出産による骨盤変形が起こす腰痛(口コミ・体験談)
腰痛なんて経験が無かったので、腰痛に苦しむ父の姿を見てもどれくらい痛いのか全くピンッときませんでした。
しかし、その気持ちがとてもわかるような出来事が起こったのです。
一生涯結婚なんてする事がないと、出産なんてする事がないと決めつけていた私が、結婚し出産する事になったのです。
それがこんなにも骨盤がガタガタになるとは思いませんでした。
不気味な痛み
1人目出産が終わった後、私はすぐに2人目を妊娠しました。
なので出産は骨盤がもとに戻るのを確認する暇もないくらい、忙しく2人目を産んでしまいました。
しかし2人目妊娠の7ヶ月くらいから右足に激痛が走り、立て無くなる事がしばしばありました。
それは本当に一瞬の出来事ですが、崩れ落ちるくらいの痛みでした。
まるで神経が骨の間に一瞬挟まれたような激痛でした。
その痛みも出産直前には消えてなくなりました。
骨盤ベルトを付けてみた
2人目出産後、必死に子育てをするなか気持ち悪い感触に気づきました。
腰がフワフワするのです。
仰向けに寝ようとすると、お腹の中の内臓が骨盤を押して骨盤が広がったような感覚に襲われるのです。
そして横を向いて寝ようとすると、今度は骨盤が畳まれるような痛みが走るのです。
多分言葉どおりの事が起きていたのでは無いかと思っています。
あまりにも気持ち悪く「体が歪んでいる実感」があったために、骨盤ベルトを締めて生活するようになっていました。
ベルトを使うとしばらくは痛みが消えていました。
歪みからの激痛
しかし、しばらくするとまた痛みがぶり返してきたのです。
骨盤ベルトをすると余計に痛むようになってきて、骨盤ベルトすら出来なくなってしまいました。
そうしているうちにとうとう激しい腰痛がやってきて、腰が立たなくなってしまいました。
あまりの痛みに両親に頼んで病院に連れて行ってもらいました。
そこでレントゲンを撮ってもらったところ、やはり骨盤が歪んでいると言われました。
レントゲン写真にうつる骨盤の右と左の端に点のシールを貼って、一直線に線を引くと明らかに線が斜めになっているのです。
医者からもこれは相当痛いでしょ。
と言われました。
出産による骨盤の歪みからくる腰痛だそうです。
そして病院で腰全体を覆う腰痛ベルトを貰いそれを付けて、一週間くらいで痛みが引いて行きました。
痛みが無くなってきたら元の体系に戻ってるかも?
念の為、腰が痛くなくなっても腰痛ベルトはつけて置くようにしました。
すると今度は、骨盤が固定されてきたのか逆にベルトを締めるのが苦しくて、嫌になってきました。
ベルトを付けなくても大丈夫になってきたのですが、やはり日常で重い荷物を持ったり、子どもを抱っこしたりする時等は、またあの激痛がやってくるのじゃないかと気が気じゃありませんでした。
そこでなんとなくひらめいたのが出産後に、はこうとしてはけなかったジーンズの存在を思い出しました。
これがビンゴでした。
骨盤が小さくなって今まではけなかったジーンズがはけるようになっていたのです。
なので、私は出来るだけジーンズをはくように心がけました。
何しろ元の体系に戻したかったから、今まで着ていたものがこうやって自分の体系を保護してくれるなんて、願ったりかなったりだったのです。
これは骨盤が固定されてきた時期の女性にはかなりおすすめな方法です。
しかしジーンズも無理して小さいのをはくと腰痛が増すので要注意です。
まとめ
私は出産を経験して骨盤が広がり、初めて父の腰痛の激しい痛みをわかる事が出来るようになりました。
父がありとあらゆる手法を使って、痛みを取ろうとしていたのも私的には「なにそれ?
本当は対して痛くないんじゃないの?」と思っていましたが、腰痛は治るにつれて痛みの度合いや感覚や腰の具合によって、寝方や固定の仕方が変わるという事が私にもわかるようになりました。
そしてその痛みがわかる本人にしか、調整出来ないと言う事もよくわかりました。
なので父が痛い時とかは、父の工夫をお手伝い出来るようにこれからは協力してあげようという気持ちになりました。