まくらが顔の歪みに繋がる? 顔をゆがませないためのまくら選びのポイント

まくら

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人の顔は左右対称であればあるほど美しいと言われています。

だから、顔のゆがみが起こると、それだけで美しくない顔になってしまう可能性があるのです。

でもそんな顔のゆがみ、実はまくらが原因で起こることもあるのです。

なので、知らないうちに歪んでしまっている人もいるかもしれません。

そこでここでは、顔をゆがませないためのまくら選びのポイントを紹介します。



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低反発のまくらはゆがむ可能性がある

まず、どういうまくらの場合に顔がゆがんでしまう可能性が高いのかという事から見ていきます。

顔がゆがみやすいまくらは、低反発タイプのまくらだと言えます。

もちろん全ての低反発タイプのまくらでそうなるというわけではないですが、理論上は低反発のまくらの方が歪みやすいと言えるでしょう。

でもなぜ、低反発のまくらの方が顔がゆがみやすいと言えるのでしょうか?

顔が固定されるから歪みやすくなる

低反発のまくらで顔がゆがみやすいという理由は、顔が固定されるからです。

普通に考えれば、逆に固定された方が顔はまっすぐにキープできるのではないかと思うものです。

でもそれは間違いなのです。

なぜなら、完全にまっすぐな状態で眠ることなど難しいからです。

どうしても、多少は左右に傾いて眠ることになります。

その左右に傾いている状態で固定されたらどうなるでしょうか?

その形に歪んでいってしまうことは間違いないでしょう。

だから、低反発のまくらは顔がゆがみやすいと言えるのです。

沈むから固定される

低反発のまくらで顔が固定されるというのは、まくら沈んで、その頭の形のまくらになるからです。

つまりちょうどすっぽり穴にはまるような形になるのです。

そんな状態で眠るとどうなるでしょうか?

そこから顔を動かすことはやはり難しくなるでしょう。

もちろん力を入れれば簡単に動かすことは出来るでしょう。

あくまでも低反発なわけですから。

でも、寝ている間ですから、それも出来ないことが多いのです。

そうして顔が固定されていくというわけです。

今現在低反発のまくらをつかっているという方は、顔を歪まさないためにも、低反発のまくらを卒業した方が良いかもしれません。



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やや硬めのまくらを使うと良い

では、顔をゆがまさないためには、どのようなまくらを使えば良いのでしょうか?

顔をゆがまさない為のまくらと言えるのは、やや硬めのまくらです。

やや硬めのまくらであれば、頭がその形に沈んでいくということはありません。

つまり、フラットの状態の上に、丸いものがあるということになります。

頭の形は完全なまるではありませんが、それでも丸に近いと言えるでしょう。

そんな丸に近いものが、フラットに近い状態のものの上にあれば、それはふとした時に転がります。

右に転がったり、あるいは左に転がったりするでしょう。

ということはつまり、顔が一定のところで固定されるということはまずなくなります。

だから、どちらかに顔がゆがむということはまずなくなるのです。

長時間が固定されなければよい

なんとなく、うつ伏せや横向きの状態になったら顔がゆがむと思っている人は多いでしょう。

でもそれは間違いです。

確かにうつ伏せや横向きの状態で長時間とどまると、そのかたちに顔がゆがむ可能性はすごく高いです。

でもここで鍵となるのが、「長時間」という事です。

たとえば寝返りの途中で短い時間横向きになったりうつ伏せになったりするのは問題ないのです。

寧ろその方が顔やあごを色々な向きや方向にうごかすことが出来るので、正常な顔を保ちやすいと言えるでしょう。

だから、顔が動きやすい、やや硬めのまくらというのは大正解になるのです。

慣れないうちは固さに不快感を覚えるかもしれませんが、それも慣れるまでの辛抱です。

人は適応する動物ですし、そうしたやや硬めのまくらにもすぐに慣れていくでしょう。

やや低めのまくらを選ぶ

やや硬めであるということと同様に、寝返りを打ちやすくして、顔をゆがまさないようにするための条件があります。

それが、低めであるという事です。

まくらが高いとどうしても寝返りはしづらくなります。

それは、高いまくらで寝ている自分を想像するとわかりやすいのではないでしょうか?

高いまくらの場合、そもそも首の角度が急になるので、どうしてもあまり頭がまわりません。

でもフラットなまくらの場合はどうでしょうか?

ややフラットなまくらの場合は、その上で横だけではなく、やや縦にも頭を転がしていくことができます。

だから、楽に寝返りが打てると言えるのです。

ただし低すぎるのも良くない

でも、低すぎるのもよくありません。

低ければ低い方が寝返りが打ちやすいのではないかと勘違いしてしまう人もいますが、低すぎるまくらの場合は、寝返りを打つ際に自分の方が邪魔をしてうまくうごくことができなくなるのです。

だから可動域がせまくなり、低いまくらの利点が少なくなります。

低いまくらを選ぶべきだとはいっても、きちんと寝返りでスムーズに横向きに慣れる位の高さは必要です。

その高さを見極めるためには、いちどまくらの上で横向きになってみると良いでしょう。

横向きになっている時と仰向けの時で首の角度が変わらないような印象があれば、それが正解の髙さです。

試してから買わないとならない

それはつまり、お店などでまくらを試してからかわないとならないということを意味しています。

まくらを買う時には、ネットで安く買おうと考えている方もいるかもしれません。

でも、ネットで買うと、そうした高さのチェックができません。

もちろん適切な固さかどうかということに対してのチェックも出来なくなるでしょう。

それはよくありません。

なので、まくらを買う時には必ずお店で買うようにしていきましょう。

大きめのまくらであることも大切

顔をゆがまさないためのまくら選びのポイントとして言えることがもう一つあります。

それが、大きめのまくらを使うという事です。

大きめのまくらをおすすめする理由は、単純です。

寝返りをうっても、まくらから落ちないようにするためです。

もし寝返りをうってまくらから落ちたらどうなるでしょうか?

寝返りをうってまくらから落ちたら、まず間違いなく肩が邪魔したり、横に自分がさっきまで乗っていたまくらが邪魔をしたりして、寝返りが打てなくなります。

それはつまり、そのまくらから落ちたタイミングから朝目が覚めるまで、顔がその角度、形で固定されてしまうということになります。

もしそのまくらから落ちた時間が、気性の直前であれば、それでもあまり問題はないでしょう。

でも、もし眠った瞬間くらいの早さでその状態になっていたらどうなるでしょう?

歪んでしまう可能性は高くなると言えるでしょう。

一度長時間その姿勢で寝て少し顔や身体がゆがむと、翌日からも自然とその形で眠るようになります。

だから日々同じような姿勢になり、日々顔の歪みはひどくなっていくようになると言えるでしょう。

なので、枕から落ちないような、大きめのまくらを選ぶという事は、実はすごく大切なことだと言えるのです。

まとめ

まくらのせいで顔がゆがむのは、顔が固定されてしまうからです。

だから、顔が固定されないような、寝返りが打ちやすいようなまくらを使うべきだというのが、ここで紹介してきたことになります。

そういうまくらは今までなんとなく避けてきたという方も多いでしょう。

でも、この機会にぜひそういうまくらを購入して、歪みのない顔を目指していきましょう。






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