最近よく眠れていなくて疲れが取れない、腰痛で困っているという人もいるでしょう。何とかして対策したいと思いつつ、何をしたら良いかわからずに悩むことはよくあります。その際にまずはマットレスを見直してみると良いので、その理由を紹介します。

睡眠や腰痛の悩みがあるときにマットレスを見直すべき3つの理由

マットレス・敷き布団

最近よく眠れていなくて疲れが取れない、腰痛で困っているという人もいるでしょう。何とかして対策したいと思いつつ、何をしたら良いかわからずに悩むことはよくあります。その際にまずはマットレスを見直してみると良いので、その理由を紹介します。



12年間腰痛の私が絶対おすすめするマットレス・敷布団ベスト16ランキングはこちら




マットレスはただのクッションではないから

マットレスは夜に寝るときに使うクッションのようなものだと思っている人もいるでしょう。確かに広い意味で言えばマットレスはクッションですが、ただ柔らかくて衝撃を吸収するためのものではありません。睡眠不足や腰痛とマットレスの関わりが深い理由にも関連しているのでどういうことなのかを理解しておきましょう。

マットレスは姿勢をコントロールする

マットレスにはクッション材が使用されていますが、クッション作用によって体の負担を軽減することを主な目的とした寝具ではありません。マットレスには寝ているときの姿勢をコントロールする役割があります。横たわってみると体重のバランスに応じておしりのあたりが大きく沈み込むでしょう。頭や肩の部分も寝た人の体格やマットレスの種類によっては大きく沈むことになります。このバランスによって寝ているときの姿勢が決まります。この姿勢が体にとって負担になっていると体が常にストレスを感じてしまい、睡眠が浅くなってしまうのです。また、猫背の姿勢になっているなど、マットレスによって作られた姿勢によっては腰に負荷がかかることになります。このようにマットレスは睡眠時の姿勢をコントロールし、睡眠の質や腰への負担を決める大きな要因になっているのです。

眠っている時間が長いからこそ影響が大きい

昼間に使っている椅子や座椅子、座布団なども同じように姿勢に影響を及ぼします。そのため、特に腰痛については体に合わない椅子を使っているのが原因になることもあるのは確かです。しかし、影響力が大きいのはマットレスの方という場合がほとんどです。これは眠っている時間が1日の四分の一以上を占めていることが多いからです。さらに連続した時間で、姿勢が固定されたままになるのも特徴で、負担が大きい姿勢をずっと続けているとその分だけ腰を痛めるリスクが高くなります。このような理由で他のものに比べてマットレスは腰痛との関わりが深いのです。



12年間腰痛の私が絶対おすすめするマットレス・敷布団ベスト16ランキングはこちら




マットレスが快適さを変えるから

マットレスが睡眠や腰痛に大きな関わりを持っているのは、寝ているときの快適さを変える重要な寝具だからという面もあります。

マットレスの種類によって反発が違う

マットレスは種類によって反発の仕方が違い、その影響が睡眠の質や姿勢に影響を及ぼします。ポケットコイルやボンネルコイルなど、色々なタイプのものがあり、低反発や高反発のものも開発されてきました。その違いによって姿勢をどのように支えるかが異なるので腰への負担や体が受けるストレスにも違いが生じます。さらに、寝返りを打ったときの反発具合によって眠りが浅くなったり、そもそも寝返りを打たなくなってしまったりする場合もあるのです。

マットレスの種類で通気性や保温性も違う

快適さを左右するのはマットレスを触ったり押したりしたときの感触だけではありません。マットレスの種類によって通気性や保温性にも違いがあり、快適さに大きな影響を及ぼしています。夏の暑い夜には通気性が良いマットレスなら快適に眠ることができ、睡眠の質も向上するでしょう。しかし、冬の寒い日の場合には熱がこもらずに寒くなってしまい、体がこわばって腰を痛めやすくなり、睡眠の質も低下しがちです。場合によっては季節によってマットレスを変えた方が快適に眠ることができ、睡眠や腰痛のトラブルが起こりにくくなるのです。

マットレスの劣化が原因のこともあるから

マットレスを見直した方が良いもう一つの理由は劣化している可能性があるからです。もし劣化しているなら買い換えるのがおすすめなので、その理由を確認しておきましょう。

マットレスは劣化して品質が低下する

マットレスは使っていれば劣化していってしまいます。体をずっと支えていることでコイルが劣化してしまい、反発力の低下や形状の変化が起こってしまいます。劣化したマットレスを買い換えることで改善すれば、よく眠れるようになって腰の痛みも和らぐ可能性が十分にあります。

品質低下が何を引き起こすのか

マットレスの劣化は様々な問題を引き起こしますが、最も影響が大きいのは柔軟性が低下することです。体の状態に合わせて柔軟に計上を変えて体を支えてくれることにより、良質の睡眠をもたらし、腰の負担を軽減してくれます。古くなって品質が低下するとコイルの動きが悪くなり、柔軟な動きができなくなってしまうのです。

まとめ

よく眠れていない気がする、腰痛がつらいというときにはマットレスを見直しましょう。体を柔軟に支えてくれるマットレスに買い換えるだけで悩みが解決する可能性が十分にあります。快適に眠れるマットレスを選び出して元気な体を取り戻しましょう。