腰に違和感を感じたら腰痛効果のある入浴剤を試して見て
腰に違和感を持っている方は多いのではないでしょうか。
腰痛は老若男女問わず発生し、その患者数は年々増加していると言われています。
原因がはっきり分かっているなら病院へ行くなり、湿布を貼るなり対処出来ますが、なんとなく痛い、重い感じがする、だけだと放置してしまう事が多いようです。
こういった時に入浴剤でお手軽に対処する方法もあります。
自分の体なのですから違和感を感じたら、すぐに対処して大事にしましょう。
種類
腰が痛いけど病院へ行くのはちょっと気が引ける。
という方へ入浴剤を試して見ては如何でしょうか。
お風呂は最高のリラックス空間です。
お湯の中に入浴剤を入れるだけの簡単アイテムですし、その日の気分で色々な種類を試す事が出来ます。
腰痛に効果のある入浴剤もあるので一度試して見て下さい。
無機塩類系
温泉地の名前が書いてある入浴剤に多く使われています。
ミネラルが入っていて温泉地の成分に近い入浴剤なので温泉気分を味わえるのが売りです。
体を温める効能が高く、お湯を柔らかくするためお肌も綺麗になる効果があります。
炭酸ガス
入浴剤を入れるとシュワシュワ泡が出るタイプです。
泡が完全に無くなってから湯船につかって下さい。
この炭酸ガスが皮膚に入り込むことで血管が拡張され血行が良くなり体の芯まで温まる事が出来ます。
特に冷え性の方にはおすすめです。
酵素
酵素を配合した入浴剤です。
主にデトックスや美容目的で使用されますので気分転換やリラックスしたい時におすすめです。
酵素が持つ発汗作用が体を芯から温めてくれます。
酵素にも種類があり、米ぬか・針葉樹・パパインなど多くのものが発売されています。
生薬
生薬エキスを配合したもので植物由来のものが多いようです。
医薬品としての効果を期待出来ます、自宅で湯治を楽しむイメージのようです。
血行促進は勿論、慢性疲労や肩こり体の不調などの改善が期待されます。
今は香りも色々あるのでリラックス効果も期待出来ます。
清涼系
クール系で夏にピッタリの入浴剤です。
ミントやハッカなど清涼感があり温度を下げる効果があるので湯上り後がさっぱりします。
入浴剤なので体を温める効果は有りますが夏には熱さ辛い時に便利ですね。
色もブルー系が多いので見た目にも涼しくなりそうです。
スキンケア系
肌の潤いを高める入浴剤です。
基本的な体を温める効果は勿論のこと、乾燥肌の人に特におすすめします。
乾燥は冬というイメージがありますが、季節の変わり目でも悩まされることがあります。
体の保湿を簡単に出来る便利なアイテムです。
その他
家にある物や変わり種の入浴剤もあります。
日本酒やワインなどのお酒は聞いた事がある人もいるかも知れません。
体を温める効果があり血行促進が期待出来ます。
ただアルコール成分が含まれているので酔っ払わないように気を付けて下さい。
また、赤ワインなど色が付いているものもご注意下さい。
その他には、水素や重奏、米ぬか、みかんやりんごの皮などが用いられる事があります。
変わり種や新しい事に挑戦したい人は色々試して見て下さい。
お風呂の入り方
腰痛は温めた方が良いものと、冷やした方が良い腰痛があります。
ここでは温めた方が良い人に入浴剤をおすすめします。
お風呂に入り体を温めることで血管が広がり血液循環が良くなります。
入浴剤の成分も体に染み込むので更に効果が高まるのです。
また血液循環が良くなると肩こりや冷え性にも効果があり体全体を癒してくれます。
入浴剤を入れる
お風呂に入る前に入浴剤を入れ、充分に溶け込ましておきましょう。
入れてからすぐ入ると入浴剤が全体に行き渡っていない可能性があります。
これではせっかくの成分が体に浸透されず勿体無いです。
入浴剤に使用方法が書かれていると思いますので必ず確認して使用して下さい。
シャワーを浴びる
急に熱いお風呂に入るのは体に良くありません。
少しずつ温度を上げて体を慣らしていきましょう。
その為にまずはシャワーを使用することをおすすめします。
シャワーも少しずつ温度を上げて湯船につかる準備をして下さい。
湯船につかる
入浴剤が充分に溶けている又は混ざっていることを確認します。
お湯の温度を確認します、15分くらいは入っていたいのでぬるま湯がおすすめです。
ちょっとお湯が多めの半身浴のイメージですね。
必ず無理の無い体制で入りましょう。
背もたれに寄りかかっているのが辛い方は正座すると良いと思います。
湯船の中でマッサージをすると更に効果的です。
ストレッチ
湯船の中でもストレッチは効果的ですが、入浴後にも効果があります。
まずは水分補給をしっかりとし、湯冷めしないように体を拭いてから行って下さい。
ストレッチは自分の腰痛の状態により無理のないように行って下さい。
選び方
数ある入浴剤の中でどれを選んで良いか分からない。
種類もメーカーも多くて悩みますよね。
入浴剤選びのポイントは「成分(自分に合っている)」「香り」「コスパ」です。
どれも大事な要素なのでこの3点を気にしながら選んでみては如何でしょうか
肌に合うもの
入浴剤を初めて買う人には難しいかも知れません。
自分に合っているものはなんだろう?
と思われた時は、アレルギーを持っているか?
普段の化粧品で気をつけている成分は何か?
を考えて見て下さい。
化粧品と同じ成分は入っていませんが、どういう時にどうなるか?
を考えておくと参考になります。
一番改善したい症状でも選択することが出来ますし、欲しい効能がどれか?
で選択出来ると思います。
色々試して効果がありそうな一品を見つけて下さい。
香り
効果だけで選ぶのはつまらない。
やっぱり可愛くないと嫌だという人には香りや色で選んで見るのは如何でしょうか。
形や溶けていくさまも多種多様ですし、プレゼント用として店頭に並んでいるのもよく見かけます。
何処にでも置いてあって、お手軽に購入する事が出来るタイプだと思いますので可愛い物を見つけて下さい。
コスパ
入浴剤の種類は無数にありお値段もピンキリです。
プレゼント用であれば値段が高くても良いですが、普段使いにはそれなりの物で十分です。
自分なりの基準を決めて購入するのが良いと思います。
例えばCMしているタレントさんが好きだから。
好きな有名人が使用しているから。
自分はコレじゃなきゃ駄目だから。
入浴剤はお風呂を楽しむ材料でもあるので気軽に試して見て下さい。
おすすめ
特に腰痛に効果のある入浴剤をご紹介します。
どれも温め効果で血行促進は期待出来ますので、色々試して好きなものを選んで下さい。
薬局などでも見かける物が有りますので手にとって確認してみるのも良いと思います。
ツムラのくすり湯
生薬成分が入った入浴剤です。
漢方で有名なツムラから発売されています。
入浴剤は医薬品では無いですが、製造元がしっかりしていると安心感がありますね。
バスクリン きき湯
CMでお馴染みの入浴剤です。
炭酸ガスと色が独特ですね。
ミネラル成分も含まれているし、血行促進も期待出来ます。
お値段もお手頃なので色々種類を試すのに丁度良いかも知れません。
薬用ホットタブ重炭酸湯
敏感肌の人にも使用できる、重曹とクエン酸を使用した入浴剤です。
体を温め発汗作用があるのが特徴です。
腰痛・神経痛・肌荒れなど幅広い効果があります。
香りや色が無いので効能重視の人におすすめです。
薬用バブ メディケイティッド
薬用バブも有名な商品です。
これに薬用成分をプラスしたものになります。
温泉成分が入っており炭酸ガスで爽快な気分になります。
種類は香り別で3つ有ります「柑橘」「森林」「花実」気分で楽しんで見て下さい。
オリヂナル薬湯 しょうが
冷え性に良いとされる生姜エキスが入っている入浴剤です。
他に陳皮などの生薬が配合されていて温め効果が高く、新陳代謝がよくなり神経痛や疲労改善効果も期待出来ます。
まとめ
腰痛は簡単になってしまうのに、治すとなると原因さえ分からない事があるやっかいな病気です。
少しでも違和感を感じたらすぐに対処することが治療には一番大事なことです。
日頃から自分の体と向き合って健康寿命を伸ばしましょう。
更に入浴剤というアイテムでお風呂空間を最高のリラックスタイムへと変えて下さい。
一日の疲れを取り、入浴剤の香りに癒されて、楽しい時間を過ごして下さい。