まくらはある程度お金をかけないとダメ?実はメリットいっぱいの安いまくらのススメ
まくらは、睡眠に大きな影響を与えます。
だから、まくらにはお金をかけているという方がすごく多いです。
そうしてお金をかける人が主流になっているため、まくらは高いものでないとだめだと考えている人も多いですが、実は安いまくらにもそれはそれでメリットがあるのです。
そこでここではそんな、安いまくらのメリットについて紹介します。
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安いまくらには固めのものが多い
あえて高いまくらを買わずに、安いまくらを買うことをおすすめする理由としてまず挙げられるのは、安いまくらには固めのものが多いという点です。
安いまくらは、高いまくらに比べると素材にお金をかけることが出来ません。
まくらなんて、デザイン的にはどれもさして変わりはありません。
もちろん中には攻めたデザインのまくらもありますが、大体のものは似たようなかたちになります。
では、そんな似たようなデザインのまくらで、どこで値段に差がつくのかと言いますと、それはやはり素材になるでしょう。
素材に何を使うかによって、当然かかるコストは変わってきます。
そして、良い素材を使うと当然コストは高くなります。
だから高いまくらが出てくるのです。
そしてそんな良い素材と言うのは、たいてい柔らかいでしょう。
なので、高いまくらはだいたい柔らかいと言えます。
でも、やわらかいまくらにはまくらとしての欠点があるのです。
柔らかいまくらは寝返りがうちづらい
それが、やわらかいまくらは寝返りが打ちづらいという点です。
柔らかいまくらは、力を入れると凹んでしまいます。
ということは、寝返りを打つ際のその起点となる力も、そのまま吸収されてしまいやすいのです。
そんな風に力が吸収されてしまうと、当然ながら寝返りは打ちづらくなります。
でも寝返りが打ちづらいというのは、すごく問題なのです。
寝返りが打てないと、ずっと同じ体勢で眠ることになります。
それは、筋肉を固めてしまいます。
そうして肩こりになったり、或いは腰痛になったりするようになるのです。
寝返りには、それを防ぐ効果があったのです。
でも高級なまくらではそれができづらいのです。
寝心地はバツグンに良いかもしれません。
しかし起きた後に身体が痛いようでは、それもあまり意味がないと言えるのではないでしょうか?
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安いまくらは買い替えるのも簡単
安いまくらのメリットは、買い替えるのが簡単なところにもあるでしょう。
まくらというのは高級なものでも安いものでも等しく寿命が短いです。
もちろん素材にもよりますので、高級なものの中にはある程度寿命が長いものもあります。
それでも1年そこそこで寿命がくるでしょう。
それはそうでしょう。
1日の3分の1位の時間を頭の重さでつぶされていて、それがしかも毎日続くわけですから、傷みやすいのも仕方がありません。
しかし、高級なまくらを毎年毎年買うというのは、経済的にも辛いところです。
安いまくらならば頻繁に買い替えることもなんら問題にはならないでしょう。
いつも適切な状態のまくらを使える
そうして安いまくらを買い替えつつ使っていれば、いつも適切な状態のまくらを使えると言えます。
たとえば頭の重みで変に凹むことはないですし、汗や皮脂などですごく汚れているということもなくなるでしょう。
頭の重みでまくらが凹んでいると、そこに頭がはまってしまってなかなか寝返りを打つことが出来なくなります。
それは先述のようによくありません。
もちろん皮脂や汗が長い期間にわたって染み込んでしまったようなまくらで寝ていたら、肌を荒れさせてしまいますから、それもよくありません。
そうならないようにするために頻繁に変えることが出来るというのは、すごく大きなメリットなのです。
安いまくらはカバーにお金をかけられる
安いまくらのメリットとして、カバーにお金をかけることが出来るようになるというメリットもあります。
高いまくらを購入していたら、やはりカバーにまでお金をかける余裕はなくなるでしょう。
しかし、安いまくらを購入すれば、かなりお金が余るはずです。
だから、それなりの品質のカバーを買うことが出来るようになります。
肌触りはカバー次第
結局のところ、肌触りと言うのはカバー次第なところがあります。
当然ながら寝る時にはまくらには自分の肌が触れます。
多く触れるのが後頭部になるか、あるいは頬のあたりになるかは寝方や寝相にもよりますが、そのあたりの肌はまず触れると言えるでしょう。
そんな時の肌触りの良さを決めるのは、結局のところまくらカバーなのです。
だから、まくらカバーで良いものを選んだ方が、肌触り的には気持ちが良いと言えます。
でも、まくらにお金をかけすぎていると、まくらカバーにあまりお金をかけることができなくなり、結局まくらにタオルをしいているのと大差ない肌触りで寝ることになります。
それでは気持ちが良い睡眠にはたどり着けないでしょう。
まくらカバーも、良いものは高い
まくらカバーだって、良いものは高いです。
数万円することも平気であるでしょう。
ただ、まくらの場合は高いものにはデメリットもあることが多いですが、まくらカバーの場合は、高いモノにデメリットはまずありません。
あるとしたら汚すのが怖いということくらいでしょう。
でも、見た目が汚れても大体の場合で肌触りは変わりませんから、やはり高いものを買って損をすることはないのです。
だからお金をかけるならばそこにかけるべきなのです。
そのためには、やはりまくらにはあまりお金をかけないようにすることがおすすめになります。
いくつかのまくらを試すことが出来る
まくらには高さがあります。
そしてその高さも当然ながら寝心地にすごく大きな影響を与えます。
なので、まくらを買う時には慎重に高さをえらばないとなりません。
でも、慎重に高さをえらぼうとしても、実際に寝ている時と、外でのお試しの時ではやはり感覚は違うものです。
だから、慎重に選んで買ったまくらでも高さが合わないことはあります。
それを避けるためには、やはり実際に家でいくつかのまくらを使ってみることが理想です。
でも、高いまくらではそれはまず出来ないでしょう。
まず間違いなくお金が無くなってしまうはずです。
よほどお金に余裕があるのであれば話は別ですが、このご時世、そんな人はあまりいないはずです。
しかし、安いまくらであれば、あまり余裕がなくても数種類のまくらを実際に家でしばらく試せるはずです。
数種類試しても高いまくらよりも安いことも多いですから。
そんな風に、理想の高さのまくらに出会えるというのも、安いまくらの魅力です。
しっくりくる高さはしばらく使わないと分からない
しっくりくる高さなんていうのは、実際にしばらく使わないとわかりません。
よほど合わない場合やよほどあう場合は1日でも大きな変化が出ることもありますが、そうでない場合はなかなかそうはならないのです。
なので、実際に購入して試してみるしかやりようがないことは多いです。
安いまくらでないとなかなか理想的な物には出会えないと言っても過言ではないでしょう。
まとめ
高いまくらの方が品質が良いことは間違いないでしょうが、安いまくらの方が良いこともたくさんあるのです。
なので、盲目的に高いまくらを選ぶのではなく、一度安いまくらにも目を向けてみることがおすすめです。
もちろんどうしても安いまくらの質感では寝心地が悪く感じるひともいるでしょうが、試してみるだけの価値はあります。