自作PCはマザーボードから選ぼう!

マザーボード

Tecum Magi 自作PC用ベアボーンキット MINI-ITX LGA1155 Ivy Bridge対応

自作PCを作る際にはPCケースからCPU、電源など数多くのパーツを自分で選んで組み合わせていきます。

その際に真っ先にPCのスペックを決めると思いますが、既にその時からPCパーツの選択が始まっているのです。

なにしろ、どんなPCを作るにもまずPCケースとそれに合うマザーボードの選択をしないと理想のPCは作ることができないからです。



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なぜマザーボードから選ぶのか?

自作PCを作るのにあたってマザーボードを最初におすすめとして選ぶ理由を説明します。

まず、マザーボードというものはその名の通りPCの母体なのです。

様々なPCパーツもどんな形にせよマザーボードを様々な方法で経由して通信を行うわけであって、これがないと何も始まりません。

なので、マザーボードを決めてからそれに合うパーツから選んでいかないといけないのです。

そうしなかった場合、パーツの不適合やパーツを繋ぐためのパーツを増やすことになるなど、様々な不都合要因が出てきてしまうことになります。



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マザーボードを選択するときの注意

さて、それでは実際にマザーボードの選択から始めることになりますが、ここで注意する点が出てきます。

まず一番にはチップセットの選択から始めないといけません。

チップセットとはマザーボードの通信回路をまとめている総称です。

これは有名どころとして「Intel」「AMD」「NIVIA」の御三家が作っていますが、ほとんどは「Intel」がシェアをとっています。

ここで重要なのは「Intel」が作ったチップセットには「Intel」のCPUしか載せることができないという点があります。

「Intel」のチップセットのマザーボードには「AMD」のCPUは載せることができません。

次に、PCを作るときに普及しているCPUのソケット型番に注意する必要があります。

マザーボードにはCPUソケットや電源用ソケットなどPCパーツを接続する「ソケット」がある訳ですが、中でもCPUソケットは時期によって「型番」が変わります。

これはCPUの性能進化によって小型化が進んだりすると区別として変わることがあって、型番が変わるとソケットにハマる形も変わるのです。

なので、自分が作りたいスペックのCPUと合わせる必要が出てくるのです。

では、CPUから選んでもいいのでは?と思うかもしれないですが、ここで先にCPUから選択するとマザーボードの選択肢が狭まって欲しいソケットが足りなかったり、その他の接続機能が1世代前のものだったりする可能性が出てくるのです。

その点、マザーボードから選べば欲しいソケットの数も確実に選べますし、接続機能も最新を選べます。

市場で販売しているマザーボードの商品表記にはマザーボードの型番と、必ず対応するCPUのソケット型番が書かれていますので、必ずチェックしてから選ぶようにするのがおすすめです。

たまにCPUが既に内蔵されている場合があるので要注意です。

マザーボードの種類

マザーボードにもいくつか種類があるので軽く説明しましょう。

まず、大きい判別として2種類があります。

「ATX」と「Micro-ATX」という2つですが、何が違うのかというと基盤の大きさが違って「ATX」が大きく通常のタワー型PCなどで使われ、「Micro-ATX」は小さめでスリムタワー型PCやマイクロPCなどに使われます。

選ぶ利点の内容はシンプルで、大きければ接続機器のソケット数が多くて大きいパーツも付けられる。

小さければコンパクトにPCを作れて置き場に困らないという感じです。

それぞれでメリット・デメリットがあるので用途によって使い分けましょう。

まとめ

自作PCを作る際には本当に数多くのPCパーツを選んで、満足するPCを組み上げていきます。

その中でもマザーボードはそのパーツを全て繋いで管理する重要パーツです。

自作PCではパーツ同士の互換性問題が多く挙げられますが、その殆どに影響を及ぼすのもマザーボードなのです。

何事にも基盤の選択は重要ですが、PCのマザーボードもまさにその1つなのです。







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