

やっぱりCPU?

メモリ?

ゲームをされる方はグラフィックカードも重要ですよね。

でも、できるだけ「長く安定して使う」事を重視するならば、マザーボード選びにも気を使ってみてください。

マザーボードはすべてのパースを接続するための土台、一番の基礎となる部品です。



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マザーボードの故障は結構多い

自作でパソコンを作り始めてはや15年ですが、今まで故障したパーツで多かったのは、ハードディスク、マザーボードの二つ。

CPUやメモリ、グラフィックカードの故障経験はありません…途中からグラフィックカードは自体買う自体なくなりましたが。

ハードディスクの故障も多かったですが、最近は物理的な衝撃に強いSSDを使うようになって問題はほぼ解決。

という事は、一番気にすべきパーツはマザーボードの一点が残されるのみです。



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自作の場合、マザーボードの故障は致命的

メーカー製造のパソコンの場合は同じマザーボードが大量に保管されていて、故障したとしても同じマザーボードの新品を乗せ換えて、修理完了。

簡単なものです。

しかし自作の場合、同じマザーボードが故障した時にも販売しているとは限りません。

私の場合、作った2年後にマザーボードが故障したのですが、その間にCPUのソケットが変更になってしまいました。

(CPUにはソケットの型式があり、ソケットの型式が違うマザーボードにはCPUを搭載できない)新品のマザーボードを買うと、CPUを買い替えないといけなくなり余計な出費がかさんでしまう所でしたが、幸運にも知り合いの古いマザーボードをもらう事ができました。

また、OSにインストールされているドライバーもマザーボードに依存するものが多く、ドライバーの再インストール作業にも手を焼きました。

しかも、ドライバーの再インストールの影響かOSが不安定になり、結局はOS自体を再インストールしなければいけない羽目になりました。

すべてのパーツがつながっている、ハードウェアの土台ともいうべきマザーボードは、OSとがっちり連携しているパーツ。

マザーボードの交換は、経験上OSにも大きな影響を与えてしまう事を知りました。

マザーボードの故障で多い原因は?

私の場合、マザーボードの故障の原因はすべて「コンデンサーの液漏れ」でした。

「コンデンサー」とは、電気をためておく部品で、乾電池の用に中に電解液といわれる液体が入っています。

故障したパソコンを開けてマザーボードを眺めていると、乾電池の液漏れのように、本当に液体が漏れているんですよ。

しかも、多少液漏れしてもしばらくは正常に動くのか、液漏れしたコンデンサがさび付いている状態の事もありました。

マザーボードはCPUを中心に高温となるので、その熱が原因で液体が膨張し、コンデンサが破裂してしまう。

だから、ファンを付けるなどして冷やすわけですが、使う環境や季節によってそれでは追いつかなくなることも考えられます。

普段は気にしないのですが、こうしたトラブルにあうと「パソコンもただの機械なんだなぁ~」と再認識させられます。

故障を避けるマザーボードの選び方

そんなトラブルに何度かあってから、パソコンパーツ屋で見かけたマザーボード。

そこには「Ultra Durable(超耐久)」と書かれたパッケージと、「個体電解コンデンサ」という説明文。

コンデンサの液漏れに悩まされていた私には「液体ではないコンデンサーがあるなんて!」と、大ショックでした。

GIGABYTE社の製品でしたが、その次に自作したパソコンでは「Ultra Durable」シリーズで決定。

それ以降、マザーボードの故障に悩まされることはなくなりました。

今のマシンも5年くらい使っていますが、まだまだ元気に動いてくれています。

個体電解コンデンサを搭載しているGIGABYTEの「Ultra Durable」シリーズ、ばっちりおすすめです。

まとめ

これから自作を始めてみようと考えているみなさん、「CPUなに買おう」「ハードディスクにしようか、SSDにしようか」と悩まれていると思いますが、マザーボードもきちんと選んでくださいね。

マザーボードが故障したら一大事、もしかするとせっかく選んだCPUも買い替えないといけないかもしれません。

良いものを選べば、それだけ長く使えるマシンになるのがマザーボードです。







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