ミニベロにアルテグラってどうなの?

ミニベロ

シマノ クランク アルテグラ FC6800 34-50T 170mm ULTEGRA

今や空前の自転車ブームでしょうか、ロードバイクやクロスバイクを非常に多く見掛けます。

そして、スポーツ仕様のミニベロも多く見掛けます。

スポーツバイクの所有者にとってグレードの高いパーツは非常に魅力的です。

やはり、デュラエースが一番ですが、予算的にアルテグラが安いですが、果たしてミニベロにアルテグラは必要なパーツグレードなのか疑問です。



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アルテグラの魅力!

アルテグラの魅力は、やはり最上位グレードのデュラエースから設計思想をフィードバックしていることです。

確かにミニベロにアルテグラを使用すれば、走行性能は変化する可能性はあります。

しかし、アルテグラもデュラエース同様にレース仕様に特化したコンポーネントであり、本来はロードバイク用です。

如何に人より速く走るかとなった場合、自分の体力では補えない部分を、パーツ交換で向上します。

しかし、ミニベロのようにちょっとしたサイクリングや通勤・通学などの街乗り程度にはアルテグラは高性能ではあります。

しかし、ミニベロにインストールする上で様々な問題が生じてきます。



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ミニベロのアルテグラを使用する人

先ず、ミニベロやクロスバイクにアルテグラをインストールする人は、ロードバイクを所有しデュラエースを使用している方々です。

基本的にロードバイクについていたコンポーネントが余っていたからミニベロやクロスバイクに付けましたといったレベルです。

ミニベロ専用にアルテグラを買った訳ではほとんどありません。

そもそも、アルテグラもコンポーネントをフルセットで購入すればかなりの金額です。

特にSTIレバーなど高額過ぎます。

安価なミニベロであれば、アルテグラのコンポーネントセットで数台は購入可能です。

よく、インターネット上にアルテグラをインストールしたミニベロの画像や動画などがアップされていますが、殆どが試しにやってみましたといったものです。

初心者はこれを見て憧れてしまうので、潜入感を持って調べることをおすすめします。

ミニベロにアルテグラは不相応!

正直、ミニベロにはアルテグラは不相応過ぎます。

アルテグラの性能を殆ど引き出せない上、宝の持ち腐れになります。

また、初心者の場合は殆どの方がメンテナンス出来ないため、無駄な出費になってしまいます。

特に高額なコンポーネントでも回転部分や変速機などはグリスの注油や清掃が重要になります。

デュラエースやアルテグラの場合、回転部に精度の高いベアリングが使用されています。

また、使用されるグリスも専用配合されたものばかりで、ミニベロを維持する予算が膨大になります。

初心者が最低でもアルテグラに憧れるのは分かりますが、メンテナンス方法を覚えてからミニベロに使用することをおすすめします。

また、ミニベロの場合、アルテグラをインストールする際にフレームの精度出しが必要になります。

特にクランク取り付け部のフェイシング加工は重要であり、ペダリングのし易さが全く異なります。

素人がポン付けすることは可能ですが、変速性能が低下するのでおすすめしません。

初心者はTiagraでいい

初心者が快適にミニベロでサイクリングを楽しむのであれば、アルテグラよりTiagraで十分です。

価格も非常に安いですが、上位グレードの設計を引き継いでいるので全く不自由はありません。

一つ上に105のコンポーネントがありますが、ミニベロを手軽に維持するのであれば、最高でTiagraであり、普通グレードでSORAで十分です。

コストパフォーマンスや入門用として考えている方には敢えて高額なミニベロやパーツはおすすめしません。

メンテナンス不良で、異音を発している高額なスポーツバイク程、恥ずかしいものはありません。

まとめ

筆者自身、サイクリングが趣味でロードバイクを所有しています。

しかし、普段サイクリングをする分には、105でも十分過ぎます。

現在は、ミニベロの購入を計画していますが、長期運用を考慮したり、メンテナンス性を考えた場合はSORAあたりのコンポーネントが非常に使いやすいものと考えます。

確かにアルテグラは憧れますが、ミニベロでレース仕様は不要と考えます。









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