まくらは人生の4分の1程度の時間を使うことを考えてみましょう
1日24時間のうち、4分の1程度の時間を過ごす寝具は寝心地がよいものが良いですよね。
寝心地を決めるのは布団ですが、もう一つの寝具として、まくらも安眠と大きく関係している要素であると思います。
まくらの状態や品質次第では、寝心地も、また1日の疲れの取れ具合も違ってきます。
そこで、今回は寝具としての枕について、紹介したいと思います。
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目次
どんなまくらを使っていますか
みなさんはどんなまくらを使っていらっしゃいますでしょうか。
またこれが一番重要な要素ではありますが、自分にあったまくらを使っていらっしゃいますでしょうか。
よく、まくらが違うとぐっすりと眠れないという話もありますよね。
それだけ人間の感覚としてまくらと睡眠という行為が密接に関係していることが言えます。
例えば、普段の眠りが浅いなど、睡眠に悩んでいらっしゃる場合や、日中帯に眠いなど自覚症状がある場合には、もしかすると今使っているまくら自体が体に合っていない可能性があるかもしれません。
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私の場合はまくらの高さによっていびきの音量が異なります
私の場合、まくらの高さによっていびきの音量が異なることがわかりました。
ここ半年ですが、睡眠障害まではいかないまでも、いくら寝ても体がスッキリしない状態が続いていました。
そして最悪なことに眠りが浅いので、日中帯に眠気がひどくなり、仕事も集中できないことがありました。
これは大変まずい状況でしたので、寝るときにスマホのアプリを利用して、寝ている様子を確認してみました。
アプリしては、いびきの大きさや睡眠時無呼吸症候群などの症状を確認するものでした。
1週間継続して確認してみたところ、驚いたことに大変な音量のいびきをかいて寝ていることがわかりました。
自分でもこんなにいびきをかいているとは思わなかったので、いびきをきいたときにはショックでした。
いびきの音量は、街の交差点での騒音レベルと同じです。
家族もおそらくぐっすりと眠れていないくらいも音量であったと思います。
そこで、いびきの音量を抑えるためにはどうすればよいか、色々と考えて試してみました。
例えば、夜のお酒をやめてみたり、枕の位置を変えてみたり、横向きで寝てみたりとか、色々とやってみたところ、1つの結論がわかりました。
それはまくらの高さです。
もちろん、お酒といびきという関係はありますが、それよりも関係していたのはまくらの高さであることがわかりました。
私のまくらは、首の位置が高くなるものと低くなる場合の2つの高さを選べるものとなっています。
私の場合、低いものを選ぶとうるさい傾向があるようです。
いびきがうるさいと、周りの家族もそうですが、自分の睡眠の浅くなる要因にもなりますので、朝起きた時にスッキリしないという症状がある方は、まくらの高さに大きく関係していると考えます。
私のように、スマホのアプリなどを利用して、自分の寝ている様子を少しチェックしてみてください。
子供にも枕は重要です
まくらの重要性は大人だけに限ったことではありません。
まくらの高さが子供への眠りの浅さへの要因となっていることがあります、呼吸の軌道の広さにも影響します。
特に、10歳頃までは、アデノイドの肥大というリスクもあり、場合によっては大きないびきをかいてしまい、寝不足が続くことがあります。
したがいまして、子どもも、まくらの高さと睡眠の傾向についてはきちんとみてあげる必要がありそうです。
ではまくらの適切な高さはどうはかるべきか
では、自分に最適なまくらの高さはどう確認すべきでしょうか。
素人感覚ではなかなか適切に測れない場合が多いと思います。
例えば、自分が寝ている姿を横から正確に確認することもできませんし、高さを測る場合にはどうしても体が動いてしまします。
さらに、体の姿勢や首の曲がり方は人それぞれであるため、きっちりと正確に測るのは至難の技であると思います。
そこで、私が最近おすすめと思い調べているものは、枕工房と呼ばれている、枕専門店のお店です。
この枕工房では自分にあった快眠枕を作成していただけます。
まずは、横になって首の位置や首の曲がり方を測定します。
その後のカウンセリングなどを通じて、自分の高さにあうまくらを作っていきます。
もちろん、まくらの素材も自分で選ぶことができますので、世界に一つしかない、自分だけのまくらを作ることができます。
私はまだこの枕工房へ足を運んだことはありませんが、もう少しまくらのことを調べてみて、自分専用のまくらを作ってみたいと思います。
これ以上睡眠障害が続くと、体の病気にもつながる恐れがありますので、安眠を確保するための方策として、今年はぜひ、自分のまくら作成を考えているところです。
実はまくらにも賞味期限という寿命がありそうです
まくらは一度買うと、結構長く使っていらっしゃるのではないでしょうか。
私が今利用しているまくらも、3年前に購入したものです。
しかしながら、一般的にはまくらも賞味期限のようなものがあるようです。
というのは、長年使っていると、まくらの真ん中部分が頭の重さで沈んでしまい、形ができてしまうようです。
そうなると、本来の適切なまくらの高さが沈み込むことによって変わってしまい、結果、安眠を妨げることがあるという状況になります。
枕工房の推奨でも、羽根や羽毛の枕は2から3年、そばがらで2年、綿の場合は1年程度となっており、一番長持ちするパイプ形状のものでも4から5年ということです。
私のまくらは低反発のウレタンですが、ウレタンの交換も3年程度なので、すでに交換時期に突入していることとなります。
定期的にケアをしましょう
このように長年同じまくらを利用していることによって、まくらの高さが変わることから、定期的に交換をしていくことが良さそうですが日頃のメンテナンスも必要ですね。
例えば、長年使っていると、枕の匂いが気になりますよね。
寝ている時にもコップ一杯分の汗がでるようですので、頭の皮脂の汚れも枕についてしまいます。
またダニの温床にもなる可能性もあります。
定期的にまくらカバーをあらったり、枕自体を天日干ししたりするなど、殺菌をしてみましょう。
ホテルに宿泊する際のまくらについて
旅行や仕事などでホテルに滞在することもあると思います。
私も2ヶ月に1回程度は出張でホテルに宿泊するのですが、まくらが合わずに寝られない場合も何度かありました。
最近では、少し工夫して、まくらにバスタオルを巻いて寝ています。
私の場合、まくらが柔らかすぎると寝られないので、バスタオルを巻いてある程度固めのまくらにして寝ています。
また高さが合わない場合にはバスタオルをまくらの下に敷き、高さ調整をしています。
値段について
まくらの値段もそんなに安いというわけではありませんが、いいものを選ぶのが良いと思います。
1日のうちの6時間から7時間程度は布団やベッドの上で過ごすことから、いいものを選ぶに越したことありません。
私は1万円前後のものを利用しています。
ただ値段が高いからまくらの品質が良いというわけではありませんが、自分にあったものを選んでみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
まくらひとつとってみても深いものがあります。
特に睡眠という、人間として生きる為の重要な時間を大切に過ごすためにはまくらもポイントとなります。
まくらにお金をかけてられない、と思われるかたもいらっしゃると思います。
ただ1日6時間程度過ごす、つまり人生の4分の1、まくらをつかっているということを考えると、まくらの重要性を考えてみてもいいかもしれません。