その日の疲れはその日のうちに! 腰痛改善に効果のある入浴剤3選
普段の生活の中で、腰に負担のかかる作業は多いものです。
重たいものを持ったり中腰になるだけでも腰には負荷がかかりますし、立ちっ放しやデスクワークの仕事でも、腰周りの筋肉が固くなってしまって腰痛を起こしやすいです。
その日の疲れはその日のうちに取りたいですから、腰痛を和らげる作用のある入浴剤の入ったお風呂でゆっくりしてみませんか。
お風呂が腰痛改善にいい理由
病気や怪我などによる腰痛やひどい炎症を起こしている場合は別として、一般的な疲労による腰痛は筋肉がこり固まっていて、血行が悪くなることで痛みを感じるようになります。
腰がだるかったり重苦しいなど、何となくいつも腰痛を感じているという人も少なくありません。
お風呂で湯船にしっかる浸かることで体が温まって固くなった筋肉を柔らかくしてくれます。
また、血行促進作用がありますから腰周りの血行が良くなって、疲労物質もしっかりと流れるようになります。
こりがほぐれて疲労を回復してくれますから、腰痛が楽になります。
腰は上半身と下半身の両方を支えていて全身のバランスを取っています。
腰以外の部分にも疲労やこりがあると、全身のバランスが取りにくくなり腰に負担がかかってしまいます。
全身の温浴効果があるお風呂で温まることでこのようなトラブルを防いでくれて、腰痛予防にも役立ちます。
入浴剤でお風呂タイムを充実させよう
温浴効果が高い
入浴剤は体がぽかぽかと芯まで温まってくれて、長時間温熱効果が続いてくれます。
体が温まることで筋肉の疲れやこりがほぐれますから、腰痛緩和にとても役立ちます。
入浴剤を入れたお風呂と入れないお風呂では体の温まり方や冷え方が全く違います。
さら湯だと温まりにくく冷えやすいですが、入浴剤に含まれている成分のおかげで、温まりやすく冷えにくい効果を与えてくれます。
また、血行促進作用も活発になりますから、腰周辺の疲労回復効果も高まり、早く疲れが取れて翌日に疲れを持ち越さないですみます。
リラックス効果で癒される
入浴剤の種類によって様々な有効成分が含まれていて、それが体から吸収されることで腰の痛みを和らげてくれます。
また、入浴剤の香りはリラックス効果が高いですから、体の疲れだけでなく心の疲れまで癒してくれます。
疲労回復には充実した睡眠がとても重要ですから、香りでリラックスすることで眠りに付きやすくなり睡眠の質を高めてくれます。
このように、普通にお風呂に入る時よりもプラスアルファーの効果を与えてくれますから、腰痛に悩んでいる人には入浴剤入りのお風呂がおすすめです。
腰痛対策に良いお風呂の入り方
入浴剤とお風呂の効果をしっかりと生かすためにも、腰痛に良いお風呂の入り方を知っておきましょう。
まず、お風呂の温度はややぬるめが良いでしょう。
38度くらいから高くても40度くらいまでがおすすめです。
あまり温度が高すぎると交感神経が刺激されてしまって、眠りにつきにくくなります。
ややぬるめのお湯なら副交感神経が刺激されて、リラックス効果が高まり疲れも取れやすくなります。
また、湯船に浸かっている時間は10分から20分程度がベストです。
体の芯からしっかりと温まり血行も良くなっていて、腰痛も大分楽になっている頃です。
あまり長く浸かっていると心臓に負担がかかったりのぼせてしまいますから、短すぎず長すぎないようにするのがポイントです。
腰痛緩和に役立つ入浴剤3選
きき湯 マグネシウム炭酸湯
炭酸系の泡がシュワシュワ出るタイプの入浴剤です。
炭酸は血管を広げてくれて血行を良くする作用があり、代謝アップ効果で疲労回復を早めてくれます。
温まった血液が全身を駆け巡るようになりますから、手足などの末端もしっかりと温まります。
温泉由来成分の硫酸マグネシウムなどが入っていて、筋肉を楽にしてくれて腰痛などの痛みを緩和してくれます。
また、腰痛以外にも肩こりや疲労、神経痛やリウマチなど、幅広い効能があります。
温泉由来のミネラルがたっぷりと入っていますから、肌の活性化作用もあります。
女性には嬉しい美肌に役立ってくれて、肌の代謝が良くなってしっとり肌になれます。
香りは爽やかな柑橘系のカボスの香りで、お湯の色は透明感のある青緑色です。
香りと色とのリラックス効果でゆったりとお風呂に浸かりながら、体の疲れだけでなくストレスなども緩和してくれます。
小粒タイプの入浴剤でお湯にすぐに溶けてくれますし、自分の好きな量を計って入れられます。
しっかり疲労回復したい時には多めにしたり、半身浴の時には少なめになど、量の調節もしやすいです。
薬用バブ メディケイディッド
入浴剤としておなじみのバブシリーズの中でも、炭酸が高濃度で入っているタイプです。
通常タイプのバブの何と10倍もの泡が出てくれて、シュワシュワの炭酸の効き目が倍増しています。
元々炭酸は血行促進や温浴効果が高いですが、濃度が高まることで得られる効果も自然と高くなります。
血管の拡張作用が高まり新陳代謝が良くなりますから、腰痛や腰のだるさもしっかりと取れて腰痛対策には最適です。
タブレットタイプの入浴剤で通常のバブよりもサイズが大きく、炭酸のシュワシュワとした泡も長時間続いてくれます。
効果効能が幅広く、腰痛、肩こり、疲労、冷え性をメインにリウマチや神経痛などの痛みの緩和から、にきびやしもやけなどの皮膚疾患の緩和にも役立ちます。
香りは柑橘系、森林系、花果実系の3種類がありますから、好みに応じて選ぶことができます。
どれもリラックス効果が高く心落ち着ける香りです。
また、香りに応じてお湯の色もオレンジ、グリーン、ピンクと、目で見て楽しめます。
バスロマン ヒノキ浴
おうちで手軽にヒノキ風呂が楽しめる入浴剤です。
ぽかぽかと体の芯から温めてくれて、血行促進効果によって腰痛を和らげてくれます。
有効成分は炭酸水素ナトリウムと乾燥硫酸ナトリウムとシンプルですが、高い温浴と血行促進効果がありますから、効き目は抜群です。
また、これらの有効成分はお風呂から上がってもぽかぽかが続くように肌にベールを張ってくれますから、冬の寒い夜でも温かさが長続きします。
森林浴でリラックスできるのはフィトンチッドという物質によるもので、このヒノキの香りにも同じ成分が含まれていてリラックス効果が高いです。
日ごろの疲れを癒してくれて、ぐっすりと眠りに付けるようになります。
また、ヒノキの成分であるヒノキチオールには消炎作用がありますから、肌荒れやにきび、あせもなどの肌トラブル改善にも役立ちます。
ひのき水には肌の潤いを守る作用がありますから、乾燥から肌をしっかりと守ってくれて、保湿効果まで得られます。
効果効能は腰痛や肌トラブル改善以外にも、疲労や冷え性、肩こり、神経痛改善などでとても幅広いです。
お湯の色は乳白色でお湯が柔らかくなってくれて、肌もしっとりしてきます。
ヒノキの香りとの相性が良く、趣のあるお風呂タイムを楽しめます。
炭酸系のようなシュワシュワで即効性があるタイプではなく、じっくりとお湯に浸かって体と心を解きほぐして癒してくれるタイプです
まとめ
入浴剤を入れたお風呂に入るだけで、いつもの辛い腰痛が楽になってくれます。
紹介した3つの入浴剤は人気が高く、ドラッグストアなどどこででも買えますし、お値段もリーズナブルです。
腰痛に効果のあるお風呂の入り方に少し気を配って、好みの入浴剤で疲れを癒しましょう。
一日の終わりに癒される入浴剤を入れてお風呂タイムでしっかり腰痛対策していきましょう。