これで解決! 冷え性にぴったりな入浴剤8選と正しい入浴方法!

入浴・入浴剤

寒くなると暖房をつけていても厚着をしても手先が冷える、夏場は夏場でエアコンやちょっとした気温の変化で冷え込んでしまう…そんな冷え性を抱えた方に対策としておすすめしたいのが、入浴剤を活用する方法です。

とは言え、単に好みの入浴剤で普段通りの入浴をしていては意味がありません。

冷え性のしくみを理解しつつ、その症状に効果的な入浴剤を選び、正しい入浴方法を覚えましょう。



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冷え性とは?

原因その1、血行不良

冷え性の主な原因は血行不良によるものです。

ご存知の方も多いと思いますが、体温の調節には血液の流れが深く関わっています。

血流量の多いところは温かく、逆に少ない部分は冷たくなります。

つまり、何らかの原因で血行が悪くなると冷えが発生するのです。

原因その2、自律神経の乱れ

冷え性の原因は血行不良であることがわかりました。

ではどうして血行不良が起こってしまうのでしょうか。

例えば動脈硬化などの血管や血液そのものに異常があれば、もちろん血流が悪くなります。

また、誤ったダイエット法や日々の運動不足により体の筋肉量が減ると、血液を送る力が弱くなり熱を生み出せなくなります。

そして血行不良に繋がる一番の原因として挙げられるのが、自律神経のバランスの乱れによるものです。

自律神経の乱れは不安やストレスからくる精神的なものや、エアコンなどの外的影響から来るものもあります。

いずれにせよ、自律神経の乱れを整えて血行を良くすることが冷え性改善に繋がるのです。

冷え性の改善には入浴がベスト!

正しい入浴は自律神経の乱れを整えてくれる効果があります。

もちろん、体を温めることによって血行の流れそのものも改善することができます。

更に、血行促進効果のある入浴剤やリラックス効果を促す入浴剤を使用することで、冷え性に対してより万全な対策となるのです。

では次に、冷え性にぴったりな入浴剤をご紹介します。



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厳選!冷え性対策入浴剤8選!

「生薬入浴剤薬草湯」ライオンケミカル

5種類の生薬とハーブの力で体の芯から温めてくれます。

使用されているカミツレというハーブはカモミールの和名であり、体をあたためる効果の他に抗炎症作用や抗酸化作用、アレルギーの症状改善にも効果があると言われており、ヨーロッパでは「ハーブの女王」とも呼ばれ重宝されています。

100%自然素材なので、お子様や肌の弱い方にもおすすめの入浴剤です。

「薬湯しょうが」オリジナル

発刊効果があることで知られる生姜の他、ウイキョウやチンピなのどの漢方エキスを配合し、冷え性だけでなく疲労回復や神経痛などに効果があります。

合成色素や香料が使用されていないので、どんな方でも安心して使用することができます。

生姜と植物精油のナチュラルな香りとクリームイエローのお湯を楽しみながら癒される入浴剤です。

「薬湯ヒバ」オリジナル

ヒバとはヒノキ科の植物のことです。

このヒバには抗菌作用があり、単に入浴効果を高めるだけでなく荒れ性や湿疹などお肌のトラブル対策にも使える入浴剤です。

冷え性によって肌荒れが起こってしまっている時に重宝します。

また、ヒノキ系の自然な香りなので、甘い匂いの入浴剤が苦手な方にもおすすめです。

「きき湯ファインヒート」バスクリン

言わずと知れたきき湯シリーズの中でも冷え性の方におすすめしたいのはこのファインヒートです。

従来の4倍配合された炭酸ガスが血行を促し、疲労回復を助けると共に冷え性にも働きかけてくれます。

カシス&シトラス、レモングラスなど、好みの香りも選べるので、飽きずに使い続けることができます。

「薬湯カラダめぐり浴」バスクリン

10種類もの植物エキスと生薬の有効成分が使用されており、温浴効果を高めることで血行促進を促してくれます。

また、代謝の促進も助けてくれるので疲労回復や美容効果もあります。

配合されている生薬のうちセンキュウは体を温める素材として婦人薬にも使用されてきた生薬で、その効果が期待されます。

「薬用入浴剤 パインハイセンス」高陽社

パインニードルオイル、いわゆる松葉油が配合された入浴剤です。

松葉油には保湿効果や血行促進効果があり、更に保湿効果を高める数種類の成分も配合されているので、お風呂上がりでも心地良いぽかぽかが続きます。

ウッディでさわやかな香りも特徴的で、男性の方や夏のじめじめした時のバスタイムにもおすすめの入浴剤です。

「ツムラのくすり湯バスハーブ」ツムラ

生薬と言えばご存知ツムラ。

そのツムラが販売している薬用入浴剤です。

パッケージにもしっかりと「薬用生薬入浴液」と記載があります。

生薬の力で温浴効果を高め、血行を良くするほか、腰痛や神経痛、疲労回復からあせもまで様々なトラブルに効果を発揮します。

有効成分100%の生薬エキスで肌もさらさらになります。

匂いの部分に関しては好き嫌いが分かれてしまうかもしれません。

「薬用ホットタブ重炭酸湯」ホットアルバム

とことん冷え性の改善に特化した入浴剤です。

そのため無香料無着色で一般的な入浴剤のように香りや色を楽しむことはできませんが、その効果は絶大。

重炭酸がお湯に溶けることで高濃度の重炭酸イオンが発生し、体全体をあたためながら保温・疲労回復・老廃物の除去などを促します。

もちろん血行促進効果も非常に高く、とにかく冷え性を改善したい方におすすめです。

もしかして逆効果!?こんな入浴方法NG!

さて、冷え性の原因と改善に役立つ入浴剤は分かりました。

それでは具体的にどのような入浴の仕方が症状の改善に役立つのでしょうか。

まずは思わずやってしまいがちなNG入浴方法から見て行きましょう。

その1、熱いお湯にサッとつかる

体を温めれば良いなら熱いお湯に入れば良い!

と思いがちですがこれはあまり意味がありません。

いくらお湯が熱くても体の表面しか温まらないので、血行の改善には繋がらないのです。

その2、熱いお湯に長くつかる

短くつかるのが駄目なら長くつかれば良いかというと、これも良くありません。

むしろ逆効果の危険もあります。

冷え性の方は自律神経の乱れにより交感神経が過敏になっているので、熱いお湯に反応して収縮した血管が元に戻りにくく、いくら体をあたためても血管が収縮したままの状態が続いてしまうのです。

その3、炭酸の泡が出ているうちにつかる

炭酸入浴剤の使用に関するNGです。

シュワシュワとお湯に溶け出す炭酸につかると効果が高まりそうに見えますが、実はあまり意味がありません。

炭酸入浴剤は、お湯に溶けた炭酸が重炭酸イオンとなり、その重炭酸イオンが体に取り込まれることで効能を発揮します。

したがって入浴剤がお湯に溶ける前につかっても効果を得られないばかりか、お湯をかき混ぜることで炭酸ガスが減ってしまうおそれもあるのです。

必見!冷え性のための正しい入浴方法!

正しい入浴方法その1、温度の目安は39℃!

冷え性に効果的なお湯の温度はおよそ39℃です。

厳密に拘る必要はありませんが、心地良く感じられるややぬるめのお湯につかりましょう。

それにより温熱効果が得られ、副交感神経が刺激されてリラックスした状態を作り出せます。

正しい入浴方法その2、半身浴やマッサージを織り交ぜる!

いくらお湯をぬるま湯にしても、冷えた体を急にあたためてしまっては交感神経が刺激されてしまいます。

そのため、お湯につかる前には十分に体をマッサージしたりシャワーを浴びて、徐々に体をあたためてから湯船につかりましょう。

また、半身浴も血行促進に効果的です。

具体的に数字として挙げるなら、全身浴で5~6分、半身浴で10分前後を1セットとし、約15分を目安につかると良いでしょう。

まとめ

季節を問わず悩まされがちな冷え性ですが、正しい入浴で効果的な入浴剤を使用すれば、改善していくことができます。

その上、入浴剤には冷え性以外にも沢山の効能があるので、健康維持や体質改善、美肌作りなど様々なメリットも得られます。

香りや効果など自分に合った入浴剤を選んで、気軽に楽しく冷え性対策をしてみませんか。






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