入浴剤をプレゼントするのに適しているシーン、適していないシーン
入浴剤は、プレゼントとしても良く贈られることがあるものです。
なので、貰ったことがあるという方も多いのではないでしょうか?
ということは、次に自分が誰かに何かを贈ることになった際、入浴剤をプレゼントするということが浮かぶのはごくごく自然なことになります。
しかし、中にはそれが適していないシーンもあります。
ここではそれが適しているシーンと適していないシーンについて見ていきます。
入浴剤は結婚祝いとしては向いていない
まず入浴剤をお祝いとするのに向いていないシーンから見ていきたいと思います。
入浴剤をお祝いとするのに向いていないシーンと言えるのが、結婚祝いです。
結婚祝いとしては、入浴剤はすごく手頃です。
もちろん相手が結婚式をしないひとであれば、もう少しお値段の張るプレゼントをお祝いした方が良いかもしれませんが、どうせ結婚式をするし、そこに招待されているのであれば、そこでご祝儀を渡すにことになるでしょう。
それなのに結婚祝いまで高価なものを渡していたら、相手も困ってしまうでしょう。
なので、そこではある程度手ごろなもので十分なのです。
でも、実は入浴剤は結婚祝いとしてはあまり適切ではないのです。
流してしまうものだから
そこには、もちろん理由もあります。
それが、入浴剤というのは、使用した後に流してしまうものだからです。
結婚というのは、すごく素敵なことです。
でも、こうして流してしまうものをプレゼントしていたら、その素敵なことを流してしまう、いうなれば水に流してしまうようで、どことなく縁起が悪いのです。
だから、あまり結婚祝いのプレゼントとしては適切とは言えません。
結婚祝いならばなくならないものを
縁起的には、結婚祝いではなくならないものをプレゼントするのがおすすめです。
なくならないものは、その結婚の幸せがずっと続くことを想起させます。
なので、結婚祝いにするならばなくならないものが適切なのです。
出産祝いにはもっと適さない
入浴剤をお祝いとするシーンでは、出産祝いもあるでしょう。
出産祝いでは、結婚祝いよりもさらにお手頃なものを贈ることが多いです。
なので、値段的にさらにちょうど良いと言えるのです。
でも、出産祝いの入浴剤は、結婚祝いの入浴剤よりもさらに縁起が悪いと言えます。
なぜなら、出産と流すというのはすごく相性が悪い言葉だからです。
出産は何度もあって欲しいもの
また、出産というのはえてして何度もあって欲しいものだと言えます。
そうして何度もあって欲しいもののお祝いの時に、使い切ったらなくなってしまうものを贈ることは、やはり縁起がよくありません。
だから、出産祝いでは入浴剤は適さないと言えます。
肌質も変化したり敏感になったりもする
さらにいえば、出産後というのは、肌質が変化したり、ちょっとしたことに敏感になったりもするものです。
なので、入浴剤が全然合わない可能性も高いのです。
そもそもそうした肌につけたり、香りが強かったりするものはまだしばらく避けた方が無難だと言えるでしょう。
適しているのは快気祝い
では、逆に入浴剤が適しているシーンとはどのようなシーンになるでしょうか?
入浴剤には、特にそれが適しているシーンがあったりします。
それが、快気祝いです。
快気祝いと言うことはつまり、病気が治った時などに、入浴剤をお祝いとするのです。
なぜ快気祝いに適しているのか
でも、なぜ入浴剤が快気祝いに適しているといえるのでしょうか?
それは、病気ということが関係しています。
入浴剤をプレゼントするのに、結婚祝いや出産祝いが適さないと言うのは、それがなくなってしまうようで縁起が悪いからでした。
では、病気の場合はどうでしょうか?
それがなくなってしまうことは縁起が悪いことでしょうか?
いや、間違いなくすごく縁起が良いことだと言えます。
病気なんて二度と起こって欲しくないですし、なくなって欲しいものになります。
だから、なくなるものをプレゼントすることはすごく縁起が良いのです。
ましてや入浴剤は、先述の通り水に流すものですから、病気や悪い運気を流し出すという縁起のよさもあります。
なので快気祝いとしてはすごく適しているとプレゼントだと言えるでしょう。
気分的にも上がる
また、入浴剤には、見た目の華やかさや、香りによる高いリラックス効果があります。
ということは、病気によりさがっていた気持ちも上がりやすくなると言えるでしょう。
そういう実用的な意味でも、入浴剤を快気祝いにすることはすごくおすすめできることです。
やはり値段的にも、快気祝いにはこれくらいのものが良いですし、快気祝いに何を贈るべきか迷ったら、是非入浴剤を選んでみて下さい。
入浴剤は誕生日にも適している
また、もう一つ入浴剤をプレゼントするのに適している時があります。
それが、誕生日の時です。
自分が誰かに入浴剤を貰った時も、誕生日の時だったのではないでしょうか?
誕生日の時には、入浴剤はすごく贈りやすいのです。
見た目が華やかなのであっている
最近の入浴剤は、すごくオシャレです。
なのでまず見た目がすごく華やかだと言えます。
華やかな見た目の入浴剤は、それだけで誕生日を盛り上げてくれるでしょう。
そして何より、誕生日には特別縁起的な事を気にすることはありません。
結婚祝いや出産祝いと違って、元々そこまですごく目立たいことでもありません。
病気などの問題が無ければ誰にでも必ず1年に1度訪れるものですから。
なので、水に流すとかなくなるとか、そういう印象を与える物を贈られたとしても、別に何も感じない人がほとんどでしょう。
それよりも見た目が華やかということのほうに気をとられて、喜んでもらえるはずです。
むしろなくなるものの方が喜ばれる
誕生日には、なくなるものの方が喜ばれる傾向もあります。
誕生日のプレゼンというのは、色々な方からもらうものです。
なので、意図せずものが増えすぎてしまう事もあるでしょう。
そしてそれが毎年来るのです。
ということは、それらが全てなくならないものだったら、家にあまり自分の趣味ではないものがどんどん増えてしまう可能性が出てくるでしょう。
それは、意外と嫌がる人も多いです。
だからなくなるものの方が適切だと言えるのです。
なくなるものであれば、どれだけ貰ったとしても、きちんと1年以内にはなくなるでしょうから、それが積み重なっていくということはないのではないでしょうか?
何も気にしない人も増えている
ここまで、入浴剤を贈るのに適しているシーンと適していないシーンを紹介してきましたが、実際にはそうしたことを全然気にしない人もすごく増えてきています。
なので、そこまで気にする必要もないかもしれません。
ただ、上司など、目上の人や年上の人に贈る時にはある程度は気にした方が良いかもしれません。
気にしない人が増えてきているとは言っても、やはり気にしないのは若い方になります。
昔ながらの習慣にとらわれている人というのは、やはり年齢が上がるにつれて増えていきます。
だから、年上の人や上司に贈る際には、一応気にする事をおすすめします。
まとめ
入浴剤は、縁起的にそれがあわない結婚祝いや出産祝いには適さないので、そういうシーンでプレゼントすることは避けた方が良いでしょう。
贈るのであれば、快気祝いや誕生日のお祝いが一番おすすめです。
そういうシーンになったら、是非お祝いとして入浴剤を選んでみてください。
きっと喜んでもらえるプレゼントとなるはずです。