マラソンシューズを買い替えるタイミングとケアの仕方とは?

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他の物にも寿命があるように、マラソンシューズにも寿命があります。

劣化して、マラソンシューズとしての機能を失っているものを履き続けると、足を傷めて故障する確率が高くなります。

マラソンシューズの買い替え時を見極めるのは、意外と難しいものです。

しかし、タイミングよく買い替えることが、レースで自分の実力を出すことにつながります。

それでは、マラソンシューズの寿命と買い替えるタイミングについて説明していきます。



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マラソンシューズの寿命

走行距離にから判断する

マラソンシューズを作っているメーカーが勧めている、走行距離による買い替え時は、ソールが厚いランニングシューズで800kmくらいです。

そのシューズよりも、少しソールが薄くて軽いランニング兼スピード練習用シューズは、600kmくらいです。

そして、そのシューズよりもソールが薄くて軽いレース用のマラソンシューズは、300kmくらいになります。

これは、メーカーが推奨している距離なので、一概にその通りにする必要はありません。

走り方や癖は、人それぞれです。

そのため、ソールの削れ方や、消耗する速さは、個人個人違ってきます。

したがって、以上のような距離は、マラソンシューズがダメになる目安程度として考えておくといいでしょう。

また、走行距離で寿命を判断すると、一ヶ月の走行距離が少ない人は、寿命が長いということになります。

しかし、あまり走らなくても、時間の経過でマラソンユーズは劣化します。

では、時間による劣化について説明します。

時間が経過することによる劣化

あまり使用しなくても、マラソンシューズには寿命がきます。

それは、時間が経過することによって、劣化するためです。

人間に例えると、歳をとることと一緒で、マラソンシューズも老化するのです。

時間が経過すると、ソールの部分などが劣化し、クッション性などが悪くなります。

そういうことから、マラソンシューズは消耗品なのです。

ずっと何年も使えません。

しかし、人間と一緒で、ケアをすれば劣化を遅らせることはできます。

ソールのクッション性で判断する

走っていると、ソールはだんだん削れていきます。

それに伴って、クッション性もなくなっていきます。

走っていると、クッション性がなくなっていくのを感じることができます。

地面が硬く感じてきたり、着地の時の衝撃を強く感じるようになったら、そのマラソンシューズは寿命です。

買い替えると良いでしょう。

買い替えないで、そのまま使用していると、足を痛めて故障する原因になります。

故障を防ぐには、この買い替え時を見極めることも大切です。

また、ソールのクッション性は24時間~48時間休ませると機能が回復するので、毎日同じシューズで練習をするのではなく、何足か用意して、ローテーションを組んで履くことをおすすめします。

そうすることによって、マラソンシューズも長持ちします。



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マラソンシューズを替えるタイミング

アウトソールの削れ具合

アウトソールがかなり削れて、ミッドソールが見えている状態は替え時です。

シューズの形が変わるほどソールが削れていると、着地のフォームなどが変わってしまい、足の故障の原因にもなります。

これは、見た目で判断できるので、一番わかりやすい替えるタイミングになります。

マラソンシューズのクッション性を感じなくなった時

着地の時のクッション性を感じられなくなったら、そのマラソンシューズは劣化しています。

まだ綺麗で捨てるのがもったいないと思っても、着地の衝撃をあまり吸収できない状態なので、買い替えるようにしましょう。

特に、硬いロードで練習をしている人は、速やかに替えたほうがいいでしょう。

替えないと足を痛めてしまいます。

ボロボロになった時

シューズに穴が開いたりして、ボロボロになったら、どうしようもないので買い替えてください。

そのシューズを捨てる時は、今までの感謝をして捨てましょう。

自分のご褒美に

マラソン大会で、自己ベストを更新したり、入賞したり、満足のいく走りができた時に、マラソンシューズを買うのもいいかもしれません。

マラソンシューズを買うことにより、さらにモチベーションがアップし、練習にも身が入ります。

また、シューズが増えることにより、練習で履くシューズのローテーションを増やすことができるので、マラソンシューズを長持ちさせることができます。

気分を変えたい時

毎日の練習がマンネリ化していて、モチベーションが落ちる場合があります。

そんな時にマラソンシューズを買うと、気分一新して、やる気も出てきます。

練習をする上で、メンタル面はとても大切です。

また、買っても無駄にはなりませんので、気分を変えたい時にマラソンシューズを買うのもいいでしょう。

マラソンシューズのケアの仕方

マラソンシューズを使用した後、ケアすることによって寿命を長くすることができます。

ただ洗えばいいってもんではありません。

正しいケアの仕方が大切です。

自分の足を守ってくれているマラソンシューズを、正しくケアしてあげましょう。

使用したマラソンシューズは、大量の汗を吸っています。

特に夏場の練習では、ビチャビチャになるほどの大量の汗を吸い込んでいます。

これを、なにもせずに放ほおっておくと、臭い匂いやカビの原因になります。

しかし、毎日洗ってしまうと逆にシューズが傷んでしまいますので、洗うのはたまにしてください。

マラソンシューズは基本、通気性がいいのですぐに乾きますが、軽くお手入れをしてあげると良いです。

汚れを軽く落とす

マラソンシューズは、一見綺麗に見えても汚れていたりします。

見えにくい埃や砂などがついていますので、柔らかい布などで軽く拭いてあげるといいでしょう。

また、布やブラシなどで強く擦ってしまうと、シューズが傷んで寿命が短くなってしまいます。

そのことに気を付けて、拭いてあげるといいでしょう。

風通しのよい日陰に置く

紐を外して、風通しのよい日陰に置くことも大切です。

特に、雨が降っている時に走ったりして、マラソンシューズが濡れてしまった時は、風通しのよい日陰に置いて乾かすといいでしょう。

ここで注意することは、日光に当てないことです。

日光に当てて乾かすと、マラソンシューズが傷みんだりソールが劣化する原因になります。

マラソンシューズの洗い方

マラソンシューズを洗う時は、紐を外して洗いましょう。

また、インソールが取り外しできる場合は、外してから洗ってください。

まずは水にシューズを浸します。

そして、シューズ専用の洗剤を使って、専用のブラシで優しく擦り汚れを落とします。

シューズを痛めつけないように優しく洗うことが重要です。

その後、洗剤が残らないようにしっかりとすすぎましょう。

洗った後は、軽く水を切って風通しのよい日陰に置いて乾かしましょう。

その時に、白い布などをシューズの中に入れて置くと効果的です。

ここで注意することは、ドライヤーを使って乾かさないことです。

マラソンシューズに使われている接着剤などが熱によって溶けてしまい、シューズがダメになる可能性があるからです。

そして、シューズが乾いたら専用のクリームを塗るといいでしょう。

専用のクリームを塗ることによって、ひび割れなどを防ぐことができます。

また、マラソンシューズを頻繁に洗うと、逆に痛めつけてしまうことになりますので、たまに洗ってあげるといいでしょう。

まとめ

マラソンシューズは、走っている時に地面が硬く感じられるようになったら買い替えてください。

そのように感じたら、シューズのクッション性が失われている証拠です。

それと同時に、走行距離も目安にしておくとよいでしょう。

そうすれば、買い替えるのに納得するからです。

また、シューズを長く使うには、ローテーションすることが大切です。

そして、使用した後ケアをすることによって、シューズの寿命が延びます。

マラソンシューズは足を守ってくれるものなので、大事にしてあげましょう。