ツライ腰痛をなんとかしたい!今日から使いたい入浴剤4選
デスクワークによって引き起こされる、腰の痛みに悩んでいませんか。
働き方改革が叫ばれる中、仕事で疲労してさまざまな体の不調を訴える若い人が多いのはSNSなどを見ても明らかでしょう。
そんな状況に呼応するかのように健康や美容のブームが巻き起こっており、さまざまなヘルスケア情報をチェックしている方も多いのではないでしょうか。
今回は、ツライ腰痛を和らげてくれる身近な入浴剤を5つご紹介します。
目次
日本に昔からある「湯治」の文化
入浴剤はただお風呂のお湯に色が付くだけだと思っていませんか。
実は、そんなことはありません。
メーカーによってさまざまな効果が期待できるように成分が工夫された入浴剤が多数あります。
「湯治」という言葉があるように、日本の温泉のお湯で体の不調を癒す風習は昔からありました。
そんな効果を少しでも家庭で取り入れられたら素敵ですよね。
腰が痛む理由の一つが「冷え」
腰が痛む理由はさまざまありますが、その一つは冷えだと考えられています。
長い時間デスクワークなどで椅子に座り続けることで、血行がわるくなってしまい体が冷えたり、足がむくんだりするのだとか。
そんな冷えが原因の痛みに、少しずつアプローチしてくれるのが入浴剤です。
浴槽にじっくり浸かり、体をほぐしたりとリラックスして筋肉を動かすことで、仕事で凝り固まった体をほぐしていきましょう。
入浴剤初心者の方は「バブ ゆずの香り」からトライ
入浴剤をあまり使い慣れていない方におすすめしたいのがバブです。
花王株式会社から販売されていて「炭酸成分のツブが効く!」というCMでもお馴染みですね。
バブのここがすごい
バブは浴槽のお湯の中に固形の錠剤を投入して使用します。
入れてすぐに炭酸の泡がシュワーッと浴槽内に広がるのは、子供だけでなく大人が見ていても楽しい光景です。
個包装の固形タイプなのでこぼれにくいですし、粉タイプの入浴剤のように湿気ってしまう心配もありません。
この錠剤に含まれている炭酸成分が、体を温めて血行を良くしてくれると考えられていて、その手軽さからファンも多いのがこのバブです。
また、ゆずの香りがさっぱりとした気持ちにさせてくれます。
炭酸ガスは何が期待できるか
炭酸ガスは血管を広げるので、血行がよくなるということがだいぶ知られてきたのでしょうか、炭酸ガスの効能が近年注目を集めていますね。
温泉にも「炭酸泉」というものがあるのをみなさん聞いたことがあるでしょう。
特に女性からは、新陳代謝を活発にしてくれるので美肌になるといった評価のある泉質です。
ご自宅のお風呂で温泉レベルの高濃度を再現するのはもちろんなかなか難しいですが、スーパーやドラッグストアでも手軽に買うことのできるバブで、温浴効果が期待できるのはとても嬉しいところではないでしょうか。
香りも楽しみたいなら「バスロマン ヒノキ浴」がおすすめ
固形でなく、粉のタイプの入浴剤がお好きな方にはバスロマンをおすすめしたいです。
アース製薬から販売されていて、圧倒的なコストパフォーマンスの良さも魅力ですね。
バスロマンのここがすごい
バスロマンは同じ価格帯のほかの入浴剤に比べると、香りが長続きします。
粉タイプなので溶けるのが早いですし、ご自宅の浴槽の大きさに合わせて細やかに量が調節出来るのも嬉しいですね。
天然の成分ヒノキチオールが配合されているので、リラックス効果が期待できます。
乳白橙色というにごり湯なので、普段のお風呂時間がロマンティックになりますね。
バスロマンのパッケージの裏側におすすめの入浴方法が書かれているので、効果を期待される方はぜひ実践してみてください。
ヒノキの香りは何が期待できるか
ヒノキは日本の温泉の浴槽の素材に使われることもある木の名称です。
オーガニックブームやアロマオイルのブームに伴い、ヒノキの魅力に注目が集まっています。
その独特のスッキリした香りには日本人はどこか懐かしさを感じ、落ち着くことができるのではないでしょうか。
またその成分から鎮静の作用があると考えられており、高ぶった気持ちを落ち着けてくれると考えられています。
入浴剤として取り入れることで、ご自宅でのお風呂タイムをリラックスして過ごせるのではないでしょうか。
「KNEIPバスソルト ユーカリ」も効果的
ここ数年でとても認知度が広まったのが、株式会社KNEIPジャパンより発売されているバスソルトです。
ソルトというのは塩のことで、パケージから見えるように粒の大きいサラサラとした触り心地の塩が入っています。
バスソルトのここがすごい
塩というとお料理に入れるしょっぱいアレというイメージをお持ちの方も多いと思うのですが、実は種類によって精製の仕方や含まれている成分が違ってきます。
KNEIPのバスソルトはミネラルがたっぷり含まれた天然の岩塩を材料に使用しているので、そのミネラルが痛みを和らげてくれると言われています。
美容にも効果が高いことから若い女性を中心に近年人気が高まり、その効能に男性も注目し始めています。
岩塩には何が期待できるか
岩塩はデトックス効果が注目されています。
お風呂にいれることで体があったまって汗が出るのですが、この汗と一緒に体の中の水分や老廃物が排出されるのが期待されているのですね。
肩こりやむくみで悩んでいる方にとっては嬉しい岩塩ですが、日本国内で採れる場所はないと言われています。
そのため海外で岩塩を採掘するので、日本で入浴用に使用するものは少々ほかの入浴剤に比べて値段が高めとなっています。
まだまだ注目を集めたばかりの岩塩ですが、このように手軽に入浴剤として使用して効果が体感できるのはうれしいことですね。
効能を実感したいならやっぱり「きき湯 カボスの香り」
ドラッグストアなどでもお馴染みなのがきき湯です。
株式会社バスクリンより発売されている、おしゃれなパッケージが特徴の粒状の入浴剤です。
きき湯のここがすごい
「腰痛・肩こりに」という記載のとおり、温泉由来成分である硫酸マグネシウムや炭酸ガスが含まれています。
昔からある入浴剤のなかではややお値段が高めですが、効果を実感してリピートしている方がとても多く、入浴剤といえばきき湯を思い浮かべる人も多いです。
体があたたまることによって腰痛がやわらぐという体験談もあるので、期待のエースとしてご紹介しました。
温泉由来成分には何が期待できるか
パッケージにもあるように、硫酸マグネシウムや炭酸ガスの効果で新陳代謝を活発にして温浴の効果を高めてくれます。
バブの項目でもご説明したように、炭酸ガスは血管を拡張してくれると考えられています。
また、硫酸マグネシウムは単体の医薬品や美容グッズもある様子です。
日本人に親しみのある「温泉」に含まれる成分にはさまざま効果があることがわかっており、入浴剤を愛用する方々はこれからも注目したい情報ですね。
きき湯は長い時間炭酸の泡が出るように、ツブの形状にもこだわって作られているのも魅力ではないでしょうか。
まとめ
以上4つ、ツライ腰痛があるときには是非使いたい入浴剤についてご紹介しました。
入浴剤そのものが直接の治療になるわけではありませんが、私たちが普段の生活で取り入れられる工夫の一つとしてはとても大きな役割を果たしてくれるのではないでしょうか。
今ではおじいちゃんやおばあちゃんだけでなく、ワーママさんやお仕事が大変なお父さんなど若い世代の方も腰痛に悩まれている方は多いです。
腰に負担のかかる仕事で疲弊してしまうからこそ、家に帰ったらゆっくりとしたいものですね。
家庭用の入浴剤は色を楽しむだけでなく、温泉の効能に似たものを発揮するように工夫されているものもあるということが伝われば幸いです。
あなたのゆっくりの時間のお供にぜひ入浴剤を取り入れてみてください。