安いのじゃダメ?高価な入浴剤と安い入浴剤の違いとは?
入浴剤にはすごくいろいろなものがあります。
すごく安いものもあれば、中には1回分で500円くらいするようなすごく高級なものもあります。
でも、そこで一つ疑問が生じてきます。
そもそも高価な入浴剤と、安い入浴剤ではどのような違いがあるのだろうということです。
ここではそんな、高価な入浴剤と安い入浴剤の違いについてみていきます。
高価な入浴剤は天然成分であることが多い
高価な入浴剤と安い入浴剤の一番の違いとしてあげられるのは、やはり何でてきているのかということです。
安い入浴剤は、安く売るために作らないとなりません。
つまり、原価の高い素材を使うことができないということになります。
原価の高い素材とはたとえば入手困難な素材になります。
たとえば、どこどこの海でしかとることができない岩塩とか、そういうものはどうしても高くなります。
なので、安い入浴剤はそれを使用することができないのです。
ということはつまり、安い入浴剤でそれと同じような効果を出していこうと思ったら、それの効果と同じような効果を出せるような他の安い素材を使わないとならないということになります。
しかし、高い入浴剤であればそれを使用することができます。
その違いが一番の違いなのです。
安い入浴剤の素材とは
では、安い入浴剤にはどのような素材が使われているのでしょうか?
主に安い入浴剤に使用されているのは、科学的に作られたものになるでしょう。
科学的になにかを作るのであれば、いくらでも安く済ませることはできます。
自分たちで作ればよいのですから、安く作ることだってできるのです。
安く入浴剤を売るためには、そうするしかないと言えるでしょう。
現代ではそれでも良い効果のものは作れる
昔であれば、やはりそうした科学的に作られたものは、あまり高い効果のものはできなかったでしょう。
しかし、今の時代は違います。
今の時代では、なんならそうしてコストをかけずに作ろうとした科学的なものの方が、より効果が高くなることがあります。
いろいろな情報がいくらでも手に入る時代ですし、科学力自体も昔よりはかなり上がっているのが今の時代です。
なので、コストをかけずにすごく効果の高いものを作ることは可能なのです。
ということはつまり、成分が天然だからといって、値段がたかいからと言って、必ずしも安い入浴剤よりも高い効果が出せるわけではないということになります。
高い入浴剤は肌に優しい
でも、そうして高い入浴剤と安い入浴剤で効果に差がなく、なんなら安い入浴剤の方が効果は高いことがあるのであれば、そもそも高い入浴剤を買う理由なんてどこにもなくなってしまうと言えるでしょう。
しかし、それでも高い入浴剤を選ぶ人はいます。
そういう方たちは、何故高い入浴剤を選んで購入しているのでしょうか?
それには当然理由があります。
まず一つは、そもそも安い入浴剤がそうして高い効果を持つことがあるということを知らないということです。
もちろんすべての安い入浴剤で効果が高いわけではありません。
中には本当に安く作ることだけにすべてをかけていて、全然効果がないものもあるでしょう。
もし昔そういうものを使ったことがあったらどうでしょうか?
全ての安い入浴剤に対して、効果がないという印象を持つことになるでしょう。
だから、それを使うことはなくなり、高い入浴剤に頼るようになるのです。
まず一つはそういう理由になるでしょう。
しかし理由はそれだけではありません。
もう一つ理由はあるのです。
それが、高い入浴剤の方が肌に優しいことが多いということです。
科学的なものは刺激も強い
科学的に作られたものというのは、肌に与える刺激も強いことが多いです。
安く作れて、かつ効果も高くなるのですから、必ずどこかのその弊害が出てきます。
それが、肌への刺激なのです。
肌への刺激が強いとなると、そのせいで肌を荒れさせてしまうこともあるでしょう。
しかし良い天然成分でできていることが多い高い入浴剤であればそうなることはないでしょう。
天然成分である時点で科学的にできたものよりは肌に優しいことが多いですし、そもそもコストをかけられるだけあって、しつかりと肌をいたわれるように作成されていることも多いです。
なので、肌への刺激はかなり少ないと言えるでしょう。
だから、肌が敏感な人でも使いやすいのです。
普段何らかの化粧品などで肌が荒れてしまうことが多いというくらいに肌が敏感な人には、やはりある程度高級な入浴剤を使用することをおすすめします。
そうすれば肌を荒れさせることなく、入浴剤の良い成分を味合うことができるようになるでしょう。
高級な入浴剤はパッケージへのこだわりが強い
高級な入浴剤と安い入浴剤の違いとして、パッケージの違いもあります。
高級な入浴剤は、基本的に安い入浴剤と比べてパッケージへのこだわりが強いことが多いです。
それはそうでしょう。
せっかくコストをかけつつ苦労して開発した入浴剤でも、パッケージが安っぽければそのすべてが安っぽく見えてしまいます。
入浴剤を買う時最初に見るのはパッケージ
入浴剤を買う時にまず見るのは、間違いなくパッケージです。
成分などは、まずパッケージを見ないとわかりませんし、パッケージで惹かれなければ、入浴剤なんて見向きもされないことが多いです。
ましてや、その入浴剤はコストをかけて作成した高いものなのですから、パッケージがよくないとなおさら売れなくなるでしょう。
これが安い入浴剤であれば話は別です。
安い入浴剤の場合は、そもそも値段で目をひくことができます。
そして、安いだけあってたとえパッケージがやすっぽくてもあまり問題にはならないのです。
だから、そこまでパッケージにこだわる必要がありません。
そこにこだわるくらいならばもっと価格を下げたいと考えているところも多いでしょう。
なので、パッケージにコストはかけないのです。
その差も大きいでしょう。
高いものは香りへのこだわりも強い
高い入浴剤と安い入浴剤の違いとして、香りへのこだわりもあります。
入浴剤のメインの目的は、体を温めることにあることが多いです。
体を温めることには、実際問題香りは関係ありません。
しかし、やはり香りがあるからこそ入浴剤という感じもしますし、入浴剤には香りが付加されていることが多いです。
でも、やはり安い入浴剤ではその香りにそこまでコストをかけることができません。
なので、成分同様に人工的に作り出したもので香りをつけていくことになるでしょう。
そうすると、やはりその香りはやや人工的な香りになることが多いです。
対して高級な入浴剤の場合は、そこにコストをかけることができるので、もっと上品な香りに仕上がることが多いです。
もし香りに対して強いこだわりがあるのであれば、やはりある程度高級な入浴剤から探していくのがおすすめです。
特別こだわりがないのであれば、安い入浴剤でも全然問題はないでしょう。
人工的な感じはしますが、良い香りと言えばそれもよい香りではありますから。
まとめ
高級な入浴剤と安い入浴剤の違いについてはお分かりいただけましたでしょうか?
安い入浴剤だからといってすぐに敬遠してしまうのは、いささかもったいないと言えるでしょう。
安い入浴剤でも十分効果の高いものはありますし、上手く使えばすごく役には立ちます。
これらのことを参考に、幅広い視野で自分に合う入浴剤を探していってください。