チェックしてみよう。ランニングタイツの正しい着け方

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ランニング中の怪我の防止、疲労の軽減など、ランナーにとってうれしい機能が満載の、ランニングタイツ。

購入を検討している方、日々のランニングにもう愛用している方、いろいろだと思いますが、「正しく着けていますか?」といわれると、自信をもって答えられる方は少ないかもしれませんね。

着用の手順、アンダーウェアは着けるの?その他もろもろ、お読みください。



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1.ランニングタイツの下は?

ずばり、パンツを穿いてからランニングタイツを着けるのかどうか、という問題ですね。

これは意外と多くの方が悩まれているようです。

メーカーのサイトを覗いてみたところ、たとえばワコールでは「下着着用を推奨します」、ミズノは「どちらでもOKです」となっています。

少なくとも下着を着けると機能を損なってしまうということはないようですので、好みで選択してかまわないでしょう。

着ける場合はスポーツショーツのようなフィット性の高いものが向いています。

女性のショーツや男性のプリーフでも、ピッタリしているようで案外遊びが多いですから、専用の下着を用意することをおすすめします。



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2.下着を着ける意義

ランニングタイツを直接着けると、デリケートゾーンの部分が摩擦されて肌トラブルが起こる場合があります。

ランニングタイツの生地はもともと伸縮性が強いうえ、サポーター機能もあるので、文字通り体にピッタリとフィットしますが、それだけに、動くたびに股関節の周囲はどうしても生地と肌が擦れ合うことになります。

デリケートゾーンはやわらかい粘膜で覆われている部分なので、外部の刺激には強くありません。

細かい傷がついてかゆみや炎症を起こす可能性があります。

特に肌の弱い方は下着でガードするのは大切ですよ。

3.ランニングタイツを着けるときの手順

ズボンを穿くときのようにウエスト部分を持って足を入れるのはNG。

生地が足に絡まって大変ですし、強くひっぱり上げることで穴が開いたり、破れたりすることもあります。

まず、レッグ部の生地をまとめて足首に通しておき、上に伸ばすように穿いていきます。

ほとんどのランニングタイツは膝のサポーターがついていますので、最初に膝をフィットさせておくと穿きやすいですよ。

ウエストまで引き上げたら紐でサイズを調節します。

ねじれていたり、左右対称になっていない部分がないかチェックしましょう。

ちなみに、穿いたときに大きなしわやたるみができる場合は、サイズが大きすぎるかもしれません。

サポーター機能があるタイツはピッタリとフィットしないと、せっかくの機能が充分に発揮されませんので、購入時はサイズ選びは慎重に行ってください。

4.洗濯するときは

洗濯機で普通に洗うのは、生地が傷む原因になります。

一番傷むのは脱水のときで、強い遠心力でひっぱられるために生地が伸びてしまいやすいですし、何度も洗ううちにサポーターのためのテーピングが取れることもあります。

洗濯ネットに入れて洗うと、こうしたトラブルはかなり防げます。

もっと長持ちさせたい方は手洗いがおすすめです。

ランニングタイツの汚れは汗や皮脂、ほこりや泥など比較的落としやすい汚ればかりですから、ぬるま湯に洗剤を溶かしてやさしくもみ洗いするだけできれいになります。

強く絞るとやっぱり生地が伸びる原因になりますから、軽く絞ったり、タオルに挟んで水気を取り、陰干ししましょう。

まとめ

ランニングタイツを着けて走ってみたけれど、あまり違いが感じられない、という方は、タイツを正しく着けているか、サイズは適切かを、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

それからタイツを脱ぐ際は、普通にずり下ろすのではなく、裏返しになるようにめくり下ろしていくと、汗がしみこんでいても簡単に脱ぐことができますよ。