自転車ブームの中ロードバイクとミニベロの利点と欠点総比べ

ミニベロ

21Technology ミニベロ 20インチ クロスバイク CL20 シマノ製6段変速ギヤ付き (ホワイト・パープルリム)

ミニベロとは何かご存知ですか?

今の時代はエコブームで自転車通勤などが流行っております。

その中でロードバイクを購入される方も大勢出てきておりますが、街乗りにはミニベロの方が向いているのをご存知ですか?

今回はそんなロードバイクとミニベロを比べてみて、それぞれの利点と欠点を洗い出し自分の求めている自転車探求をお手伝いします。



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ミニベロとは?

初めて聞く方といらっしゃると思いますが、ミニベロとはなんでしょうか?

ミニベロのベロはフランス語で自転車という位意味です。

なので、小さい自転車のことを指します。

最近では、折り畳み自転車から小型でも折りたためないシティーバイクなど、様々なミニベロが販売されております。

また、ミニベロの中でも折りたためるタイプのものはフォールディングバイクなどの別名もつけられているようです。

タイヤの口径も小さく作られているので、重心が低く安定的な走行ができます。

さらに、タイヤ口径が小さい分前に進まないと思われがちですが、今のミニベロはギア編成が豊富になり坂道から街乗りまで幅広く活躍できるのです。



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普通自転車とのサイズ比較

普通自転車と比べて、とても小さく感じるミニベロですが意外と大して変わらない大きさであるということをご存知ですか?

ミニベロと普通自転車を比較した時に全長は約15cmしか変わりません。

さらに、フレームの大きさは普通自転車よりも大きい場合があります。

タイヤの口径が小さいのでとても小さく感じますが、タイヤが小さい分前方のギアが大きく作られていたりと普通自転車よりも大きいパーツがあります。

折りたたむと小さくなりますが、普通自転車よりフレームやパーツが大きい分重さは大して変わらにものが多いです。

ミニベロとロードバイクを比較

ミニベロとロードバイクは何が違うのでしょうか?

ロードバイクは、自転車の中で最速を誇る乗り物です。

時速35km程度は優に出ますし、風の抵抗や地面からの抵抗を極限まで抑えた形になっています。

なので、タイヤの幅は狭いですし、乗車姿勢は体に風が当たらないように前傾姿勢で乗るようになっています。

ロードバイクがほとんど同じように前傾姿勢でタイヤが細いのは、そのようなことを追求した結果となります。

しかし、ロードバイクはトップスピードを維持する分には楽ですが、街で信号待ちをするときなど止まったり走り出したりする時には力が必要です。

それに比べて、ミニベロは街乗りの要素も取り入れておりますので、走り出しがロードバイクに比べて楽です。

また、体力次第ではロードバイクのように時速30km程度までなら出すことが可能です。

しかし、乗車姿勢やタイヤ口径などの理由からトップスピードを維持するのはとても大変になってしまいます。

長時間信号に引っかからないサイクリングロードを走行する場合は、ロードバイクの方が楽だということがいえるでしょう。

スタートダッシュ

今ロードバイクの人気に火がついておりますが、ロードバイクは街乗りの向いておりません。

信号待ちが多い街乗りには、やはりミニベロの方が有利であるということがいえるでしょう。

最近では、電動アシスト付きのミニベロも発売されておりますので、さらにスタートダッシュが楽なモデルがあります。

ギアも数段階に分かれているので、電動アシストを使用しなくても十分にペダルの重さ調節ができます。

ミニベロと振動

タイヤの口径が小さい分、地面の凸凹の影響が大きくなってしまいます。

普通のママチャリぐらいの口径のタイヤだと難なく越えられる段差でも、タイヤ口径が小さい分ミニベロでは思わぬ段差にひっかかることがあります。

また、小石が押しているところでもタイヤ口径が小さいので踏んでしまった時の振動は大きくなってしまいます。

また、全長が普通の自転車と比べて15cmほど短くなっている分、方向の安定性が低下してしまいます。

それに、タイヤの回転から生まれるジャイロ効果が小さいので、初めてミニベロに乗られる方はフラフラした印象を受けてしまいます。

このように、フラフラを立て直したり衝撃が多い道での走行によって、疲労を感じやすくなってしまうデメリットがあります。

このフラフラは、逆に考えると小回りが利くということです。

ちょっとのインプットで大きく舵が切れてしまうので、ママチャリから転校してくるとそのままの感覚で運転するとフラフラとした感覚になってしまうのです。

少し前までのミニベロは、ただ小さく軽く作るのが目的でしたので、サスペンションやしなやかなフレームが取り入れられていませんでした。

最近では、このような乗り心地を重視して、タイヤが小さい分跳ね返ってくる余計な振動を緩和するために、サスペンションやフレームに特殊素材を使用して衝撃を和らげてくれています。

カスタマイズ性

ロードバイクは、抵抗を追求して作られているのでマイナーなところの改造ぐらいしかできないです。

しかし、ミニベロはシティーバイクの分類ですのでカスタマイズの幅があります。

例えばタイヤやホイールを交換すれば、また違った走行感覚が味わえ、安定性や長距離性重視といったように、自分好みにカスタマイズできます。

さらに、サスペンションやハブなどを交換することで、乗り心地重視にすることだって可能なのです。

ギア比がペダルを踏んだ時の前に進む量に関係してきます。

その比率を変えてあげることで、坂道仕様にしたりロードバイクのように長距離仕様にしたりする事もできます。

自分で考え自転車をカスタマイズしていくと、自転車により愛着が湧いてくるでしょう。

気軽さ

普段乗りの自転車は気軽さが大切です。

ミニベロはタイヤ口径が小さい分、玄関や軒先に駐輪しておく事も可能です。

必要な時にさっと取り出せて、街乗りに出かけられることはとても重要です。

ロードバイクとは違い、前後にカゴを取り付ける事もできるので買い物などにも使用することができます。

また、特殊な工具がないとタイヤ交換や空気入れができないロードバイクと比べて、街中の自転車屋さんに置いてある空気入れて自由に空気を入れることができるのも魅力の一つでしょう。

見た目もママチャリなどよりもスタイリッシュで、カスタマイズが自由にできるので、とてもおすすめの自転車です。

メンテナンス

普段乗りの自転車はメンテナンスが重要です。

このメンテナンスが手軽に行えたり、メンテナンスの期間が長ければ長いほどいいといえるでしょう。

ミニベロだけではありませんが、自転車全体で必要なメンテナンスは、汚れをこまめに落としてあげること、チェーンなのに注油を定期的にしてあげること、消耗品を交換してあげることです。

汚れがついてしまうと、そこから腐食が始まったり思わぬトラブルにつながります。

いつでも綺麗な状態で保ってあげることにより、ちょっとした異常に気がつきやすくなりますし、自転車自体が長持ちします。

作動する部分で特にチェーンなどの金属同士がこすれるところは、必要に応じて注油してあげる必要があるでしょう。

金属同士の摩擦を油で減らしてあげることにより、錆を防止するだけでなく走行性が維持できます。

最後に、ブレーキなどは消耗品なので磨り減ったら定期的に交換してあげましょう。

まとめ

このように自転車の王様と言われるロードバイクと比べても、仕様用途によってはシティーバイクの方が優れている点がいっぱいあります。

タイヤ口径が大きい自転車から小さいミニベロへの以降時は、ハンドルの効きが良くなりすぎてフラフラしたように感じるかもしれませんが、慣れてしまったら全然問題ないです。

拡張性もいっぱいありますので、1台購入してみて自分好みにカスタマイズするときっと今まで以上に自転車に愛着が湧いてくることでしょう。








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