ソファベッドは腰痛持ちの人にとってアリ?それともナシ?

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(DORIS) ソファベッド シングル 【リーフS ネイビー】 リクライニング 日本製ギア14段階 マイクロスエード調生地 同色クッション2個付属 ワンルームに最適 横幅103cm (KIC)

ベッドは、家の中でかなりのスペースを取るモノになります。

だから、もしワンルームなどのスペースが限られた家に住んでいる場合、出来ればソファベッドなどのスペースを有効活用できるものを使用したいと思うことでしょう。

でも、腰痛持ちの人にとってソファベッドというのはどうなのでしょうか?

ここではそんな、ソファベッドは腰痛持ちにとってアリかナシかということについて見ていきます。



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ソファベッドはやわらかすぎる事が多い

まず結論から言うと、ソファベッドは、腰痛持ちの人にとってはあまりおすすめは出来ません。

確かにソファベッドは便利です。

ただちょっといじるだけでソファベッドになりますし、ベッドを置かなくても済むので、インテリアが決まりやすくなります。

ワンルームの最大の欠点は、いきなりベッドが目に入ってきて、なんだかちぐはぐな雰囲気になってしまうことですから。

でも、そんな便利なソファベッドですが、基本的にはやはりその質感はソファのそれになります。

ソファは、えてしてすごく柔らかいものです。

もちろん中にはあえて固くしているソファもありますが、基本的にはやわらかいものが多いです。

やはりソファというのはリラックスを促すものですから、やわらかいものが多くなるのです。

ソファが柔らかいということは、ソファをベッドにした時にも当然すごく柔らかくなります。

しかし、腰痛持ちの人にとって柔らかいベッドは厳禁です。

柔らかいベッドでは寝返りが出来ない

なぜなら、やわらかいベッドでは寝返りが出来ないからです。

柔らかいベッドで寝返りをしようとすると、その寝返りをしようとした力がそのまま吸収されてしまい、上手く転がる事ができなくなります。

なので、寝返りは難しくなるのです。

そうして寝返りができなくなると身体は固まっていき、すごく痛くなります。

それは、車に乗っている時にずっと長い時間渋滞に巻き込まれてしまったということをイメージしてみれば分かるでしょう。

あぁして渋滞に巻き込まれてしまった時、身体はすごく痛くなります。

それは身体を動かすことが出来なくて、身体が縮こまってしまうからなのです。

寝ている間、寝返りが出来ないというのもそれと同じことです。

そして、そうして身体が痛くなってしまうということはつまり、腰痛が悪化するということです。

なので、腰痛持ちの人にはソファベッドはおすすめできないのです。



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ソファベッドは狭い事も多い

また、ソファベッドは狭い事も多いという弱点もあります。

ソファベッドは、えてしてシングルサイズのベッド位のサイズ感になるでしょう。

でもそれはあくまでも横幅の話しになります。

シングルベッドの縦のサイズは、だいたい200センチくらいになりますが、ソファベッドの場合は、180センチとかそれくらいであることが多いです。

それでは、身長の高いひとにとってはやはり狭く感じるでしょう。

たとえ横にはある程度のサイズが確保されていても、縦のサイズ感が狭いとなると、思い切って寝返りをすることは難しくなるでしょう。

ただでさえ柔らかくて寝返りがしづらいといえるのに、それに加えてさらに狭くて寝返りがしづらいということまで加わってきたら、ますます寝返りができなくなり、腰痛が悪化するようになるのも当然だと言えるでしょう。

広いものではソファとしていまいちになる

だからといって、ソファをすごく大きいモノにしてしまうのもよくありません。

やはりソファには、ちょうど良いサイズ感があるものです。

たとえば、まず確実に1人しか座らないのに、3人掛けくらいの大きなソファを買ったとしても、いまいち座りづらいものです。

そしてなによりすごく幅を取るので、ソファの存在感が強くなりすぎて、すごく邪魔になるでしょう。

そうしてソファとしていまいちになってしまうと、たとえベッドとしては良い感じになってもプラスマイナス0になってしまいます。

なので、やはりそれもおすすめは出来ないのです。

へたりやすいのも問題

腰痛持ちの人がソファベッドを避けるべきだという理由には、ソファベッドのへたりやすさの問題もあります。

ソファベッドと言うのは、ソファもこなすしベッドもこなすということになります。

ということはつまり、家にいる時ほぼほぼすべての時間、そこの上で過ごす事になるでしょう。

家にいる時間のほぼほぼすべての時をそこで過ごすとなると、ずっとそこに自分の体重の負荷をかけ続けることになります。

そうして休むことなく体重の負荷をかけ続けていれば、当然次第に凹んできたりするでしょう。

そのペースは、ベッドとソファを別々で用意する時よりもはるかに早くなるはずです。

ヘタると寝返りもしづらくなる

そうしてへたってしまうと、まず見た目が悪くなります。

でも、見た目が悪くなるくらいであれば、それは特別問題にはならないでしょう。

問題なのは見た目が悪くなることではなく、へたってしまうと寝返りがしづらくなるということです。

凹んでしまうと、その凹んでしまったところに身体はハマるようになるでしょう。

そうして身体がそこにハマってしまったら、そこから抜け出すためには、しっかりと力をこめて寝返りをしないとならなくなります。

でも、ここまでも見てきた通りに、まず柔らかすぎて寝返りがしづらいですし、それに加えてサイズ感の問題で寝返りもしづらいというソファベッドなのですから、そうそう簡単にそこから抜け出せるはずもありません。

接続部にハマることも多い

また、はまってしまうのは、へたってしまった部分だけではありません。

ソファベッドは、基本的にソファの状態の背もたれを倒してベッドにするという仕組みの物が多いです。

でもそうしてソファの状態の背もたれを倒してベッドにするという仕組みの場合、倒した時にその背もたれとボディの接続部にちょっとした隙間が出来るのです。

それを軸にして動かすわけなのですから、それは当然だと言えるでしょう。

しかし、そこにそうして隙間ができてしまうと、そこに身体がはまってしまう事も出てきます。

そこに身体がはまってしまうということは、へたってしまったところにハマるのと同じように、当然上手く寝返りをすることが出来なくなるのです。

それもやはり腰痛を引き起こすことに繋がります。

色々な理由で寝返りがしづらくなる

そんな風に色々な点から上手く寝返りができなくなるので、ソファベッドは避けるべきだと言えるのです。

寝返りができなくなる理由がただ一つくらいなのであれば、別にそこまで困る事もなかったかもしれません。

でもこうして様々な角度から寝返りができなくなるようになっているのであれば、やはりそれに対しての対蹠は難しくなるでしょう。

しかし寝返りをしないと身体が痛くなってしまう。

腰痛持ちの人は腰痛がどんどん悪化してしまうのですから、ソファベッドは避けないとなりません。

スペースを埋めたくないのであれば、ソファベッドを使うのではなく布団を使うと良いでしょう。

布団で寝て、朝起きたらすぐにその布団を外に干すようにすれば、スペースも埋まりませんし、衛生的でもあります。

まとめ

ソファベッドは、様々な角度から寝返りを阻害してしまい、腰痛を悪化させる可能性が高いので、腰痛持ちの人は避けた方が良いです。

便利な道具には、えてして弱点もあるものです。

そしてソファベッドの場合はその弱点がたまたま、腰痛持ちの人との相性がすこぶる悪い弱点だったのです。

だから、残念ですが避けることをおすすめします。






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