おうちのベッドがホテルのベッドに早変わり?ホテルスタイルの枕を探そう
一番リラックスできる場所は?
と尋ねられて、「ベッドの上!」と答える方は多いのではないでしょうか。
睡眠時には誰もがリラックスし、ほっと一息つくもの。
ですからベッドは一番リラックスできる場所であって欲しいですよね。
そんなリラックスできる場所にはどんな枕を置いていますか?
現在人気が高まっているのは欧米のホテルで使われているようなホテルスタイルの枕。
ふかふかで気持ちよいと評判です。
どんなものがあるのでしょうか。
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枕はいつ頃から使用されていたの?
枕は有史以来ほとんどの文明で用いられており、出土品として頻繁に発掘されています。
1924年に南アフリカで発見されたアウストラロピテクスの頭蓋骨の下にも人為的に砕かれた石が置かれており、これは枕だったのではないかという説があります。
古代エジプトの墳墓からも発見されており、人類の枕の歴史はかなり古いということができます。
日本では古墳時代の古墳からも出土しており、日本における枕文化の重要な資料となっています。
なぜ枕が必要だったの?
人間は元来、反射的・力学的に楽な姿勢を好みます。
人間の背骨はゆったりとS字にカーブしており、仰向けに横たわると首と地面の間には隙間ができます。
この首の隙間を埋め、頭、首、肩を支えてくれるのが枕です。
枕を首の下にあてることによって人間の身体は楽に支えられ、リラックスして眠ることができるのです。
また、人間の睡眠には寝返りが必要。
寝返りは体圧の一点集中を防ぎ、全身の血行を良くするために欠かせないものです。
枕によって寝返りが打ちやすくなり、血行が促進されることにより、疲れや倦怠感を軽減できるのです。
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ホテルの枕はなぜたくさんあるの?
日本の旅館に泊まると枕は一つですが、欧米風のホテルに泊まると、一つのベッドにいくつも枕が並べられていることがあります。
これは文化的な違いと考えられます。
欧米人は枕に頭をのせるだけではなく、肩の方までしっかりとのせます。
1つではなく複数の枕を重ねて使用することにより、自分にピッタリの睡眠環境を作り上げるのです。
個人の体形や好みに合わせやすいように複数の枕がおいてあるというわけです。
ホテルスタイルの枕はふかふか!
日本の旅館ですと、そば殻の枕など硬めのものが一般的。
一方ホテルの枕は柔らかめのものが多く見られます。
これはいくつも重ねて使用する際に、重ねやすいという利点があります。
さらに、一般的に使用されているのは「ダウン枕」「フェザー枕」と言われるもの。
羽毛が枕の中に敷き詰めてあります。
ダウンとフェザーの違いは「羽毛」と「羽根」の違いです。
どちらもアヒルやガチョウの毛なのですが、綿毛のようにふわふわした胸毛を使用したのが「ダウン」。
羽根部分のを使用し、芯が残っているのが「フェザー」です。
ダウンの方が柔らかく暖かいと言われ、型崩れしにくいのがフェザーと言われています。
一般的にアヒルよりもガチョウの羽根の方が高価になります。
ダウン枕やフェザー枕の好まれるポイントは…
ホテルスタイルの枕に良く使用されているフェザーやダウン。
メリットはといいますとやはり、軽さと温かさ。
アヒルやガチョウなど、水鳥の羽根は非常に通気性がよく、保温効果に優れています。
吸湿性、熱発散性も良いのでムレ知らず。
枕にとっての必須条件の一つである「通気性」という点では申し分ありません。
冬場は保温効果で暖かく、夏場は汗をかいても優れた発熱・吸湿性で頭部に不快感を残さないのです。
おすすめのホテルスタイル枕を見てみよう
ホテルのようなベッドでリラックスして眠りたい…。
そんな思いのある方なら、ホテルスタイルの枕を手に入れることがおすすめです。
一度頭をのせたら忘れられない、最高にリラックスした気分にさせてくれる枕を見てみたいと思います。
リッチフェザーピロー
メイドインジャパンのプレミアムホテルスタイル枕です。
ホテルのベッドに置かれているような、ふわふわで気持ちの良い弾力があります。
中身に使用されているのはガチョウのフェザーです。
さらに、生地には綿100%を使用。
心地よい天然素材のみで造られています。
さらに、安心の日本製で縫製もばっちり。
ダウンやフェザーにありがちな羽根の吹き出しが起こりにくくなっています。
日本における通常サイズ43㎝×63㎝に加えて一回り大きな作りの欧米サイズもあります。
こちらは50㎝×70㎝。
より本格的なホテル使用を味わいたい方におすすめです。
さらに、枕内材として使用されたフェザーは1400g。
たっぷりと使用されているので、高さがあり、へたりにくいのがポイント。
もっと柔らかめがお好みの方にはフェザーではなくダウンが入っているタイプがおすすめ。
こちらはフェザー50%、ダウンが50%使用されています。
羽毛の洗浄から縫製まで、全て日本製。
信頼のおけるホテルスタイル枕です。
ネックサポートダウンピロー
東京西川の「羽毛で眠るシリーズ」の枕です。
たっぷり空気を含む、ホワイトグースダウンを使用。
表層に90%ほど使われています。
このホワイトグースダウンはヨーロッパの中でも最大の生産量と品質を誇るポーランド産。
羽根にたくさんの空気を含み、長期間安定した品質をキープできる理想的なダウンです。
さらに、羽毛の洗浄は全て国内で行われています。
日本国内の地下水を使用し、羽毛についたホコリや汚れなどを丁寧に取り除いているのです。
上質なダウンに加え、東京西川では中層部分で首を優しく支える工夫が施されています。
それは枕中身の肩口側に中層部分を作り、首の安定感が高まるようにダックダウンを詰め込んでいること。
使用されているのはダウン70%、フェザー30%です。
優しく頭部に寄り添う設計です。
さらに、使用されている生地は綿100%で「ゴアメンブレン」加工が施してあります。
ゴアメンブレンとは表生地にラミネートで高い防塞生と透湿性を持たせること。
枕の内部を蒸れにくくし、より長く綺麗な状態に保ってくれます。
安心・安全のドイツ製洗える安眠高級ふわふわ羽根マクラ
ヨーロッパの高級ホテルで使用されている、ドイツブランド「ベッテンホーフマン」の枕です。
ベッテンホーフマンはヨーロッパのホテルで多く使用されている枕を作っている工房。
南ドイツで一つ一つ丁寧に手作りされています。
ダウン・フェザーの三大陸の名門産地である、カナダ、ハンガリー、シベリアのマザーグースダウンを30%使用。
フェザーとブレンドしています。
ヨーロッパの羽毛製品は厳格な基準により5段階に分けられています。
ベッテンホーフマンの扱う製品は全て最上位クラスに属するダウンフェザーのみを使用。
へたりがなく、ふっくらとした柔らかさが長続きします。
柔らかく、しかししっかりと首と頭をホールド。
最適な寝姿勢をしっかりとキープしてくれます。
さらに特筆すべきは、ホテル使用の高級枕であるにもかかわらず、家庭内での洗浄が可能なこと。
ウールシルク用の洗剤を使用すれば、ホームクリーニングが簡単にできます。
ダウンやフェザーの枕はケアが大変だと諦めていた方におすすめできるホテルスタイル枕です。
まとめ
ホテルと言えば、ふかふかの枕。
リッチな気分で、心地よい眠りに誘ってくれます。
家でもリラックスした気分になりたい方や、ホテルのようなゴージャスさを味わいたい方はホテルスタイル枕がおすすめです。
ダウンやフェザーをふんだんに使用している枕なら心地よい眠りにつけるはず。
柔らかめのダウン枕をいくつか購入し、数個並べて使うのもおすすめです。
自分の体形や首のカーブに合った高さを見つけて、快適で上質なベッドタイムを過ごしてくださいね。