できれば長く使いたいけど…サイクルジャージの寿命はどのくらい?

サイクルジャージ

2293886 / Pixabay

せっかくサイクルジャージを買ったならば、それを少しでも長く使いたいと思うのは当然です。

でも、そもそものサイクルジャージの寿命がわからないと、それを長く使うも何もありません。

そこでここでは、サイクルジャージの寿命についてみていきたいと思います。

それを知って、少しでもそれよりも長持ちさせられるように工夫してみてください。



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サイクルジャージの寿命は4年程度

サイクルジャージの寿命は、ずばり約4年程度です。

それは、4年たったらすぐに使えなくなるということでは当然ありません。

しかし、4年を目安にどんどん素材が劣化していってしまうのです。

素材が劣化していくとなると、それがいつ破れたりしてもおかしくなくなります。

だからそれくらいが寿命になるのです。

確かに実際には、4年以上使用しているけどまだまだいけそうと感じることもあります。

でもたとえばそれを着てサイクリングをしているときなどにそれが破れてしまったらすごく恥ずかしいです。

替えをすぐに用意できる環境でそうなるのであればまだましですが、替えをすぐに用意できないこともあるものなのです。

その場合には敗れたまま自転車に乗らないとなりません。

それはすごく恥ずかしいです。

そうなることを防ぐためにも、4年くらいが寿命だというのは覚えておいた方が良いでしょう。

素材感でわかるようになる

ただ実際、なんの前触れもなく破れてしまうということはありません。

破れる時にはだいたい、前触れがあるものなのです。

サイクルジャージの場合は、触り心地がざらざらしてきたと思ったら、それはもう寿命のサインです。

基本的にはサイクルジャージは、柔らかくて伸びやすい素材であることがほとんどです。

それなのに、それがざらざらして固くなってきているということは、素材感が変質してきてしまっているということにほかなりません。

そこからは破れるまでも時間の問題になります。

なのでそうなったら着続けるのはリスクがすごく高くなるのです。

そして4年以上たった時にそうなることが多いので、二つ覚えておくとよいでしょう。

まず4年くらいで素材が弱くなってくる。

そしてその素材がざらざらしてきたらそれが寿命の合図。

そう覚えておけば、破れなどの失敗をする可能性はすごく少なくなります。



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たくさん着つつ寿命を延ばすのが一番

当たり前の話ではありますが、サイクルジャージの寿命は、それの使用頻度によっても変わってきます。

使用頻度が多ければ多いほどに、素材が受けるダメージは大きくなっていきます。

だから、極端な話ではありますが、毎日のようにそれを着るようにしていたら、1年から2年くらいですぐに寿命が着てしまうという可能性もあります。

でも、では着なければ寿命を延ばすことができるのかといわれたら、それはおすすめできません。

確かに着ないことによって寿命は多少なりとも伸びていきます。

ですが、着ないサイクルジャージの寿命が延びても全く意味はありません。

それはその先もあまり着ないでしょうから、あってもなくても同じになってしまうのです。

そうなってしまったら本末転倒です。

だから、着るペースを落として少しでも寿命を伸ばしていこうというのはおすすめできません。

あくまでも普通のペースで着て、それでいて5年6年持つようにしていくのが理想なのです。

実際6年近く持つ人もいる

実際、普通のペースで着ていても6年近く同じサイクルジャージを持たせている方もいます。

6年といえば、寿命の軽く1.5倍くらいは持たせることができています。

そうなれば、サイクルジャージを買う頻度も半分くらいになるでしょう。

自転車は、サイクルジャージ以外にもたくさんお金がかかる趣味になります。

だから、少しでも寿命を延ばすことができるのであれば、それに越したことはありません。

その分のお金をほかのところに回すことができるようになりますから。

なので、寿命を延ばすように工夫していきましょう。

手洗いをするとよい

では、どうすればサイクルジャージの寿命は4年よりも伸びるようになるでしょうか?

サイクルジャージに特に負担を与えるのは、着ているときとそれを洗うときになります。

洗う時には、やはり服と服がこすれたり、あるいはたくさんかき混ぜられたりして、すごく負担になるのです。

かと言って着た後には洗濯しないとなりません。

これがたとえば一般的な洋服であれば、あまり頻繁に洗わないという洗濯をすることもできます。

別に汗をかかないこともあるでしょうから。

ただ、サイクルジャージの場合にはそうも言ってられません。

サイクルジャージの場合には、着ている間に汗をかかないということはまずないのです。

だから、それはしっかりと洗わないとなりません。

そうでないと次に着るときにくさくて仕方なくなる可能性が高いですから。

でも洗濯機で洗うと負担になる。

そこでおすすめなのが、手洗いをするという方法です。

手洗いならば負担は最小限

手洗いで洗うようにすれば、まず汚れを落としやすいお湯で洗うことができるようになります。

その時点でごしごし洗う必要はなくなります。

さらに、手洗いなのでたくさんかき混ぜられたりすることはありません。

それでいて、手洗いの場合にはそれ一つだけ洗うことが可能です。

洗濯機の場合は、それ一つだけで洗うというのはあまりできません。

もちろん物理的にできないわけではないですが、水道代などを考えるとそれはできないのです。

でも手洗いならば一つだけで洗うことができます。

一つだけで洗えば、何かと絡まることは100パーセントなくなります。

結果、より負担が少なくなるのです。

刺激の強い洗剤を使用しない

洗剤には、刺激の強いものとあまり刺激がないものがあります。

では、どちらのほうが服にとって良いでしょうか?

刺激が強いものであれば、あまりたくさん洗剤を出す必要もなくなりますし、力を入れずに洗うだけで汚れを落とすことができるメリットがあります。

なので、一見すると実は刺激が強いもののほうがサイクルジャージに向いているのではないかと思うものです。

でもそんなことはありません。

サイクルジャージは、あまり刺激の強くない洗剤で洗うべきなのです。

あまり刺激の強くない洗剤で洗えば、その分丁寧に洗わないとならなくはなります。

でも、それ自体の刺激が強くないので、素材を傷つけることがないのです。

結果、より長持ちさせることができるようになります。

専用の洗剤などを使うとよい

実は、サイクルジャージにはそれ専用の洗剤もあるものなのです。

それ専用の洗剤であれば、やはり低刺激で作られていることが多いです。

サイクルジャージというものを理解して、その服装に適した成分で作られているのですから、低刺激になるのは当然なのです。

広い意味で。

そういうことがあるので、もし寿命を4年よりも伸ばしていきたいのであれば、サイクルジャージ用の洗剤を使用するのがおすすめです。

ただ、やはりそうした専用洗剤ですので、お値段のほうは普通の洗剤よりははるかに高くなります。

それは受け入れないとなりません。

まとめ

サイクルジャージの寿命は、基本的には4年程度で、実際には素材がざらざらになってきたら、そのあたりが寿命になります。

でもそれは、自分の工夫次第で6年くらいまでは伸ばしていくとこができます。

逆に何も意識しないと2年くらいで寿命が着てしまうことも。

ぜひ、できる限りの工夫をして少しでも長く使えるようにしていってください。








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