座椅子には肘掛けがあった方が良い?それともむしろない方が良い?
座椅子は、肘掛けがあるものもあれば肘掛けがないものもあります。
では、肘掛けがある座椅子と肘掛けがない座椅子は、どちらの方が良いのでしょうか?
どうせならより使い勝手が良い方を買っていきたいものです。
そこでここでは、肘掛けのある座椅子と肘掛けのない座椅子はどちらの方が効果的かということについて見ていきたいと思います。
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肘掛けがあると手を使う行動が楽になる
座椅子に肘掛けがあると、手を使う行動がすごく楽になります。
手を使う行動とはたとえば、雑誌を読んだり、あるいは漫画を読んだり小説を読んだり、スマートフォンをいじったりなんていうこともそれに当たります。
そうして手を使う行動をする際、もし肘掛けがないのであれば、それはなんとか筋肉で腕を支えるしかなくなります。
あるいは、せっかく座椅子に座っているのに、前のめりのような体勢になって、そして自分の前にあるテーブルに肘を置くという風なやり方をすることになります。
そうなったら、座椅子のリラックス感も台無しになりますし、そして何より前のめりになることによって腰に負担がかかるようになります。
筋肉に負担をかけないようにして別のところの筋肉に負担をかけてしまっているのであれば、意味がありません。
でも肘掛けがあれば、それを支えにできるので、筋肉も疲れませんし、前のめりになってしまうこともありません。
だから、座椅子の上で良く手を使う方には、肘掛けはあった方が良いです。
長くいると手を使う行動も増える
自分が座椅子の上で明確に手を使うかどうかが分からないという時には、自分がその座椅子の上に長くいるかどうかを考えるとよいです。
その座椅子の上に長くいるかどうかを考えて、もしその座椅子の上にある程度長くいるということになれば、その上で手を使う行動をする可能性も増えていきます。
なぜなら、ずっと座椅子の上にいて、そこでテレビを見ているだけということはまずないからです。
だいたいの場合でスマートフォンをいじったり、あるいは何らかの本を読んだりするものです。
もしそういうことをせずに、ただテレビを見ているだけでも、途中でまず確実に何か飲み物を飲みます。
飲み物を飲む際にも、肘掛けがあれば手を疲れさせずに飲み物を飲むことが出来るようになります。
だから、長くいる場合には、肘掛けがあった方が良いのです。
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腰が弱い場合にも肘掛けはあった方が良い
その上で長く過ごす場合や、あるいはその上で本を読んだりするという場合には、肘掛けのある座椅子を買うのがおすすめになりますが、肘掛けのある座椅子がおすすめになるのは、何もそういう方だけではありません。
肘掛けのある座椅子がおすすめになるのは、腰が弱い方でもあるのです。
なぜ腰が弱い方に肘掛けがある座椅子がおすすめになるのかわかりますでしょうか?
肘掛けを支えにして座ったり立ったりできる
それは、肘掛けがあれば、腰への負担が小さくなるからです。
座椅子は、座るまでの距離が、普通の椅子に比べてかなり長いところに特徴があります。
そんな椅子に座ろうとする際には、どうしても腰に負担がかかるようになるのです。
そうして腰に負担がかかってしまうと、やはり腰に不安がある方は腰痛を発症する可能性が高くなります。
そんな風に腰痛を発症しないためには、やはり出来るだけ立ち座りの際の腰にかかる負担を軽減していかないとなりません。
それができるのが肘掛けなのです。
肘掛けがあれば、それを支えにして立ったり座ったりできるようになります。
つまり、腰に力を入れて立ったり座ったりすることがなくなるのです。
そうして腰に力を入れて立ったり座ったりすることがなくなっていけば、その分だけ腰にかかる負担が減るのは当然です。
結果、腰が弱い人でもあまり腰に負担をかけずに座椅子を使うことが出来るようになるのです。
寝るときには邪魔になる
このように、肘掛けがついているといいことばかりのように思えますが、実はいいことばかりではありません。
それが寝るときに邪魔になるという点です。
座椅子は、足付きの座椅子でもない限り、180度かあるいは限りなくそれに近い角度まで倒していけるような座椅子が多いです。
ということはつまり、それの上で軽く寝ることもできるということになります。
しかし、そうして寝る際に、肘掛けがあると、その肘掛けによりすごく座椅子の上が狭く感じるようになります。
実際には、別に肘掛けがあることによって座椅子が狭くなるということはありません。
なぜなら座椅子の肘掛けは座椅子の外側についていることがほとんどだからです。
なので、寝たところで狭くなるわけではないのです。
でも、それがあることによってすごく圧迫感を感じます。
それがなければ、最悪座椅子から落ちて寝返りをしていくこともできますが、肘掛けがあるとそれもできませんから。
なので、そういう意味で寝るときに邪魔になるのです。
寝る目的で買うならばない方が良い
もし座椅子を、その上で寝ることを目的として買うのであれば、肘掛けがないモデルを買った方が良いです。
肘掛けがあるモデルを買っても、それがただただ邪魔になるだけなのですから、ない方が良いです。
そしてその上でリラックスして寝ることが出来るようにしていった方が良いのです。
太っている方にも肘掛け付きはおすすめしない
基本的には肘掛け付きの座椅子はおすすめできるものになりますが、寝ることを目的として座椅子を買う場合には、肘掛け付きの座椅子はおすすめできなくなります。
そして肘掛け付きの座椅子がおすすめできない方は、もう1例あります。
それが、太っている方です。
標準よりも太っているという自覚がある方には、肘掛け付きの座椅子はおすすめできません。
なぜなら、肘掛け付きの座椅子は、それによってサイドの限界幅が決まっているからです。
寝るときに邪魔になるというのと同様に、それがあることによって、座椅子の幅が決まってきてしまうのです。
すると、やはり太っている方にとっては辛いです。
座椅子は基本的にはある程度の幅があるものにはなりますが、太っているとその幅が狭いという方もいるものなのです。
でも、そこでもし肘掛けがなければ、その座椅子の幅から身体がはみ出したとしても、お尻は大部分が乗っていることになりますし、そこまで座り心地は悪く感じません。
むしろ座り心地もよく感じるものです。
しかし、幅が決まっていると、どうしても狭さを感じてしまい、座り心地も悪くなるのです。
だから、太っている方には、肘掛け付きの座椅子はおすすめしません。
筋肉質の方も同様
それは別に太っている方限定の話ではありません。
わかりやすくあげるために太っている方を例にとりましたが、基本的には身体が大きい方になります。
たとえば肉でなくて筋肉で大きい場合にも、限界幅が決まっている座椅子だと狭く感じてしまう可能性は高くなります。
だからそういう方にもおすすめはできません。
あるいは骨格的に大きいという方も中にはいるでしょう。
そういう方にも同じくおすすめはできないので、注意してください。
まとめ
座椅子は、肘掛け付の方が腰への負担が少なくなったり、手が楽になったりして効果的です。
でも、太っている方やあるいはそこで寝ようとおもっている方にとっては、肘掛けがあるというのがすごく邪魔になることがあります。
なので、いざ肘掛けがあるものを買ってそれが邪魔だと思わないように、自分の体形と座椅子のサイズの確認と、使用用途の再確認をしておいてください。