いつも通りに生活しよう!膝痛の時の生活の工夫とは?
日々の生活習慣や加齢、スポーツなどで膝を痛めてしまうことがあり、なるべく早く治すためには悪化させないことが重要になります。
そのため、膝に優しい生活を送ることが大切になりますが、膝に優しい生活とはどのような生活なのでしょうか。
ここでは、そのことについて紹介していきますので、膝痛を起こした時の参考にしてください。
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膝痛でもなるべく通常通りの生活をすること
ずっと安静にするのは良くない
膝痛を起こしたら安静にするのは基本ですが、いつまでも安静にしているのは良くありません。
突発的な膝の痛みや炎症がある場合は安静にしながら治療をする必要がありますが、炎症や痛みが鎮まってきたら、なるべく体を動かしていく必要があります。
膝の痛みの原因となる変形性膝関節症は、中高年の膝痛の原因として多い症状で、膝関節の骨や軟骨がすり減ったり変形したりすることにより膝に痛みが出てしまいます。
そのため、体を動かして膝周辺の筋肉を鍛えて膝を手助けしなくてはいけません。
そして、膝の痛みが関節症の場合は、安静にすると筋力が低下するため、膝痛に対しては逆効果となります。
このようなことにより、膝の炎症や痛みが鎮まってきたら適度な運動をして、膝周辺の筋肉を鍛えることが必要と言えます。
膝を痛めていても消極的にならないこと
膝に痛みがあっても通常通りの生活をし、なるべく膝に負担をかけないよう工夫をしながら生活を送ることが大切になります。
家の掃除や買い物でも、「膝が痛いからできない」となってしまうと、マイナス的な考え方をする性格になってしまい、精神的に不安定になる可能性が出てきます。
そのため、「膝が痛いけど、なるべく膝に負担をかけずに普段通りの生活をしよう」と思ったほうが、生活をしていく上ではプラスに働きます。
膝を痛めていてもやれることはたくさんあるので、自分の体調を把握し、膝に負担のかからないよう工夫をするようにしましょう。
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膝を冷やさないようにする工夫
膝の痛みで炎症があり熱をもっている時以外は、なるべく膝を冷やさないようにすることが大切になります。
それは、膝を冷やして血行が悪くなると筋肉が硬くなり、膝がスムーズに動かなくなるためです。
暑い時期でも冷房により冷えてしまうことがあるので注意が必要です。
そのため、一年中膝を冷やさないように工夫することが大切になります。
女性の場合はスカートを穿くことがありますが、膝を冷やすのを防止するにはスカートよりもパンツが良いです。
そして、暑い時期のオフィスでは冷房が効いていることが多くなるため、ひざ掛けを使ったり、冷房の風が直接当たるデスクや席にいる場合は、暑がりの男性と場所を替えてもらったりしましょう。
また、サポーターやカイロを利用することも膝の冷えの予防になります。
そして、入浴は身体をリラックスさせ、膝を温めることができるため、なるべく毎日入浴するようにして血液の流れを良くしましょう。
このように、膝の痛みを緩和するには、普段の生活の中で膝を冷やさないように工夫することが大切になります。
椅子を使ったほうが膝に優しい
椅子を使うことのすすめ
膝を大きく曲げる正座や横座りなどは、膝に大きな負担をかけてしまいます。
そのため、膝に痛みがある場合は、そのような座り方はおすすめできません。
では、どのような座り方がおすすめなのかというと、それは椅子に座ることです。
部屋が和風だと、どうしても膝に負担のかかる座り方をしてしまいがちになりますが、椅子やテーブルが置いてある洋風のような部屋だと膝にかかる負担は少なくなります。
それは椅子がないと、正座をしたり、片膝を立てる座り方をしたり、あぐらをかいたりしやすいためです。
あぐらは正座よりは膝に負担がかかりませんが、股関節には負担がかかります。
そして、床にお尻をついて脚を伸ばし、脚を前に出すような座り方なら膝に負担はかかりませんが、姿勢によっては膝ではなく腰に負担がかかってしまう場合があります。
それらの座り方に対して、椅子は膝にかかる負担は少なく、深く腰を掛ける正しい姿勢で座ることにより腰にかかる負担も少なくなります。
しかし、椅子を置こうとしても、部屋の環境により椅子を置いて使用することが難しい場合があります。
そのような場合は、高さが非常に低い椅子を使うと良いでしょう。
生活の中で椅子を上手に利用すること
椅子の種類としてソファーがありますが、ソファーは基本非常に柔らかく、自然と深く座ってしまいます。
そのような姿勢から立ち上がる時は膝に負担がかかるため、膝に痛みがある方や膝の痛みが気になる方にソファーはおすすめできません。
日常の生活の中では、椅子に座りながら行うことにより、膝にかかる負担を少なくできることがあります。
それは、お風呂場で体を洗う時や、玄関で靴を履く時と脱ぐ時などになります。
玄関の段差では、高さが低すぎることにより膝に負担がかかるので、自分に適切な高さの椅子を用意することにより、靴を履いたり脱いだりする時にかかる膝の負担をなくすことができます。
このようなことも、生活の中で膝にかかる負担を少なくする工夫になります。
生活の中で上手に手を使うこと
日常の生活の中で、膝にかかる負担を減らすには手を使うことも必要になります。
座ったり立ったりする体の動きは膝に負担のかかる動きになり、椅子を使わず、床に直接触れる低い位置での座り方は特に膝に負担をかけてしまいます。
そのため、膝に負担がかからないように座ったり立ったりすることが大切になりますが、その方法が手を使うことになります。
正座やあぐらをかいた姿勢から立ち上がる時に、そばにあるテーブルに手をつきながら立ち上がれば、膝にかかる負担は少なくなるし、痛みの度合いを確認することもできます。
椅子に座る時や立ち上がる時も同じことで、そばにあるテーブルに手をつけながら行うことで膝にかかる負担を少なくし、痛みの度合を確認することができます。
このように、日常の生活の中で上手に手を使うことによって、膝にかかる負担を少なくすることができます。
家事を行う際の膝にかかる負担を減らす工夫
膝痛を起こした時は安静にすることが大切ですが、ずっと安静にしていると筋肉は弱くなっていきます。
そのようになると、膝が体重を支えることが難しくなるため、逆に膝の痛みが強くなってしまいます。
そのため、料理や掃除などの家事はできるだけ自分の力でやるべきですが、膝が痛まないようにすることも大切になります。
家事は立った状態で行うことが多いですが、長時間立っていると膝に負担がかかってしまいます。
それは、膝は本人の体重を支えているため、長い時間立っているとそれだけ膝に体重がかかってしまうからです。
比較的長い時間立ちながら行う家事に料理がありますが、料理作業の内容によっては椅子に座りながらテーブルなどの台の上で行うこともできるので、椅子を上手に利用すると良いでしょう。
比較的長い時間立っていて、ちょっと疲れたら椅子に座り、しばらく経ったら立って作業を行うということを家事に取り入れると、膝にかかる負担を少なくすることができ、膝が楽になります。
料理以外にも、洗濯や掃除にも取り入れられる場合は、積極的に椅子を取り入れることをおすすめします。
また、洗濯物をたたむ時やアイロンをかける時などは、椅子に座ってテーブルで行うことができるので、そのような家事は椅子を使って行うようにしましょう。
まとめ
以上のように、日常の生活を工夫することにより、膝にかかる負担を少なくすることができ膝痛を軽減することができます。
その他にも生活の中で工夫できることがあります。
それは、よく使用するキッチン道具や調味料などは低い位置にしまわないことです。
低い位置にしまうと、取り出す時にしゃがみ込むことになるので、膝に負担がかかってしまいます。
そのため、よく使う物はしゃがみ込まなくても良いところにしまいましょう。