腰痛が起きたときの正しいコルセットの使い方をチェック

コルセット・ベルト・サポーター

体の悩みの中でも身近なものに腰痛があります。

重いものを持ち上げた後など明確な原因があるものから何の拍子もなく発症することも多く、なかなか対策が取りにくいものです。

そんなときに使うと楽になるのがコルセットなのですが、間違って使った場合には腰痛を悪化させてしまうことにもなるため注意しなければいけません。

今回はそんなコルセットの正しい使い方についてみていきましょう。



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腰痛はなぜ起こるのか

コルセットの使い方を知る前に腰痛が発生する原因について考えておきましょう。

私達は普通、腰痛を起こさずに生活することができます。

ということは何らかの異常があり、本来の体調ではないから腰痛が起こるということで、どこかに原因が考えられるはずです。

まずは冒頭でも述べたように、急激に腰へ負担が生じた場合が考えられます。

引越しの際などに重い荷物を何回も抱えていると腰の筋肉を酷使することになるので次第に負担が溜まり、やがて腰痛となるわけです。

筋肉は使えば使うほどその部分に負荷がかかり傷ついた状態となり、それを直そうと白血球が集い、刺激物質を発生させそれが痛みとして感じられるようになります。

これがいわゆる「筋肉痛」の正体であり、腰痛の原因の1つなのです。

ただ腰痛は原因のわかり辛い症状でもあります。

重い荷物をもっていないのに急に腰が痛くなったり、特に激しい運動をしていないのにも関わらず鈍痛を感じたりすることもあるでしょう。

腰痛のほとんどはこうした原因不明なものだったりするので、一概に急激な負荷によって引き起こされた筋肉痛が原因とはいえないのです。

心因性の腰痛にも注意

腰痛の原因をより分かり難くしている要素の1つに心因性の腰痛と言うものがあります。

これはストレスやショックな出来事を経験することで心理状態が悪化し、身体的な症状を呈するというもので症状は多岐に渡ります。

それこそ気分が鬱屈したり倦怠感を感じたりといった心理的なものから、吐き気や頭痛、そして腰痛など色々な身体的な症状が出てくるのです。

こうした心因性の原因により腰痛を発症した場合は腰痛の低減と一緒にストレス源への対策を講じる必要があるでしょう。

自分の生活を振り返ってみて何が最も心を苦しめているのかを振り返り、それが判明したらストレスを感じなくするよう対策するのです。

ケースによっては難しいかもしれませんが、ストレスを解消するような行動をとるだけでも少し楽になるかもしれません。

このように腰痛の原因は千差万別で、症状の強さも様々です。

まずは何が腰痛の原因かを見極め、何がベストな解決方法なのかを探っていきましょう。

その上でコルセットが有用だと感じたら使えば良いのです。



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コルセットは筋肉の代わりをしてくれる

コルセットを装着すると腰痛が楽になることがあります。

ですが楽になるからといって着け続けていると思わぬ弊害に見舞われるかもしれません。

まずはコルセットが私達の体に対して何をしてくれるのかを確認しておきましょう。

コルセットは腰を固定してくれる役目を果たします。

そのため、例えば腰に負荷がかかっている場合には腰の筋肉の代わりに支えてくれるように働くのです。

いわば外部から追加の筋肉を腰にまとっているようなものといえるかもしれません。

それから骨盤も固定してくれるので、より体の負担を少なくしてくれるでしょう。

骨にも作用するぐらいなのでその効果は高く、人によっては常に着け続けたいと思うかもしれません。

ですがコルセットは常用するべきものではないのです。

筋肉の代わりをするとか骨を締め付けてくれるぐらい効果が高いということは、装着中には本来働くべき筋肉が働いていない状態になるわけです。

私達の細胞は不要なものは切り捨てるという決断を下すので、使っていない筋肉ももちろんより衰えるようになります。

そのためコルセットの影響を受けている部位の筋肉は次第に弱くなるのです。

弱くなった筋肉はより負荷に弱くなるわけですから、腰痛はもっと悪化してもおかしくありません。

そして強い痛みに負けてコルセットを着ければさらにその部位の筋肉は弱り、悪循環に陥ってしまうわけです。

本来筋肉を補助して腰痛を軽減するはずのコルセットが腰痛を悪化させる原因になることは避けたいところといえるでしょう。

あくまで一時的に使おう

このように、コルセットを常用してしまうとより腰痛が悪化する恐れがあります。

そのためあくまでも一時しのぎのために使うようにし、常用することは避けましょう。

もし常用してしまったらずっとコルセットを着けなければ腰痛を抑えられない体になってしまいます。

例えば腰痛を引き起こしそうな重い荷物を運ぶ前に装着したり、どうしても強い痛みを抑えたりしたいといったときにだけ使うのです。

一時的な鎮痛剤みたいなものとして考えておいた方が良いかもしれません。

体が楽になるのでつい使い続けたくなりますが、そこはぐっと我慢しておきましょう。

筋肉をつけるまでの補助

私達の体はストレスを受けると変調するほど繊細に作られていますが、案外丈夫にも作られているものです。

きちんとバランス良い食事をとり運動をすれば心肺機能が向上したり筋肉量は増えたりするような仕組みを有しています。

年齢や性別に関係なく、筋肉を鍛えることは可能なのです。

心因性のものでない限り基本的に腰痛の原因は腰の筋肉にあるので、ここを鍛えるのが腰痛改善に有効といえます。

もしくは体重が重くて腰に負担がかかっているのであればダイエットをするのも良いでしょう。

また腰の筋肉が硬いなら柔軟体操を行うのも良いかもしれません。

こうした体を鍛えて腰痛対策をしていけば改善できるはずです。

そうした中で激しい痛みを感じるときにコルセットを用いて休息をするなどしていくと上手く鍛えていけるでしょう。

体を鍛えるというのは長いスパンでの対策となるので最初は効果を感じ難いかもしれませんが、ずっと対策を続けていけば次第に腰痛も低減されるはずです。

コルセットの効果に依存しないことが大事

私達の体は本来コルセットが必要な体ではありません。

そのためコルセットはあくまでも補助器具であり、一時的な道具に過ぎません。

ただ即時的に痛みを低減できるので非常に役に立ちます。

こうしたコルセットの有効性に依存しないように気をつけながら付き合っていくことは大事なことです。

痛みが楽になるわけですからどうしても使いたくなってしまいますが、その欲求に負けないよう体を鍛えていきましょう。

また痛みが引かない状況で体を鍛えることが不安な場合はお医者さんに相談してみると良いかもしれません。

心因性の腰痛対策にも運動がおすすめ

原因対策が難しい心因性の腰痛に対しても運動がおすすめできます。

運動したからといってストレス源が解決できるわけでもないのですが、ストレス解消の効果が見込めるので結果として腰痛対策になるはずです。

筋肉をつけつつストレス解消もできるわけですから運動はどんどんやっていきましょう。

例えばジョギングはタダでできますし、近くにプールがあれば水泳をするのも良いでしょう。

また歌が好きならカラオケで大声を出しながら歌うのも良いかもしれません。

こうした運動をしていると次第に頭の中が晴れていく体験ができるはずです。

運動後は暖かいシャワーを浴びて体を休めれば普段抱えているストレス状態よりも楽な心持になっているでしょう。

私達はストレスにより体へ変調をきたしてしまいますが、逆に体が健康になることで心に良い影響を与えることもできるのです。

緊急時の道具としてのコルセット

コルセットをもっていることは心理的にも良い効果をもたらします。

いわゆる「これさえあれば腰痛がきても安心」という気分になるので、逃げ道があるように思えるのです。

腰痛に対して軽減できる対策が何も無い状況よりも遥かに心理的に良い状況となるでしょう。

心の中で「あくまでも一時的に使うもの」ということを意識しておけばコルセットと上手くつきあっていけるはずです。

取り合えず所有しておいて、痛いときに短時間だけ使いながら体を鍛えていきましょう。

まとめ

コルセットの正しい使い方についてみてきました。

腰痛が起きたときにコルセットは傷みを低減してくれる強力な道具となります。

ですが常用すると腰の筋肉を使わなくなり衰えてしまうようになるので、あくまで一時的な道具として使うようにしましょう。

また、腰痛対策には運動によって体重を落としたり腰の筋肉を鍛えたりすることが重要ですし、心因性の腰痛であればカラオケによりストレスを発散するのも良い方法です。

強い痛みを感じたときにコルセットを一時的に使うようにしながら対策を続けていけば腰痛は和らいでいくかもしれません。

上手くコルセットと付き合いながら腰痛対策をしていきましょう。