腰痛に困っているなら椅子を変え、クッションを活用しよう
腰痛の原因は使っている椅子と座面のクッション性も関係してきます。
また、既に腰痛を持っている方は、良い椅子を使わないと症状が悪化してしまう事もありますので、普段から利用する椅子選びは入念にしていく事が大切です。
良い椅子やクッションを見つけて腰痛の心配や痛みを減らして行きましょう。
ここではポイントを絞って解説をしていきます。
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目次
腰痛と椅子の関係
腰痛の原因は色々ありますが、椅子が腰痛に関係してくることも多いです。
特にデスクワークをする人は、椅子の上に何時間も座っていなければいけませんので、腰に負担がかなりかかります。
体に合わない椅子を使っているとその負担がダイレクトに腰にかかりますので、腰痛になりやすいです。
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どのような椅子を選べば良いのか
腰に負担が掛からない椅子選びをする時には、椅子のタイプから見ていきましょう。
椅子のタイプとしては、座椅子、ソファー、オフィスチェアーなどがあります。
座って仕事をする人は座椅子が良いですし、デスクワークをする方はオフィスチェアー、自宅でテレビを見る時などに使う時にはソファーなどがおすすめです。
利用目的に合わせて、最適なタイプの椅子を購入する事がポイントとなります。
また、椅子のタイプごとの特徴と、腰痛を減らしたい方が選ぶときのポイントをご紹介します。
座椅子
座椅子は座って使う椅子で、オフィスチェアーよりも腰への負担が少なそうに見えますが、背もたれに預けられる体重が少ないので、椅子によっては長時間座っていると腰が痛くなることもあります。
購入する時にはまずはクッション性の確認、背もたれの角度調整がフレキシブルに出来るかと言った事を確認していくと良いです。
また、座って足を延ばした時に、ひざ下に大きな隙間が出来る椅子だと、腰だけではなく足も痛くなってしまいますので注意しましょう。
その他には、座椅子の重量と滑りにくさも見ておきたいポイントとなります。
座椅子の位置を変える時や動かすときに重量が重たいとそれもまた腰に負担が掛かります。
座面がツルツルしていると、体を少し動かしただけで座椅子も一緒に動いてしまうので、体を座椅子の上で自由に動かしにくくなり、それも腰に負担が掛かる原因になりやすいです。
以上のような点に注意をして商品選びをして見て下さい。
ソファー
腰痛を持っている方がソファーを購入するときには、耐圧分散がキーワードとなってきます。
その為には、ソファーに使われている、素材からチェックしていきましょう。
ソファーの素材としては、高密度ウレタンやフェザークッションなどがあり、高濃度ウレタンは耐圧分散性が優れた商品も多いです。
また、座った際の背もたれの角度も見ていきたいポイントで、角度調整がついていないソファーを購入する時の注意点でもあります。
腰を掛けた時に、背もたれの角度が悪いと、腰に負担が掛かるばかりか変な態勢で座る事になり、座っているだけで疲れやすいです。
ですから、腰への負担を考えるなら、背もたれの角度チェックが必要です。
オフィスチェアー
次にオフィスチェアーですが、オフィスチェアーを購入する時には、まず高さを自由に変えられるタイプを選ぶのがおすすめです。
高さを変えられないと、座った時に足へ力が分散されず、腰にかかる事になってしまいます。
ですから、購入する時には高さを調節して、脚がちゃんと地面に着くかどうかを確認してから購入するのがポイントです。
自身が座って楽だと感じる高さに出来ないタイプの椅子は購入するべきでは無いです。
また、腰への負担を考えるなら、ひじ掛けが付いているタイプのオフィスチェアーもおすすめとなります。
休憩をする時に、ひじ掛けがあれば、ひじ掛け部分に体重を少し預けることが出来ますので、それもまた腰へかかる負担軽減に繋がります。
オフィスチェアーの場合はランバーサポートやフットレストも使える
オフィスチェアーの通販ショップ等では、腰痛対策アイテムとして、ランバーサポートやフットレストと言った商品も販売しています。
ランバーサポートはいわゆる腰当ての事で、背もたれに取り付ける事で簡単に使えます。
ランバーサポートやフットレストもあると腰痛軽減に一役買ってくれるアイテムですので、腰痛がある方は使ってみましょう。
ちなみに、フットレストも角度調整や高さ調整が出来る商品を選ぶのがおすすめです。
椅子を変えられない場合はクッションを
自宅で利用する椅子を購入する場合は、椅子の素材や高さ、ブランドや機能まで好きなように選ぶことが出来ますが、会社で働く時に使う椅子は自由に選べない事も多いです。
仕事をする時には、会社が用意した机、椅子を使うのが一般的で、ものによっては座面が硬い椅子の上に座らなければ行けないこともあり、椅子のせいで腰が痛くなって困る方もいるでしょう。
そこで、自分の意志で椅子を変えられない時におすすめなのが、クッションを使う方法です。
椅子自体が変えられなくても、耐圧を分散させてくれるクッションを座面に置けば、それだけで腰への負担も減ってきます。
事業があって、どうしても使う椅子を変えられないような場合は、椅子用のクッションを活用してみましょう。
ちなみに、腰痛軽減のクッションは沢山市販されていますし、新しく椅子を購入するよりもリーズナブルになる事もあります。
椅子に座る時だけではなく色々と使えるクッション
ちなみに、クッションはお尻の下や椅子と腰の間に挟んで使う方法の他に、横になる時にも使えます。
長時間椅子に座って腰が痛くなったり疲れたと感じたら、横になり、クッション股に挟んだり、足元において足を高くして寝ると腰への負担が軽減されてきます。
腰痛対策としてクッションは多目的で利用する事が出来るのです。
椅子を変える他に出来る腰痛対策
椅子と腰痛は関係がありますので、腰痛対策をしたいなら椅子を変えることが大切ですが、その他にも腰痛対策方法があります。
それは体操やマッサージを行う方法です。
何時間も椅子の上に座りっぱなしの状態だと、腰への負担は非常に大きくなりますが、時折椅子から立ち上がって腰痛体操をしたり、マッサージをしたりするだけでそれが緩和されます。
腰痛体操やマッサージは自分でも簡単に出来ますので、腰が痛いと言う方は、短い休憩時間を作って行ってみましょう。
簡単な腰痛マッサージとして、両手でじゃんけんのグーを作り、ポンポンと腰を叩くだけでも違います。
座り直しをして一点に圧が掛からないように
また、どのタイプの椅子にも言える事ですが、腰痛対策をしたい方は座り直しを意識すると、腰の負担軽減が出来ます。
座り直しをしないと一点に圧がずっとかかった状態になりますので、そこから腰痛になったり、腰痛が悪化したりするケースがあります。
座り直しをする事で、腰にかかる圧を分散させられますので、長時間座っていてもそれほど腰が痛くならずに済みます。
座り直しをして前かがみになったり、少し腰を椅子の前の方に出して、腰全体が椅子に着くようにして座ったりして腰への負担を減らしていきましょう。
まとめ
腰痛対策をしたい時には使う椅子を見直したり、クッションを活用して行くのがおすすめです。
また、長時間椅子に座る事が多い方は、お尻にクッションを敷く方法の他に、体操やマッサージも一緒にやっていくと腰痛予防が出来ます。
腰に負担のかかる部分や物を見直すことが腰痛対策においては重要ですので、これらの方法を参考にしてみて下さい。