忙しい日もお風呂を楽しもう!足湯に期待できる効果と、おすすめの入浴剤
現代人には、入浴する習慣が失われつつあるといわれています。
単身世帯の増加や西洋文化が行きわたったことなど、様々な理由が考えられますが、依然として「入浴が健康によい」という見方は変わっていません。
とはいえ入浴の支度が面倒で腰が重い・そもそも入浴できる環境がない…そんなかたへ向けて、今回は、足湯の効果と入浴剤についてご紹介をさせていただきます。
入浴できない、そんなときは
毎日の入浴が健康にいいとは知っているものの、特に単身生活のかたは、なかなか習慣づけることができないかと思います。
せっかく浴槽があるのに、お仕事でへとへと…シャワーだけで済ませてしまう。
全身をしっかりと浸すのには狭すぎる、ワンルームマンションの浴槽。
などなど。
ご家族でお住まいのかたも、様々な理由で入浴の習慣が根付かないことがあるでしょう。
そんな時におすすめなのが、足湯です。
足湯の効果のほどは?
古くから「頭寒足熱」と言われているように、足を温めるのは生活習慣上よいことだと言われてきました。
足と指すのは「膝下」、特にふくらはぎについては、東洋医学では「第二の心臓」の別名があり大切にすべきとされています。
それでは、足湯に認められている効果とはなんでしょうか?
現代人は、休息するために設けられる時間が極めて短くなったといいます。
そんな中で、アスリート向けの雑誌や有名トレーナーなどが、短時間休息法として「足湯」を提唱しています。
その理由としては、半身浴と似たようなものになりますが…
●心臓から遠い部分を温めることで「血流の促進」が期待できる
●身体の末端を温めることで副交感神経が働き、リラックスや安眠効果が期待できる
●自律神経を整え、疲れにくい身体を作ることにもつながり得る
このようなものが挙げられています。
前述したような短時間休息やリラックス法の書籍、果てはうつ病専門医の一部なども「忙しくても足湯をすること」を提唱するようになり、日ごろの気だるさにお悩みのかたには試す価値アリと言えるでしょう。
でも、ただ足をお湯に浸すだけでは何だか物足りない・もっと温浴効果をあげてみたい…そんな方には、入浴剤をおすすめします。
足だけ浸すのに、入浴剤は必要?
温泉に近い成分構成とされる入浴剤のほとんどが、
●美肌効果
●筋疲労の回復効果
●神経痛をやわらげる効果
こういった効果・効能があると言われています。
特に足湯をおすすめしたい、末端が冷え気味の皆さんのなかには、痺れや神経痛・あるいはガサガサのかかとなどにお悩みのかたが、幾人かいらっしゃるかと思います。
冷え性の原因のほとんどが血流悪化であり、それがこれらの症状を引き起こしがちなのです。
結論を言うと、手っ取り早く足湯の効果を実感するためには、温泉により近い効果効能のある入浴剤・バスソルトの併用がよいものと考えられます。
ぬめりのあるアルカリ性のお湯がすごい!
湯ざわりが変化することで、より天然温泉に近い効果・感触を得る事ができます。
特に心地よいのが、弱アルカリ性に変化することで感じられる「お湯のしっとりとした感触」。
ぬめっているわけではなく、あくまでも肌の表面にカーテンを作ってくれるような感覚は、クセになります。
こういったものに関しては、より高い温浴効果も期待できます。
じっくりと浸かることで足全体の表皮に被膜を作り、ほかほかとした感覚が長持ち。
足のガサつきにお悩みのかたにも朗報が。
気になる強張った表皮に潤いと美肌成分を浸透させ、継続して使うことで、ボディクリームを使わなくても平気なお肌作りを期待できます。
足がしびれやすい・疲れやすいというかたにも、温泉に近い成分構成は筋膜をほぐす効能も期待されているため、おすすめしたいものになります。
毎日コツコツと継続して入浴し続ければ、節々の痛みや神経痛も改善・はては全身のコリにも効き目があるとの報告もあります。
ポイントとしては、最低でも2日に一回は足湯をしてみること。
足湯の際は、あれば必ず入浴剤を併用して、冷え性のかたはシャワー直後の寒さを感じなくなるまでしっかりと浸かること。
これだけ守れば、湯治・それに伴う入浴剤の効果を最大まで引き出すことが可能でしょう。
では、もっと具体的に、どういった成分の入浴剤を使えばいいのでしょうか?
その参考になるかと思いますので、天然に近い足湯で盛り上がる現場の様子をお伝えしたいと思います。
大分の足湯処がすごい!
熊本地震がきっかけで旅行客が一時遠のいた九州地方ですが、豊富に温泉資源のある土地として知られています。
ここでは、昨年2016年に東京で遠征イベントを行った、大分県の「冷泉温泉」をご紹介します。
この温泉地は今、化粧品メーカーや大分の地元物産メーカーとタッグを組み、より天然温泉に近い入浴剤の開発に挑んでいます。
先に述べたイベントでは、チャリティーのために11種類もの入浴剤を販売をしていました。
通常の場合、1つの温泉地で確かめられる湯の種類は2~3種類が限度。
ほぼ日本全国に及ぶ湯治場を研究し尽くし、開発されたものです。
前述した全ての入浴剤を、イベント内で足湯として提供していました。
なお、温度は27度と低めに設定。
実は「冷泉」の名前の由来もここに来ております。
ちょうど季節が夏ということもあり、涼みながらも湯治効果を得られるということで、大好評のうちにイベントは終了しました。
ここで提供された入浴剤が気になるかたは、是非「サラヴィオ化粧品」でご検索を。
地元発祥・地元密着型の総合美容品メーカーで、入浴剤に限らず、様々な化粧品・飲用サプリメントなども提供しています。
入浴剤の種類は常に豊富で、季節限定のものも。
ひそかに人気を集めているメーカーです。
さて、ここからは、通販サイトで買えるとっておきの入浴剤のご紹介をします。
ヒミツにしたい足湯専用入浴剤
高陽社/パインハイセンス
2.1kgで2000~3000円程度と、少し手を出しにくい価格ではありますが、口コミ評価は常に上位をキープし続ける逸品です。
湯冷めを防ぐ効果がとても高く、入浴から就寝まで時間が空いても、身体の芯からほかほかとする感覚が残り続けると好評。
足だけを温めて全身の血行を促すというコンセプトであれば、こういった温浴効果はもってこいといったところでしょう。
松葉油を配合しており、これには保温だけでなく保湿効果も期待できます。
健康維持目的の足湯のためだけでなく、足のいろいろな悩みに対応してくれる製品。
薬用HotTab重炭酸湯
10回分で1000円程度と高価ですが、足湯をする時間ですらもあまりとれない…という方であれば、ちょっとした贅沢気分に浸れるかと思います。
テレビでも紹介された、しゅわしゅわの炭酸湯が特徴。
ドイツの温泉を参考に成分構成しており、血流促進や新陳代謝への効能アリとのことです。
お肌が弱い方にも配慮しており、手先や足先に皮膚トラブルを抱えやすいかたもお試しの価値があるでしょう。
あまり流通していないのがネックですが、もしお見かけになった際はぜひご検討を。
まとめ
足湯だけでも欠かさず続けていると、疲労回復は十分に可能だと数々の専門家が提唱しています。
そこに入浴剤をプラスすることで、単調な毎日の入浴を楽しくすることもできますし、より早く入浴習慣の効果を実感することもできるでしょう。
ここでは実際に好評を得ている入浴剤製品や、天然足湯の現場のご紹介などもさせていただきました。
是非ご参考に、毎日の生活に足湯習慣・入浴剤を取り入れることをご検討くださいませ。