ママチャリからの乗り換え~初心者向け!シクロクロスバイクのススメ

シクロクロス

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街乗り用の安価な自転車が多数流通している昨今、自転車での移動が多い方・またはダイエットや体力づくりなどを検討されている方にとって、本格的に走りやすさを追求したバイクにも食指が伸びるところではないでしょうか。

今回は、初心者や本格的なバイクの1台目購入を検討されている方・子育てや家事が終わってひと段落した女性のみなさん向けに、より乗りやすい「シクロクロスバイク」について解説をしたいと思います。






ロードは敷居が高い?

ロードバイクは、予算も高めだし、アスリート向けのもの…。

初心者や女性の皆さんにとっては、そういったイメージがないでしょうか。

たしかに、ロードバイクには速度重視の機能が多数備わっており、中~上級者向けの特徴が多くあります。

例えば、以下の通り。

・軽量化重視のボディで、重心バランスがとりにくい・ブレーキをかけても、すぐに止まらないまた、「ロード」という名称がついている通り、舗装道には適しているものの悪路には向かない…という弱点も。

日本で砂利道なども含めて走行するならば、ロードバイク以外の選択肢もアリ、ということになります。






ママチャリからの乗り換えにもおすすめ

シクロクロスバイクの特徴は以下にしっかりと解説しますが、もとはというと、レーサー向けのバイクからひとつマイナーチェンジをして、初心者~中級車や悪路を走る人にも優しいバイクづくりを…というところに、この種の製品の端を発します。

ゆえに、体力がある程度落ちているかたや、ダイエット目的のかたにも十分におすすめできます。

速さを追求しないのであれば、バイクの魅力に十分目覚められたかたでも、引き続き愛用し続けてもいいでしょう。

また、日本の道事情から言えば、ロードよりもシクロクロスのほうが適している、という声もあります。

是非ご検討してみてはいかがでしょうか。

シクロクロスの構造について

シクロクロスの主な特徴をあげると、以下の通りになります。

より乗り降りしやすい設計

第一に注目したいのは、フレームと呼ばれる部分。

ロードバイクと同じ設計になっているため、ママチャリなどに比べるとややお尻が後ろにくるイメージになっています。

乗り降りしづらさの原因となるペダルやギアの接地を避けるため、ややタテに高めの設計になっています。

つま先が地面に届く程度の高さが適切と言われていますが、これが乗りやすさの秘密です。

また、アルミ製のものが多く、ぶつけたり転がしたりしても簡単に歪んだり凹んだりはしません。

特徴的なブレーキ

こちらも基本的にはロードバイクと同じ構造になっています。

ママチャリと決定的にことなるのは、単純に握る部分が1か所から3か所にかわっているというところ。

普段はドロップバーと呼ばれる部分を握って走行しますが、ブレーキ・シフトを別々の操作で行います。

シクロクロスの場合、この2つを一体化させることで、ロードバイクにありがちな操作のややこしさを解消しました。

初心者だとびっくりしてしまう構造のひとつですが、これが走りやすさの決定打となるものです。

太いタイヤで、重心移動を楽に

ロードバイクとの決定的な違いは、タイヤの太さにあります。

バイクを安定させる役割をも担うタイヤ部分、太ければそれだけ重心が安定します。

ロードバイクの場合は速さ・軽さを意識するため、重心のコントロールについては無視されがちですが、シクロクロスバイクの場合はそういった点において安心と言えるでしょう。

また、悪路の走りやすさも、このタイヤの太さに由来します。

初めてのシクロクロス、ご予算は?

2016年現在、価格ドットコムなどで人気・おすすめのバイクのお値段は、平均して10~15万円台。

決してお安い値段とは言えませんが、上を見れば青天井といったプロユースなモデル・タイプのバイクに比べると、趣味で乗るには十分安価と言えます。

一般に、メンテナンス用品も含めて考えると17万円ほども予算があれば、納得のできる買い物ができると言われています。

ママチャリから乗り換えにもおすすめ!

通勤・通学、あるいはお買い物などの移動で使っていたいままでのママチャリを、少し走りやすいようにしたい…というご要望も少なくないのではないでしょうか。

そんなときにおすすめなのが、「シクロクロスバイク」。

ここではお値段の目安として通販比較サイトを提案しましたが、やはり実際に乗り比べをしたいところ。

以下には、おすすめの実店舗のご紹介をさせていただきます。

関西圏でおすすめのお店

大阪

・シルベストサイクル梅田店

ご存じ大阪の中心地にあるお店。

ロードバイクを中心に取り扱っているお店ですが、品ぞろえの多さは関西随一と言っても差し支えがありません。

実際にレース経験があるスタッフ・プライベートで初心者~上級者向けのバイクを乗っているスタッフが揃っており、初心者も安心して相談ができます。

また、お手持ちのバイクを無料点検してくれるなどといったサービスもあり、アフターケアも万全。

京都

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・ジャイアントストア 京都紫明通

世界で最も大きいブランド『ジャイアント』の専門。

このブランドでは様々な種類のバイクを提案しており、初心者~上級者、乗り換えやメンテナンスなどあらゆる相談に対応してもらえます。

デザインも様々で、女性ならではのこだわりを持ったバイク選びも十分に可能。

東京都内でおすすめのお店

Bike Shop 玄武

現役でロードバイク・シクロクロスバイクを愛用しているスタッフが多数在籍。

お店はこぢんまりとしていますが、試乗会も積極的に実施しており、安心して自転車選びをすることができます。

Y’s Road 上野本館

上野にある、取扱製品の幅が極めて広いお店です。

クラシックタイプのバイク~折り畳み式、街乗り用からレーサー用まで、何でも取りそろえているのが特徴。

購入後乗りやすいように調整をしたり、フレームのカラーを変えたり…となんでも対応してもらえるのがよいところです。

通販で購入するのもアリ?

実店舗で乗り心地を既にお試しということであれば、通販で購入するのもよいでしょう。

価格ドットコムや楽天市場、各種実店舗もあるネット販売サイトなどで該当の製品を選んで購入することができます。

しかし、どうしても初心者におすすめできないのが以下の点。

・通販で購入した場合、サドルの高さやブレーキ調整など、個人の乗り心地に合わせた調整ができない

つまり、製品の個体差があまりにも大きい場合・自転車のメンテナンス方法がよくわからない場合などには、やはり実店舗での購入が安心ということになります。

2台目の購入・シクロクロスバイクを乗るにあたってのウェアの購入などであれば、通販でも問題ないでしょう。

購入後のメンテナンスは?

基本的に、アフターケアに関しては購入店舗で実施してもらえます。

昨今のバイクショップでは、自店舗で購入された製品でなくても、持ち込みをすれば(程度にもよりますが)無償でメンテナンスをしてもらえることも。

とはいえ、空気入れやちょっとしたサドルの調整、その他簡単にできることに関しては、ご自身である程度経験を積まれたほうがよりバイク生活が豊かになります。

是非ご検討ください。

まとめ

よく流通している激安バイク~街乗り用のママチャリなどから乗り換える場合、急にロードバイクに移行をしても「乗りづらさ」故に敬遠してしまうことも。

よりよい自転車ライフを考えるなら、シクロクロスバイクという選択肢もここで出てきます。

慣れれば元のバイクには戻れない、快適さを追求したシクロクロスの魅力を、是非一度実感してください。








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