膝痛が起こったときには温めるべき? それとも冷やすべき?
膝痛が起こったときには、なんとか少しでも早くその痛みに対して対処していきたいと思うものです。
でも、なんとかしてそれをなおしていきたいと思った時、冷やしてなおすべきなのでしょうか?
それとも温めて対処するべきなのでしょうか?
それがわからないと正しく対処できません。
そこでここでは、それについてみていきたいと思います。
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急な膝痛は冷やすのが正解
まず膝痛にはいくつかの種類があります。
その種類によって、膝を冷やすべきなのか、それとも温めるべきなのか変わってきます。
もし、その膝痛が急に起こった場合には、その時には冷やすのが正解だと言えるでしょう。
急な膝痛というのは、何かの炎症によって起こっていることが多いです。
そんな風に炎症が起こっているということは、冷やしてその炎症をしずめるのが正解になります。
だから、急な膝痛の時には、冷やすのが良いのです。
もちろん安静にしつつ冷やす
炎症が起こっているときには、当然ながら安静にしっつ冷やすことが必要になります。
動かしながら冷やしてしまうと、それを動かしている間にどんどん炎症は悪化していってしまいます。
炎症を悪化させている状態で、その上から冷やしていったとしても、結果プラスマイナス0になってしまいます。
だから、急な膝痛を冷やすときには、安静にして冷やすようにしていきましょう。
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慢性的な膝痛は温めるのが正解
では逆に、慢性的な膝痛に関してはどのようにしたらよいのでしょうか?
慢性的な膝痛に関しては、温めるのが正解だと言えるでしょう。
慢性的な膝痛の原因は、いろいろあります。
その原因として多いのは、筋肉が固くなったりすることです。
筋肉が固くなったら、それに伴って血流も悪くなっていってしまいます。
なので、その血流の悪さや筋肉の固さを解消していかないとなりません。
それを改善するためには、温めるのが有効なのです。
温めることによって筋肉もほぐれていきますし、血流も改善していくようになります。
だから、慢性的に膝痛が起こっている方は、常日頃から足を温めるようにしておくとよいでしょう。
痛いときだけ温めるのではなく常に温める
もちろん、慢性的に膝痛が起こっているとはいっても、24時間常に膝が痛んでいるということではないでしょう。
なので、24時間常に膝を温める必要はないと思っている方もいるかもしれません。
しかし、慢性的に痛みがある方は、24時間痛んでいるわけではなくとも、24時間常に膝の周りの状態は悪いと言えます。
たまたまあるタイミングでだけ痛みが発生しているというだけの話で、痛み自体はいつ起こっても仕方がない状態なのです。
ということはつまり、そうした状態を改善するためには、痛んでいるタイミングだけではなく、常に膝の周りを温めて、その周りの筋肉の状態や、血流を改善していかないとなりません。
どんな風に温めるべきか
冷やす方法は、別段難しいことはないでしょう。
たとえば氷水を入れたビニール袋を足にあてるようにすれば、それだけで簡単に足を冷やすことができます。
ましてやそれは足が痛んでいるときにだけやればよいわけですから、どうということはありません。
しかし膝を温める場合には、常に温めないといけないわけですし、袋にお湯をいれて、それを足に当てるという方法ではダメでしょう。
では、どうやって温めればよいのでしょうか?
温める方法はいろいろありますが、やはり効果的なのは、膝周りを温めてくれるようなサポーターなどを使用することでしょう。
そういうものを使用していくと、それによって膝へかかる変な負荷なども軽減することができるようになるでしょうから、二つの意味で効果的になります。
もしそういうものがなければ、足全体を温めるように、下半身にいろいろ着込むだけでも効果的になるでしょう。
ただやりすぎて足全体が圧迫されるようになると、そのせいでさらに筋肉が固まったり血流が悪くなったりして逆に効果になるので、その点には注意が必要です。
温める冷やすよりも根本的な解決を
ただ大切なことは、温めたり冷やしたりすることだけではなく、そもそも根本的に解決をするということです。
温めたり冷やしたりすることは、そもそも膝痛への応急処置にすぎません。
なので、それを根本的に解決することにつながらないのです。
でも、しっかりと根本的に解決していかないと、いつまでもそうした突然の膝痛や、慢性的な膝痛におびえて生きていかないとなりません。
それでは運動をする際にもいらぬ緊張をもってしまったりするでしょう。
それは残念なので、そもそもの膝痛の原因にもしっかりと目を向けて、それを改善するように努めるのがおすすめです。
根本的に解決するにはどうしたらよいか
では、根本的にその膝痛を改善するためには、どのようにしたらよいのでしょうか?
膝痛を根本的に改善するためにはやはり、日常生活を改善する必要があるでしょう。
たとえば、足に負担がかかるようなポーズで長時間を過ごしていたりはしないでしょうか?
デスクワークの人であれば、デスク前で作業するとき、常に足を組んでしまったりはしていないでしょうか?
もしそうして普段から足を長時間組んでしまっているというのであれば、その点は改善しないとなりません。
なぜなら、足を組むことで、足がゆがんでいってしまうからです。
足がゆがんでしまうと、ただ普通に歩いているだけでも、足に変な風に負荷がかかるようになります。
そしてそんな風に変にかかる負荷は、次第にダメージとなり募っていって、急な痛みとなって発生することがあるのです。
あるいはずっと同じような体勢で一日中過ごしていたりはしないでしょうか?
もしそうして一日中同じ姿勢で過ごしてしまっているのであれば、それも改善するべきです。
一日中同じような姿勢で過ごしてしまっていると、そのせいで筋肉はどんどん凝り固まっていってしまいます。
だからそれが慢性的な膝痛につながったりしてしまうのです。
そういう日常のちょっとしたことを改善して、根本的に膝痛を改善していきましょう。
温めるも冷やすも必ずこの通りとは限らない
急な膝痛の時には膝は冷やすようにして、慢性的に膝痛を感じている方は、膝を温めるようにした方が良いと紹介してきましたが、必ずしもこの通りとは限りません。
基本的にはこの通りで問題はないでしょうが、場合によっては冷やしたり温めたりすることが逆効果になることもあります。
たとえば、慢性的な痛みとは別に急な痛みが発生することもあるでしょうし、普段の慢性的な痛みに気が付かず、ある時発生した痛みを急激な痛みと思ってしまうこともあるでしょう。
なので、必ずしもこの通りとは限らないのです。
もし対処してみて逆効果になっているかもしれないと感じたら、それでもそのうち効いてくるはずだと思ってずっとその対処を続けるのではなく、別の方法で対処するようにしていきましょう。
あるいは、しっかりと病院で対処してもらい、自分が炎症なのか慢性的なのか判断してもらうというのも正解です。
まとめ
膝痛の時の対処の基本は、急な膝痛の時には冷やして、慢性的な膝痛の時には温めるというのが正解になります。
そのことさえ覚えていけば、とりあえず膝痛が起こったときにも焦らずに対処できるようになるでしょう。
もちろん最後に紹介したように、必ずこうだというわけではありませんが、ひとまずはこんな風に対処してみるとよいでしょう。