とても乗りやすく魅力的な自転車、シクロクロスとは?

シクロクロス

FELT(フェルト) シクロクロス F85X フェードアーミー 470mm 2016年モデル

この世の中には、様々な種類の自転車が存在します。

その中でも、「シクロクロス」というスポーツ自転車があります。

自転車に興味がない人は知らないことでしょう。

この自転車には、他の自転車にはないたくさんの魅力があります。

その魅力を知ってしまったら、シクロクロスが欲しくなることでしょう。

それでは、シクロクロスについて説明します。






シクロクロスとは

シクロクロスとは、シクロクロス競技に適した自転車のことをいいます。

分かりやすくいうと、砂や土などの不整地を走りやすくした自転車です。

ハンドルはロードバイクと同じ形のドロップハンドルになっています。

そして、不整地を走りやすくするため、タイヤは太目でパンクしにくくなっています。

ブレーキは、砂や泥が詰まりにくいカンチレバーブレーキが採用されています。

また自転車自体も、耐久性のある丈夫な作りとなっています。






シクロクロス競技

シクロクロス競技は、ロードレース選手のオフシーズンのトレーニングに最適として始まりました。

そのため、ロードレーサーの休養時期である11月~2月と冬期にヨーロッパでシクロクロス競技が行われています。

そんなことからシクロクロスは、ロードレースが開催されていない時期が、シクロクロスシーズンということになります。

でも、シクロクロスシーズン以外の時期でもシクロクロスを楽しむことができます。

他のスポーツと一緒で、一年中楽しむことができます。

シクロクロス競技は、1周3、4㎞ある不整地でやられています。

前もって競技時間が決められて、何周するのかは競技中に決められます。

1周目のタイムで定められた競技時間を除算して、何周するのかが決定されます。

その周回数を最初にクリアした人が優勝となります。

競技する時間はだいたい30分~1時間程度です。

シクロクロス競技のコースは、様々な障害物が用意されていて、自転車から降りて担いで走らなければならない箇所もあります。

それと、この競技には自転車を整備をするピットがあります。

ここでは自転車の部品の交換ができ、1人の選手に数人のクルーが代車を用意して、整備をします。

しかし、ピットでの連携などは大切ですが、シクロクロスでは、選手の力が結果を決めます。

普段の生活で乗るシクロクロス

シクロクロスは、不整地で速く走るために作られた自転車ですが、普段の生活でも乗ることができます。

安定性と安全性がありタイヤも丈夫なので、日常の中で使用することにも適した自転車となっています。

ロードバイクよりも乗りやすく、マウンテンバイクよりも速くデザインもおしゃれなので、街乗りでもおすすめです。

ちょっとした買い物からサイクリングやツーリングまで、多くのことで使われています。

シクロクロスはロードバイクにも似ていますが、シクロクロスにはディスクブレーキという機能の良いブレーキを使っているので、ブレーキの効きは良くなっています。

そして、砂や泥にも強いため、雨の日の泥道なども安心して乗ることができます。

シクロクロスは、泥や砂の上を走りやすくするために、タイヤはとても丈夫なものが使われています。

自転車のレースに使われる印象が強いですが、安心して日常でも使用することができるところもシクロクロスの魅力となっています。

安定のしていない道でも大丈夫

不整地を乗ることを考えられて作られたシクロクロスは、悪い道でも快適に走ることができます。

とてもポテンシャルの高い自転車となっています。

タイヤは太目で丈夫なので、安全性も抜群です。

そのため、パンクもしにくく、舗装されたフラットな道はもちろんのこと、ちょっとした山道でもとても走りやすくなっています。

ロードバイクに乗りたいけれど、お尻が痛くなりそうで、街乗りには不向きだと思っている人には、シクロクロスがおすすめです。

シクロクロスは、ロードバイクに比べると、とても乗りやすくなっています。

男性だけでなく、女性からも人気がある

シクロクロスはスポーツ自転車ですが、女性からも意外と人気があります。

女性の中にも、ロードバイクに乗りたいと思っている人は多いのですが、ロードバイクのサドルを見ると、「なんだかお尻が痛くなりそう」と思う女性が多く人気がありません。

マウンテンバイクは、とても乗りやすいのですが、見た目が男性っぽいので、女性で乗る人は少ないです。

女性は男性よりも、自転車の色やデザインなどの見た目にこだわる傾向があります。

男性でも見た目にはこだわりますが、男性の場合は機能やメーカーなどを重視します。

女性は、機能も大切ですが、デザインが良いおしゃれな自転車が欲しいものなのです。

そのため、シクロクロスは女性からも人気があります。

シクロクロスは、そんなにたくさんの種類があるわけではありませんが、女性が好きそうなデザインや色をしています。

ロードバイクよりも楽に乗れて、丈夫なタイヤと衝撃吸収力が優れているので、お尻が痛くなることを防止してくれます。

乗り心地が良く、見た感じも格好良いので、とても魅力的に見えます。

そして、ハンドルがドロップハンドルなので、シクロクロスを乗ることにより格好良く見えます。

以上のような魅力がシクロクロスにはあるので、女性からも人気があるのです。

それでは、シクロクロスの特徴について細かく説明します。

シクロクロスの特徴

シクロクロスには他の自転車にはない魅力的な特徴があります。

そのことにより、初心者にも乗りやすくなっています。

フレーム

カンチレバーブレーキと太くて丈夫なタイヤにマッチするように、泥や砂を防ぐ箇所のスペースは大きくなっています。

乗る体勢は、ロードバイクと比べると前傾が浅めです。

フレームの形は衝撃吸収されやすくなっています。

シクロクロス競技では、途中で自転車を担ぐこともあるので、アルミなどの軽い材料が使われていたが、現在ではクロモリフレームという軽くて丈夫な材料が使われています。

太くて丈夫なタイヤ

不整地を走るのに適した有名な自転車といえばマウンテンバイクですが、タイヤが太すぎるのでスピードが出にくく、アスファルトを長い距離走ることに向いていません。

それに比べるとシクロクロスのタイヤの太さは、丁度良い太さで溝も深めなので、パンクしにくい上にスピードが出やすくなっています。

ゴツゴツした感じのタイヤが装備されている状態で販売されていることが多いので、もっとスムーズにスピードを出したい人は、同サイズのフラットタイヤに交換すると、ロードバイクのように快適に走ることができます。

交換してもロードバイクのタイヤより丈夫なので、パンクにはとても強いです。

ドロップハンドル

ドロップハンドルは、憧れるが怖いという人もいます。

それは姿勢が前のめりみたいな感じになるからです。

しかしこれは、ハンドルの下の部分を握って走るため、そのような姿勢になります。

ハンドルの下の部分を握って走る時は、レースなどでスピードを上げる時や、向かい風が強い時です。

そのため、初心者が日常でこのような姿勢をとることは少ないのです。

ハンドルの上の部分を握れば、極端な前傾姿勢になることはありません。

そして慣れてくれば、全く問題ありません。

ドロップハンドルは前傾するイメージがありますが、そんなことはなく、怖いものでもありません。

まとめ

現在は、趣味やダイエットのためにスポーツ自転車を乗る人が多いです。

スポーツ自転車の中でもシクロクロスは、スピードが出しやすく不整地にも対応している上に、とても丈夫に作られています。

ロードバイクとマウンテンバイクの「いいとこどり」のような自転車です。

そんな素晴らしい自転車は、通勤や通学や街乗りなど幅広く乗ることができるので、とてもおすすめです。








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