腰痛が起こりやすい骨盤とそのチェック方法
現代人にはかなりの割合で腰痛もちがいるようです。
腰痛といえば…あなたにも思い浮かぶ家族や知人の顔があるかもしれませんね。
当然ですが腰痛があると実力を発揮するどころか快適に過ごすことさえ難しくなります。
治療家さんの力を借りるその前に、自分でケアする方法や悪いコンディションを回避する方法はないのでしょうか。
実は骨盤のズレや歪みは簡単にチェックでき、予兆はあらかじめ把握することができるのです!
最初に
この記事は健康または妊娠中でない人を想定しておすすめの健康度チェックと最後に予防法を紹介しています。
産後ママさんは病院よりOKがでてから取り組んで、かわいいベビーと共に別途専門サービスへ参加するのもおすすめです。
腰痛が起こる要因には整形外科的、内科的、心因的、生活習慣によるものが考えられます。
既に発症していたり痛みがある場合には専門家へ相談の後に実行するようにしてください。
あおむけに寝て
あおむけに寝て膝をたてます。
左右にゆらゆらと膝をゆらします。
5cm程度の動きで十分です。
その際、左右の腰が交互に床へ押し付けられるようになるのですが、どちらかへ転がりやすい感覚はあるだろうか。
もしかしたら骨盤を構成しているふたつの寛骨はアンバランスかもしれません。
あしのうらをあわせて
ひざゆらゆらを止めて、膝を開くようにします。
そうして足の裏をあわせると恥骨、両方の膝、踵の4点で四角形ができます。
(できれば誰かの客観的目線より)床から膝までの高さを見比べてみましょう。
あまりに違いがある場合は恥骨のズレがあるのかもしれません。
あしあげ
あおむけに寝る姿勢は同じだが、足は伸ばします。
左右のかかとを5cm床からあげてみましょう。
足の重さは左右一緒でしょうか?
あがりやすい方はありますか?
差がある場合には、骨盤のバランスや腹部の機能が低下しているかもしれません。
立った姿勢による片足立ち
まっすぐに立ちます。
膝をまげながら股関節の高さまでゆっくりあげます。
チェックポイントはふたつあり、ひとつは足の重さについての感覚、もうひとつは安定感です。
もしアンバランスがあったとしても
安心してください!
人類は完璧なバランスを保つことはできず、全員がアンバランスな状態です。
しかし同じ条件なのにも関わらず不平等なことに腰痛が起こる人とそうでない人が存在します。
1日の大半を座位で過ごすことが多い場合や車が欠かせない生活環境の人はこの記事の内容をひとつだけでも実行しましょう。
座る時間が長過ぎるのは、腰痛や足やせの大敵であることが分かっています。
日常レベルで少しの時間内省的な時間を設けたり、自宅でのケアがいい状態をキープするポイントになります。
上記にあてはまる状態だったら
ひとつめに紹介した膝ゆらゆらをさらに2分ほど続けてください。
床からわずかに押されることで、左右寛骨のバランスが整い違いが分かりづらくなってきます。
これはバランスが整っていることを意味しています。
このように私たちの身体は意外と簡単に変化を起こすものなのです。
あしあげや立った姿勢による片足立ちでの変化も感じてみましょう。
寛骨バランスが改善すると自らの足は軽く感じられますが、もちろん重量は変わっていません。
あなたの骨盤は何かと大事な機能を果たしています。
毎日よくがんばっている骨盤に2分間のご褒美をさしあげましょう。
たかが腰痛、されど腰痛
関節症にまでひろげて話すと大規模な社会的機会喪失だとする科学的データもある昨今。
それを表すDary値と呼ばれる統計によればたかが腰痛、されど腰痛なのです。
日本中から腰痛を排除できたら、経済がより上向くかもしれませんね。
今回はあなたの街の経済活動を改善すべく(!?)、おすすめ骨盤のチェックおよび改善方法をまとめてみました。
まとめ
最後に、あなたの腰がすでに痛んでいてそのレベルが10段階中3以上であれば速やかに医療機関を受診しましょう。
自力で移動できなくなっては回復までにも相当の時間を要することとなります。
まずは(中規模以上の病院に比べ迅速な対応が受けられやすい)整骨院やクリニックを検討してください。
さらにいい選択は月に1?2回は予防目的で治療院へ通い骨盤を整えてもらうことではないでしょうか。
いざという時、人間関係のできあがった状態での治療がもたらす安心感は代え難いものがあります。
ひいては時間と費用の節約になり、あなたの医療費の抑制は国にもやさしい行動となるでしょう。