膝の痛みはどうやって治すの?整形外科で行われる膝痛の主な治療法について

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膝の痛みが軽い場合は様子を見ても問題ありませんが、痛みが強い場合は整形外科のある病院で治療を受けることが大切になります。

それでは、整形外科ではどのような治療が行われるのでしょうか。

初めて整形外科で膝痛の治療を受ける時は、不安に感じるかと思います。

そのような不安を少しでも取り除くために、ここでは整形外科で行われる膝痛の治療方法について解説していきます。



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膝痛の治療は保存的療法と手術療法

病院で膝の痛みを治す方法には、「保存的療法」と「手術療法」があります。

保存的療法とは、簡単に説明すると手術以外の治療法になります。

要するに、身体に傷をつけず出血しない治療法です。

その主な治療法は、薬物療法や装具療法、運動療法や物理療法などになります。

それに対して手術療法とは、患部を外科的機器やメスなどで切ったりして治療することになります。

つまり、手術療法とは名前の通り手術のことであり、「オペ」ともいわれています。



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整形外科で治療を行うまでの流れ

膝に異常を感じたら、早く治すためにも整形外科のある病院に行くことをおすすめします。

病院などの専門の医療機関では、まず始めに問診を行い、原因をある程度しぼっていきます。

そして、患部を見たり触ったりして診る視診や触診を行います。

その後、視診や触診では調べることができない骨や軟骨の状態をレントゲン検査で診ていきます。

その他のMRI検査やCT検査や血液検査などは必要性を感じた時に行います。

これらの検査によって膝に痛みが起こっている原因をハッキリとさせ、間違いのない診断を下します。

原因が正確に分かることにより、適切な治療方法を決め、治療を行っていきます。

治療を行う方法には保存的療法と手術療法の2通りあります。

膝痛の症状が酷く手術が必要な場合以外は、始めに症状に適した保存的療法を行っていきます。

その保存的療法は一つだけやるとは限らず、いくつか合わせて治療をしていきます。

そして、比較的長い期間治療をしても良くなる傾向がない場合は、手術をすることも視野に入れるのが基本的な治療のやり方になります。

また、本人が膝の痛みに対してどのように感じているのか、どのような治療を行いたいのか、などといったことも大切になります。

これらのことも考え、どのような治療方法が合っているのか決めていきます。

そのため、症状の強さだけで治療方法を決める訳ではありません。

保存的療法について

膝痛の治療方法には保存的療法と手術療法がありますが、保存的療法には様々な治療方法があります。

それでは、その方法を説明していきます。

薬物療法について

薬物療法とは、膝の痛みを薬によって抑える方法になります。

動いていないのに痛みを感じる場合や痛みが酷い時など、膝痛を抑えるために行う療法になります。

薬物療法は主に関節内注射や外用薬により治療を行います。

関節内注射は、膝関節にヒアルロン酸を注射で入れる治療法になります。

膝をスムーズに動かす潤滑油のような働きをしている膝関節に存在する滑液には、ヒアルロン酸が多く含まれています。

しかし、変形性股関節症になると、膝関節内のヒアルロン酸量は減っていきます。

そのようなことから、膝の動きに関係しているヒアルロン酸を膝関節に注射で与えることにより、膝を動きやすくし、軟骨がすり減るのを防ぎ、膝痛の症状を緩和することが可能となります。

ヒアルロン酸注射による治療と、運動療法をすることにより変形性膝関節症が進むのを遅らせ、普段の生活をしやすくします。

また、注射による治療にはヒアルロン酸注射だけでなく、ステロイド注射という治療もあります。

膝の炎症や痛みが強く、水がたまっている酷い状態の時にステロイド注射を行うことがあります。

即効性が期待できますが、何度もステロイド注射を行うと膝関節に良くない影響を与える可能性があります。

膝の痛みを鎮める飲み薬としては、一般的に非ステロイド性消炎鎮痛剤が使用されます。

膝痛が酷いことにより動くことが困難な場合には効果的な治療法になりますが、長い期間飲み続けると胃腸に異常が発生することもあります。

そして、膝の痛みを緩和する外用薬である湿布や軟膏なども薬物療法になります。

装具療法について

装具療法とは、膝関節をサポートする器具を使用する療法になります。

サポーターや足底板や杖などが膝痛の装具になります。

これらの装具を使うことにより膝にかかる負担や痛みを軽減します。

膝痛を直接治すものではありませんが、膝にかかる負担を少なくすることにより膝痛の治りを早める効果が期待できます。

また、痛みが軽減するので、日常生活での動作をしやすくなります。

運動療法について

膝痛の原因の一つに筋力が弱いことが挙げられます。

膝周辺の筋肉は膝を支えているため、その筋力が弱いと膝にかかる負担は大きくなり膝を痛めてしまいます。

そのため、筋肉トレーニングや適度な運動を行い膝周辺の筋力をアップさせることは重要なことになります。

また、ストレッチも効果的で、ストレッチを行うことによって膝関節の柔軟性を高め、膝の痛みを予防することが可能となります。

これらのことから、運動療法をすることにより、変形性膝関節症が進むのも遅くすることが可能となります。

膝を痛めてしまうと動くことが辛くなることから、運動量が減りやすくなります。

そうすると当然筋力は低下していくので膝を痛めやすくなり、事態はますます悪くなっていきます。

そのようなことからも運動療法は膝痛の治療方法として効果的と言えます。

医師からの指示を仰ぎ、適した運動療法を行いましょう。

物理療法について

膝痛の物理療法には膝を温める「温熱療法」と、膝を冷やす「寒冷療法」があります。

病院で温熱療法を行う場合は、赤外線や低周波やホットパックなどを使い膝を効率的に温めていきます。

膝を温めることにより痛みの原因となっている物質を排出し、膝痛の回復を早めることが可能となります。

そして、寒冷療法は氷水に浸したタオルや冷湿布を使って膝を冷やし、痛みを緩和する治療方法になります。

寒冷療法は、炎症が酷く熱を持っている時に適した治療法になります。

手術療法について

膝の手術療法には、様々な方法があります。

その方法とは、関節鏡視下手術・高位脛骨骨切り術・人工膝関節置換術などになります。

関節鏡視下手術について

関節鏡視下手術とは、膝関節辺りに傷口を作り、その部分に内視鏡を入れ、内視鏡のカメラにより膝関節の中の状態を見ていき、軟骨のカスを除去したり、軟骨の毛羽立ったような部分を削ったり切り取ったりして形を整えます。

このように関節鏡視下手術とは、膝関節に内視鏡を入れて手術を行う治療法になります。

身体にそれほど負担がかからない手術のため、比較的早く退院することができます。

高位脛骨骨切り術について

O脚だと関節の内側への負荷が大きくなるので、膝痛の原因になります。

そのことを改善する手術が高位脛骨骨切り術になります。

骨の一部を切り取ることにより、膝にかかる負荷が内側に強くかかることがなくなります。

膝への負荷のかかり方がバランス良くなることにより、軟骨が変形することがなくなり痛みが出なくなります。

人工膝関節置換術について

人工膝関節置換術とは、その名の通り膝関節を金属やプラスチックで作られた人工の関節に置き換える手術になります。

保存的療法では処置できないくらい酷い膝痛に対して行うことの多い手術です。

保存的療法では全く効果がない状態の膝痛は、回復することが見込めず、普通の生活が送れないようになるほどの痛みがでます。

そのような状態を改善するために、膝関節を人工膝関節に置き換え痛みを取り除きます。

まとめ

病院での整形外科による治療法は以上のようになります。

ここまで解説してきた以外にも、膝に溜まった水を注射で抜くという治療法もあります。

炎症が鎮まらないと膝に水は何度も溜まるので、一定の期間を置いて注射で水を抜く必要があります。

膝は活動するのに大事な部分になるため、膝を使いすぎたと感じたら労わるようにし、膝痛を予防しましょう。






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