冷たいまくらにはデメリットもある?冷たいまくらを使用する時の注意点
夏などの暑い時には、たとえば接触冷感タイプのまくらや、あるいは氷枕などのまくら、さらには冷蔵庫などでまくらを冷やして冷たくしてから使うということもあるでしょう。
そんな冷たいまくら達は、気持ちが良いので夏にはすごく重宝するものです。
でも、それを使う際には注意点もあるのです。
ここではそんな、冷たいまくらの注意点を紹介します。
肩こり・腰痛におすすめのまくら(枕)ランキングベスト3はこちら
首を外してまくらを置く
冷たいまくらの注意点としてまずいえるのは、首を外してまくらを置くということです。
一般的なまくらであれば、普通に首から方のあたりにいれて、それで首のカーブをきちんと作るようにしてまくらを使うのが理想的だと言えます。
でも、冷たいまくらはあまり首のあたりには用いない方が良いのです。
それは何故だかわかりますでしょうか?
それは、首のあたりにつめたいまくらを置くことによって、身体を冷やし過ぎてしまうかもしれないからだと言えます。
首のあたりには太い血管がある
でもなぜ、首のあたりに冷たいまくらをおいておくと、身体を冷やし過ぎてしまうことに繋がるのでしょうか?
それは、首のあたりには太い血管があるからだと言えます。
首のあたりには、太い血管があります。
そしてその血管というのは、全身をめぐるものです。
では、その太い血管が、冷たいまくらによって冷やされてしまったらどうなるでしょうか?
そうして太い血管が冷たいまくらによって冷やされてしまったら、その冷えた血が全身をめぐることになってしまうでしょう。
冷えた血が全身をめぐることになったら当然ながら、当然それによって身体は冷やされて行ってしまうでしょう。
身体が冷えたら風邪を引いたりする
では、そうして身体が冷えていったらどうなるでしょうか?
そうして身体が冷えていったらまず風邪を引く可能性が出てくると言えるでしょう。
それは当然身体が冷えているのですから、免疫力が下がり風邪をひきます。
ましてやおそらくはお風呂に入ったあとで、しっかりと身体を温めた後にそういう状態になっていると思われますから、より風邪をひきやすい状態にあると言えるでしょう。
風邪をひいても誰も助けてくれませんし、そうならないようにするためにも、冷たいまくらは首のあたりには置かないようにした方が良いのです。
なるべく低いまくらを使う
でも、まくらを首の下に入れることが出来ないと、すごく寝苦しいのではないかと思う人もいるでしょう。
たしかに、ただ一般的な高さのまくらを後頭部の下あたりにおいて使おうとしたら、多少ツラいところもあるかもしれません。
ですがそれは、使用するまくらを変えることによって改善することが出来るはずです。
まくらの高さが高いから首の角度がきつくなり辛くなるのであって、まくらがある程度低ければ、それを後頭部の下に入れてもあまりきつくなることはないはずです。
だから、首を外して冷たいまくらを使う際には、ある程度高さの無いまくらを使用するようにしていきましょう。
そうすれば太い血管を冷やしてしまうこともありませんし、首が痛くなるようなこともないでしょう。
身体を冷やさなくなったとしても、首が痛くなってしまったら結果万全にはならないので、要注意です。
肩こり・腰痛におすすめのまくら(枕)ランキングベスト3はこちら
温度を下げ過ぎないことも大切
また、そうした冷たいまくらは、温度を避け過ぎないことも大切になります。
冷たいまくらを使うのであれば、冷たければ冷たいほど良いだろうと思っている方もたくさんいるかもしれません。
でも、それは間違いです。
冷たいまくらを使っていて、冷たければ冷たいほど良いということはないのです。
冷たけば冷たいほどに、身体を冷やしすぎてしまう可能性が高くなると言えるでしょう。
そうならないためにも、冷たいまくらの温度は下げ過ぎないようにしておくべきなのです。
冷やす系のまくらは避けるべき
冷たくしすぎないためには、基本的には冷やす系のまくらは避けるようにした方が良いでしょう。
冷やす系のまくらと言うのは、たとえば冷蔵庫にまくらを入れておいたり、あるいはそもそも冷蔵庫や冷凍庫で冷やしてから使うようなものだったりになります。
そういう物は当然冷蔵庫に入っているものくらい冷えてしまうということになります。
冷凍庫の場合は0度以下になってしまうということになるでしょう。
それで頭を冷やしていったら、頭からでも全身を冷やし過ぎてしまうことになる可能性は十分にあります。
だから、それらのまくらはなるべく使わないようにするのがおすすめです。
もし冷たいまくらを使いたいのであれば、接触冷感タイプのまくらくらいにしておきましょう。
それならば、多少頭は冷たく感じるでしょうが、身体を冷やしてしまうほどのまくらの冷たさではありません。
なので、使用しても特に問題はないのです。
まくら以外はしっかりと温めるように
冷たいまくらを使う時の注意点として、他の寝具に対する注意点もあります。
というのも冷たいまくらと使う時には、一般的に他の寝具も冷たいものにしたり、或いは他の寝具は使わなかったりしがちになります。
冷たいまくらを使うという位ですから、当然その日は暑かったりするのでしょう。
暑いと他の寝具は使わなくても良いかと思ってしまうのが人間です。
だから冷たいまくらを使う時には他の寝具も冷たくしたり、使わなかったりするのですが、冷たいまくらを使う時でも、身体の方はしっかりと温めて眠るようにしましょう。
もちろんどうしても暑すぎて寝苦しくて眠れないというのであれば、その時には無理して寝具を使うことはありませんが、そういう時にでも身体をある程度保温できるタオルくらいはかけておく必要があると言えるでしょう。
なぜなら、冷たいまくらを使って軽く頭を冷やしながら寝ているのに、寝具でまで体を冷やしてしまうと、身体を冷やし過ぎてしまうことになるからです。
まくらでも全身冷えることを意識しておく
何度も言うようですが、血管と言うのは繋がっています。
だから、まくらで頭を冷やすことによって、ある程度は全体が冷えていくのです。
それなのに寝具でまで身体を冷やしてしまうと、常に身体を冷たい地が巡ることになってしまうでしょう。
それでは身体が冷えてしまうのも仕方ありません。
そうならないようにするために、寝具はある程度保温力のあるものを使うべきなのです。
大事なことは身体を冷やしすぎないこと
ここまで読んできてなんとなく分かった方も多いかもしれませんが、冷たいまくらを使う時に大切なことは、身体を冷やしすぎないようにすることです。
人の身体と言うのは、冷えがすごく苦手です。
だから、ちょっと冷やし過ぎてしまうだけですごく危険なのです。
もちろんそれによって命が危険になるというくらいに危険なことではありませんが、体力が弱っている人ならば、風邪から何かを併発してしまうこともあるでしょう。
だから、風邪をひきやすくなる位のことならば別にいいから身体を冷やしてしまおうと考えるのは良くありません。
冷たいまくらを使う時には、しっかりと身体を冷やしすぎないように意識して使うようにしてください。
まとめ
冷たいまくらを使用する際には、是非これらのことに注意をしていって下さい。
冷たいまくらは、気持ちよく使えて頼りになるものではありますが、注意点もあるのです。
それを意識しないで使っていくと、危険なことになる可能性もあります。
そうならないように、是非身体を冷やさないように意識しながら冷たいまくらを使っていってください。