座椅子は足付きのものと足がついていないもの、どちらの方が良い?

座椅子

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座椅子には、大きく分けて二つの種類があります。

一つは足がついているタイプの座椅子。

そしてもう一つは、いうなればクッションに背もたれが付いたもののように、足がついていないタイプの座椅子になります。

こんな風に二つの座椅子がある場合、どちらの方を選ぶべきか迷うものです。

実際これらの二つの座椅子は、どちらの方が良いのでしょうか?



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足付きの座椅子は腰やひざへの負担が少ない

まず、足付きの座椅子のメリットから見ていきたいと思います。

足付きの座椅子のメリットは、やはり腰やひざへの負担が少ないという点です。

足がついていないタイプの座椅子は、それに座るためにはしっかりと腰を下までおろしていかないとなりません。

そして立ち上がるときにも、長い距離身体を持ち上げていかないとならなくなります。

なので、その分だけ腰やひざに負担がかかってしまうのです。

対して足付きの座椅子は、座面がその足の分だけ高くなっています。

だから、座る際の腰への負担もその分だけ少なくなりますし、立ち上がる際のひざへの負担も少なくなるのです。

そんな風に負担が少なくなるのであれば、それに越したことはありません。

積み重なれば大きな負担になる

1回1回の座椅子への立ち座りの負担は、そこまで高いものではありません。

しかし、それも積み重なっていけば大きな負担になってしまうものなのです。

座椅子に座るという行為は、たまにしかしない行為ではありません。

それが家にあるのですから、基本的には毎日それに座るものです。

しかも1日に1回しか立ち座りをしないわけではありません。

座ってから何かの用事で立ち上がったりすることは、何度もあるものです。

そうして何度も立ち座りすることを毎日行っていくわけなのですから、そのダメージの負担の差は、すぐに大きくなってしまいます。

だから、出来るだけ腰やひざには負担がかからないような座椅子を選ぶべきなのです。

既に痛い場合には足付きを

日本人は腰痛持ちや膝痛持ちがすごく多いです。

もしそういう腰痛持ちや膝痛持ちの方が座椅子を買おうというのであれば、その際には足付きを買うのがおすすめです。

ダメージが少ないとわかっている方があるのであれば、それを買うしかありません。



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足がないタイプはがっつり倒せる

足付きタイプには、ひざや腰へのダメージが少ないという利点がありましたが、足なしタイプにもそれはそれで身体に優しい利点があるのです。

それが、足なしタイプであれば、完全に倒すことが出来るということです。

足付きタイプのものは、いうなればすごく低い普通の椅子になります。

だから、倒そうと思っても、180度近く倒していくことはまずできません。

しかし、足なしタイプの座椅子の場合は、180度近く倒していくことが可能なのです。

180度倒したところで、全体が地面に支えられているわけなのですから、安心してそれに寝そべることが出来るのです。

だから、180度倒せるようになっているのです。

その上で寝ることが出来るということ

それはつまり、その上で寝ることが出来るということになります。

勿論、座椅子自体あまり幅があるものではありませんから、その上で8時間くらい寝るという、ガチの睡眠をとることはおすすめできません。

しかし、たとえば30分寝るとか、それくらいの仮眠であれば、すごく気持ちよく寝ることが可能になります。

近年では、仮眠の重要性が良く取り上げられています。

仮眠をすることによって寝不足や疲れている頭が一旦リセットされて、思考がクリアになっていくのです。

良く人間は、午前中の方が頭が働きやすいと言われます。

仮眠をすることによって、午前中のような状態を作り出すことが出来るのです。

そんな仮眠の質をさらに高めてくれるわけですから、足なしタイプの座椅子も、負けていません。

足なしだと高さに迷わない

足なしタイプの座椅子にはもう一つメリットがあります。

それが、高さに迷わないという点です。

足があるタイプの座椅子の場合は、その高さにもすごく迷います。

たとえば高さが低すぎたら、中途半端な高さになってしまい、その上で足をどうしたらよいか迷ってしまうようになります。

しかし逆に高さが高すぎたら、それを座椅子と呼んでよいのかわからなくなりますし、そして結局足が落ち着かなくなってしまう可能性も高いです。

そんな風に、高さがあることによって、自分に合った高さを見つけていかないとならないというミッションが一つ加わるのです。

そのためには、何度もいろいろな座椅子に座っていかないとなりません。

そうして何度もいろいろな座椅子に座っていくというのは、やはり面倒です。

足がないタイプの座椅子であれば、そういう面倒はありません。

選ぶ点といえば、デザインと質感くらいになります。

面倒くさがりな方には足なしがおすすめ

そういうことがあるので、面倒くさがりな方には足なしの座椅子がおすすめになります。

面倒くさがりの方がなんとか無理して一生懸命選ぼうと思っても、途中で面倒になってしまう可能性はすごく高いです。

そうして途中で面倒になってしまっていたら、結果なんとも言えない高さの座椅子を選んでしまい、そこまでにかけてきた時間までもムダにしてしまうようになりかねません。

それはすごく無駄です。

だからそうならないように、面倒くさがりな方には足なしがおすすめなのです。

足があれば体重を逃がしていける

足なしの座椅子だけではなく、足付きの座椅子にももう一つメリットがあります。

それが、足付きの座椅子は体重を逃がしていけるということです。

足なしの座椅子に普通に座っていると、体重はほとんど腰にかかるようになります。

お尻のあたりにすごく体重の負荷がかかってしまうのです。

その状態で長い時間座っていたら、腰が痛くなってしまう可能性も高いです。

でも、座椅子に足がついていれば、その腰にかかりがちな体重を多少逃がしていけるのです。

自分の足の方に逃がしていける

座椅子に足がついていると、自分の足を地面に立てることが出来るようになります。

足なしの座椅子でそれをやってもただの体育座りのようになってしまいあまり意味はありませんが、足がある座椅子でそれをやれば、普通に椅子に座っている時のように足を地面につけることが出来るようになり、そこから体重を逃がしていけるようになるのです。

もちろん体重を逃がしていけるとはいっても、たとえば腰に半分かかり、後の半分を足の方に逃がしていけるとか、それくらい極端に逃がしていけるようになるわけではありません。

あくまでもこれもちょっとの差になります。

でもやはり、ここでもちょっとの差がしばらくしたら大きな差になるものなのです。

なのでやはり、多少腰に不安がある方には、足がないタイプの座椅子ではなく、足付きの座椅子の方をおすすめします。

もっとも本当に腰に不安がある方には、座椅子というよりも一般的な高さのある椅子の方をおすすめしますが。

その方がより足の方に体重を逃がしていけるようになりますから。

まとめ

足付きの座椅子は、腰やひざに不安がある方におすすめの座椅子になります。

そして足なしの座椅子は、その上で寝ることが出来たり、選ぶの簡単だったりしてメリットが大きいので、それ以外の方におすすめになります。

なのでどっちを選ぶべきかというのは、自分が腰やひざに不安を抱えているかということに変わってきます。

一度是非身体と相談してみてください。






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