膝痛が原因で身体全体が壊れることってあり?その対処法は?
痛みと言うのは嫌なものです。
特に普段の生活に関わる膝痛は、出来れば避けたいと思うのが当たり前のことです。
しかしそのかいもなく、膝に痛みが来てしまった時その後が実は、問題なのです。
膝痛は嫌なものですし、感じたくないものですがこれを放置しておくといささか困ったことになると言う事について、お話ししましょう。
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原因は様々な膝痛
本当に膝痛の原因は人それぞれです。
怪我が原因での痛みから、同じ怪我でも昔の怪我が年を取ってから関節に異常をもたらすことで、痛みを発する場合もあります。
別に怪我などしていなくても、加齢による関節部のすり減りや軟骨部のすり減りも原因になります。
ちょっとした運動をやり過ぎて、筋も伸ばしたりしての膝痛も、勿論無いとは言えません。
運動しなくても運動し過ぎても、膝痛と言うのは起こり得るものなのです。
膝周りの筋肉の衰えなども勿論、間接的に膝痛の原因になります。
こう考えてくると、特に年を取った人に膝痛が多いと言うのもうなずける話では無いでしょうか。
とは言え、年取ったのだから仕方のない事、と諦めてはそれまでです。
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膝痛がもたらす本当の怖さとは
膝関節などに異常が出て起こることの多い膝痛です。
それ自体嫌なものですが、実はこの膝痛が原因での身体へのトラブルがもっと怖いことを知っていただきたいです。
膝痛で身体が自然にやってしまう事
膝痛が起きると、痛みから避けようとして自然に身体は、痛くない場所を探ります。
意識的にやることもあれば、無意識にやることもあります。
余談ですが、お年寄りの動作が鈍くなると言うのも、身体のあちこちになる痛みを避けようと試行錯誤して、動きが遅くなると思っていいでしょう。
ともあれ、気持ち的にも身体的にも痛みから逃げようとすることになります。
当然と言えば当然の行動ですが、これが問題を引き起こしてしまうのです。
逃げようとして起こること
例えば右膝に痛みを感じた場合、そこに体重をかければ勿論痛みます。
そのため立っている時など、左脚に体重をかけるようになります。
身体は結果、左に傾ぎます。
これが短期間で治癒できる膝痛、その場の怪我などでの痛みなら、勿論すぐに正しい体重の掛け方に戻ります。
しかし長く続く膝痛、加齢によるものなどの場合、痛みはまず引くことがありませんので、何時も左足に体重をかけていく事になります。
歩く時も同じことが起きますので、少しずつ身体は左へと傾斜を深くしていってしまうのです。
身体全体のバランスが、膝痛のため狂ってしまうと言う事です。
これが長期に渡ると、勿論全身のバランスだけでなく内臓にも影響してきますので、注意が必要です。
片脚に体重がかかると筋肉にも影響が
こうして片脚に体重がかかった場合、筋肉にも影響が出てきます。
筋肉と言うのは実は非常に退化しやすいものです。
風邪などで寝込んだ場合、1週間も寝ていた後起きるとフラフラした、と言う事がありませんか。
これは寝ていたことで筋肉が弱って落ちてしまい、動くのに不自由になってしまうと言う、一番簡単な例なのです。
筋肉が弱れば勿論、行動にも支障が出てきます。
膝の痛みだけでなく、しかも片方の脚だけ筋肉が弱るわけですから、歩行にも困難が伴います。
結果ここでも、身体全体のバランスに問題が発生すると言う事になるのです。
勿論筋肉が弱れば、普段の生活自体にも色々な問題が発生するのは、言うまでもないことです。
そして関節部のサポートも出来なくなっていきます。
負のスパイラル状態になっていくと言う事も、無いではありません。
予防法はあれこれありますが
勿論ある程度の予防法はありますし、普段から気をつけて行動していれば筋肉の弱体も、ある程度抑えられます。
特に体重のかかる膝ですので、出来るだけ周りの筋肉でサポートして上げることが大事です。
加えて上半身の姿勢も良くして、過剰な体重が膝にかからないようにすることも大事です。
マラソンランナーの走りを見て聞いていますと、足音がタッタッタッと聞こえませんか。
それに比べて子供の走る音は、バタバタバタと聞こえます。
子供の場合まだ筋肉がそれほどついていないので、足に体重がもろにかかり、自然足音が大きくなると言うわけです。
大人でも運動をあまりしない人の場合、歩く時や走る時に同じような音が立ちます。
階段の上り下りの時に、ちょっとチェックしてみてください。
大きな音が立っていたら、膝や足首に大きな負担がかかっているとみていいでしょう。
逆を言うと、音を立てないように歩いたり走ったりしようとすると、自然に上半身の筋肉が使えることにもなりますので、これもおすすめの方法です。
膝痛が起きてしまった場合にバランスを保つために出来ること
これもケースバイケースですが、膝痛が原因で身体を壊したり弱くしたりしないために出来ることは幾つかあります。
筋肉を弱らせないようにすることや、出来るだけ身体を傾がせないようにすることで、身体全体のバランスを壊さないようにするわけです。
痛みがひどい場合
この場合はまず、医者に行くことがおすすめです。
痛みがひどい場合と言うのは、何が大きなトラブルがあって身体が警告を発していると言う事でもあります。
例えば軟骨部に異常があるとかの場合、まずその異常を取り除かないと、余計に内部の関節や筋を傷つけてしまうこともあります。
まず医師に相談して、レントゲンなどで骨関係の異常がないかを調べてもらいましょう。
その後リハビリと言う線が、最も安全で安心できる方法です。
近ごろでは安全な鎮痛剤の処方で、痛みを抑えつつ普段の生活をおくれるようにする治療法も、始まっているようです。
痛みはあるけど一応歩くことは可能な程度の場合
この場合もまず骨の異常を調べてもらうのがよろしいでしょう。
大した異常が無かったら、一応普段の生活を出来るだけ普通にすることです。
外出する時など、ステッキを上手く使って出来るだけ普通に歩こうとしてみましょう。
とは言え体重がかかった時に、あまり痛みを感じるようでしたら無理はしないようにしましょう。
ただし痛いからと言って完全に歩くのを止めると、どんどん脚だけでなく腹筋や背筋も衰えていきますので、ひどい痛みでない場合はちょっとだけ頑張ってみましょう。
筋肉を退化させないようにするのが大事です
下半身の要である膝の痛みは、アスリートやダンサーにとってはお馴染みのものです。
これらの人たちは、普通の人に比べてかなり過酷な動きを、膝に要求しています。
痛くて当然、と言った感じでやり過ごしている人が多いようです。
しかし普通の大多数の人の場合、そこまでは割り切れません。
とは言え、膝の痛みで動きを止めてしまえば、後は寝たきりになってしまう危険性も出てきます。
寝たきりの一番の原因は、何と言っても筋肉の弱体にあります。
特にお年を召した人の場合、動き過ぎは関節に負担がかかりますし、動かなければそれでなくても弱っている筋肉がどんどん弱ってしまいます。
大変に難しい所ですが、医師や療法士と相談の上、リハビリ用のプログラムを組んでもらって、無理のない筋トレや運動をすることが大事です。
膝痛が原因で、大切な身体をいびつにして動けなくしたり、筋肉が弱って使えなくなったりと言う事が無いように、注意しつつも鍛えなおしていきましょう。
まとめ
膝痛は膝だけの問題ではありません。
歩くのにも座ったり立ったりにも、無意識に使ってきた膝です。
つまりは無意識に酷使してきたと言う事です。
それの片方が崩れれば、全身に影響が出て当たり前と言う事です。
痛みが出てしまったら、その痛みをコントロールすることだけでなく、身体全体のコントロールをすることも考慮に入れてみませんか。