結局どれが効果があるの? 椅子に座る際の腰痛対策で最も効果があったのはこれだ!

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椅子に座る際の腰痛対策の方法は、色々な物があります。

たとえばクッションを使うのもそうですし、なるべく姿勢を正して座るというのもそうでしょう。

でも実際それらの中でどれが一番効果があるのでしょう。

ここでは腰痛持ちの私が色々試した中で、一番効果のあった椅子の上での腰痛対策方法について紹介していきたいと思います。



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クッションは一瞬だけの効果だった

私はまず、椅子の上での腰痛対策の方法として、クッションを使用するという方法を試してみました。

使用していたクッションは、ごくごく一般的なクッションではありますが、たとえば背中の後ろに入れたり、あるいはお尻の下にいれたりして、色々試してみました。

そうしてクッションを使用してみたところ、最初のうちはすごく腰が楽になったような感覚を覚えました。

なので、「この方法はあたりの方法だったのではないか?」と胸が躍ったものです。

しかし、しばらくそうしてクッションを使い続けていると、次第に結局腰が痛くてたまらなくなってしまいました。

だから少なくとも私にとっては、この方法はそこまで効果的な方法だとは言えませんでした。

背中にいれる方が効果はあった

ただ全く効果がなかったわけではないので、人によってはもしかしたらこの方法でも長い間腰痛を軽減できる可能性はあります。

なので、まったくおすすめできないかと言われれば、そうではないと言えるでしょう。

特に、背中に入れる方は、より効果が高かったと言えます。

背中とは言っても、腰のつけ根のあたりなりますが、そのあたりにクッションを入れて、しっかりと骨盤を立てることが出来るようにしたのです。

すると、しばらくはそれでだいぶ痛みを軽減できました。

お尻の下に入れる方は、本当に最初のうちだけで、1日中そうしているうちに、最後の方には全然効果がなくなったように感じました。

またお尻の下にクッションを入れると、すごく蒸れたような印象があります。

なので、どちらかと言えばおすすめなのは、腰の後ろにクッションを入れるという方法になります。



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姿勢を意識して座っても続かない

ほかに私は、なるべく姿勢を正しくして座るという事も実践してみました。

それもまた、椅子の上での腰痛対策としてよくあげられるものです。

なるべく姿勢を正して座るというのは、しっかりと椅子の奥深くに腰かけて、前傾姿勢にも、後傾姿勢にもならないようにして座るという方法です。

そうすると、それによって体重の負荷がしっかりと骨盤に支えられるようになります。

骨盤にその体重の負荷が支えられるようになれば、腰の筋力で体重を支える必要がなくなります。

なので、腰はかなり楽になると言えるのです。

だから、腰痛対策の方法としてこの方法は、すごく理に適っていると言えるでしょう。

そういうことがあるので、実際に実践する前にはすごく期待をしていました。

しかし、実際にこれを実践してみた結果、結局腰痛は改善されませんでした。

それはやはり、その姿勢は続かないからでしょう。

仕事に集中すると崩れがちになる

自分ではしっかりと意識をしているつもりでも、仕事に集中していると、次第に崩れがちになるのです。

本来であれば姿勢に集中して姿勢をキープしないといけないところ、その集中力は全然別のところに使われるわけになるのですから、それは仕方ないのではないでしょうか?

でもそうして姿勢をキープできないとやはり体重の負荷は腰の筋肉で支えるしかなくなり、結果腰痛になってしまうと言えるのです。

続いても長時間だとキツい

また、その正しい姿勢が続けられたとしても、長時間その姿勢でいると結局腰痛になってしまうことがありました。

どんなに正しい姿勢であっても、人間はあまり長い時間同じ姿勢でいるのは苦手です。

でも、椅子の上で仕事をしている方は、基本的には長時間椅子の上に座っていないとならないでしょう。

最低でも8時間くらいは座っているのではないでしょうか?

人によっては日々10時間くらい椅子の上に座ることもあるはずです。

それだけの長い時間では、正しい姿勢をキープできたとしても、身体が固まってしまい、結果腰痛になるのは明白です。

もちろん姿勢が悪い時よりはましだったのかもしれませんが、結局痛くなるのであれば、やはり実践する方にしてみれば大差ないと言えます。

なのでやはり、この方法はあまりおすすめできる腰痛対策の方法ではないと言えます。

姿勢を頻繁に変えるというのもいまいち

椅子の上での腰痛対策として、椅子の上での姿勢をころころ変えるというのもありました。

なので、それも実践はしてみました。

でも、これもあまり効果的ではなかったと言えるでしょう。

姿勢を頻繁に変えるとは、たとえば先のような正しい姿勢から、あえて足を組んでみたり、あるいは椅子の上であぐらをかいてみたり、色々と身体を動かして見るという事です。

確かにそうすれば、固まりかけていた筋肉はほぐれます。

ですが、結局のところあまり意味はありませんでした。

結局腰に負担がかかる

そうしてコロコロと姿勢を変えていて思ったのは、結局腰に負担がかかってしまうという事です。

確かに、姿勢を変えることで、血流と言う面に関しては良くなるのかもしれません。

でも、腰の辺りに負担がかかる事には、変わりはないのです。

どんな姿勢で座っていたとしても、結局体重の負荷は腰のあたりにかかります。

だから、それからは逃れることが出来なかったのです。

となるとやはり、コロコロ姿勢を変えてもあまり意味がないということになります。

一番効果があったのはちょくちょく立ち上がること

では、椅子の上での腰痛対策として、一番効果があったことはなんだと言えるでしょうか?

椅子の上での腰痛対策として一番効果的だったのは、ちょくちょく立ち上がるという対策方法です。

椅子の上での腰痛対策にはそういう方法もあるのです。

たとえば、30分に1回とか1時間に1回くらい、何かにつけて用をみつけて、椅子から立ち上がるようにするのです。

そうして頻繁に椅子から立ち上がるようにすると、そうして立ちあがる際に腰に負担がかかります。

だからむしろ、それは逆効果なのではないか?

と思う方もいるでしょう。

でもそんなことはありません。

椅子の上から立ち上がることはすごく効果的なのです。

身体もほぐせて体重も逃がせる

そうして立ち上がるようにすれば、まずそれにより身体をほぐすことができます。

椅子の上と言う小さなスペースで身体を動かすことよりも、はるかに大きく身体を動かせますから、その分より身体をほぐせるようになるでしょう。

また、そうして立ち上がることで、一旦腰にあたりにすごくかかっていた負荷を、足の方に逃がしていけることになります。

そうして足の方に体重の負荷を逃がしてあげることができれば、その分腰は解放されていきます。

そんな風に、実際に筋肉もほぐすことができつつ、かつ体重も逃がせてあげられるというダブルのアプローチが腰痛に効果的だったのかもしれません。

是非試してみて頂きたいおすすめの方法になります。

まとめ

椅子の上での腰痛対策方法として、実際に効果があったのは、ちょくちょく椅子から立ち上がるようにするという方法になります。

もちろんこれが全ての方に効果的だと言い切れるわけではありません。

人によっては別の方法の方が効果が出る方もいるでしょう。

でも、この方法が効果的になった人もいるわけなのですから、試してみる価値はあると言えるでしょう。






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