自作の入浴剤!お風呂にはちみつを入れる効果とそのやり方
入浴剤は、自宅にあるものでも意外と簡単に作ることが出来たりします。
そのためにはいろいろな物が使えたりするのですが、特におすすめなのは、はちみつです。
でも、はちみつを入浴剤代わりにするのは何がよいのでしょうか?
そして、それはどうやって行えばよいのでしょうか?
ここではそんな、お風呂にはちみつを入れる効果とそのやり方について紹介していきます。
はちみつを3杯くらいお風呂に入れるだけ
はちみつを入浴剤代わりにするやり方は、全く難しいことはありません。
ただお風呂の中にスプーン3杯分くらいのはちみつを入れていくだけで良いのです。
もしスプーンが、大匙の計量スプーンくらい大きければ、2杯くらいでも問題ないでしょう。
たくさん入れたらより効果的になるというものでもないので、だいたいそのくらいで問題ありません。
そうしてはちみつを入れたら、ある程度お風呂の中に溶けていくようにかき混ぜていくと良いでしょう。
しっかりと溶かすことが出来たら、もうそれではちみつの自作入浴剤の完成になります。
はちみつ入浴剤の効果とは
そんな風にすごく簡単に作ることが出来るはちみつ入浴剤ですが、このはちみつ入浴剤にはどんな効果があるのでしょうか?
はちみつ入浴剤の効果としてまず言えるのは、やはり保湿効果でしょう。
はちみつには、高い保湿成分が含まれています。
それは、近年では、はちみつ入りのシャンプーやボディソープがたくさん発売されていることからも分かるのではないでしょうか?
そんな保湿成分が豊富なはちみつがお風呂に含まれているのですから、当然ながら肌を隅々まで保湿してくれるようになるでしょう。
届かないところも保湿出来る
こうして入浴剤で保湿をしていけば、普段の保湿ケアではケアしづらいところもしっかりとケアすることが出来るようになります。
肌の保湿は、簡単に出来るところとなかなかケアしづらいところがあるはずです。
基本的には保湿ケアにはクリームを使うことが多いでしょうが、クリームが届かないようなところをケアしないとならなくなったら、やはり簡単にはケアは出来ません。
しかし、お風呂ならばそれが出来るのです。
なぜなら、入浴と言う行為は、自然と身体の隅々まで漬けることになるからです。
そうして本来であれば届かないようなところまでもしっかりと簡単に保湿していけば、肌全体がプルプルになると言えるでしょう。
くすみとりにも効果的
はちみつには、グルコン酸やアルファヒドロキシ酸が含まれています。
これらは、肌のくすみをとるのに役立ってくれるのです。
たとえば肘の黒ずみなどの改善に効果を発揮してくれることでしょう。
そうしたところのケアは、意外とおろそかになりがちです。
しかしこうしてはちみつ入浴剤によってケアをしていけば、そうしてうっかり忘れてしまいがちなくすみ対策も問題なく出来るようになるでしょう。
アンチエイジングにも
はちみつ入浴剤には、アンチエイジングの効果もあると言えます。
というのも、はちみつにはビタミンCが豊富に含まれているのです。
ビタミンCというのは、肌の抗酸化作用があるものです。
肌に効果酸化作用を与えることが出来るということは、それだけ肌が酸化することを防いでくれるということになります。
肌の酸化と言うのは、それすなわち老化です。
だから、酸化しないようにするということは、老化を防ぐことに繋がるのです。
肌の全体に対してアンチエイジングケアをしていくというのは、全体を保湿することと同様にすごく難しい事ではあります。
でもこうしてお風呂でアンチエイジングケアができていけば、それもすごく簡単に出来ると言えるでしょう。
はちみつ入浴剤ならば刺激も強くない
はちみつにそれだけの効果があるのであれば、そのままはちみつを化粧水のようにして使用すればもっと効果的なのではないかと思う方もいるかもしれません。
でも、それは間違いです。
なぜなら、はちみつはそのまま使うとやはり肌には刺激が強すぎるのです。
だから、そのままはちみつを使うのではなく、お風呂などでしっかりと薄めることが求められるのです。
肌に良いものが、必ず肌になじみやすいものではないということなのです。
肌に刺激を与えてしまうと、その刺激から肌を守ろうとして皮脂がすごくたくさん出るようになってしまい、それによって肌が荒れていくということもあるでしょう。
だから、あまりおすすめはできないのです。
お風呂でしっかりと薄めて、肌に対する刺激を最大限に弱くして使うのが効果的です。
また、そうしてしっかりと薄めないとならないから、スプーン3杯とか、大きいスプーンの場合は2杯とかの量が適切だと言えるのです。
はちみつ入浴剤はコスパも良い
はちみつ入浴剤の利点は、コスパが良いというところにもあります。
はちみつは、買っても意外と余ってしまうことが多かったのではないでしょうか?
料理に使うとしても、ちょっとした隠し味程度として、小さじ1杯くらいしか使わないのがはちみつです。
しかもそれも、たくさんの料理に使うわけではありません。
あくまでも使うことが出来る料理は限られていたりするのです。
だから、たくさん入っているはちみつを買ったとしても、意外と余ることが多いのです。
そんな風に余ってしまうはちみつを料理に使うことが出来るのですから、はちみつの入浴剤はかなりコスパが良いと言えるでしょう。
入浴剤は入浴剤にしか使えない
これが完全な入浴剤だと、やはり入浴剤にしか使えないと言えるでしょう。
別の用途が完全にないわけではありませんが、そこまで用途が多いということはありません。
はちみつの場合は、料理に使う、あるいは入浴剤として使用するという他に、シャンプーなどに混ぜて使うという使い方もありますし、紅茶に砂糖の代わりに入れるという方法もあります。
さらにいえば、はちみつだけで食べるという方法だってあるのです。
だから、使い道は入浴剤に比べるとかなり広いと言えるでしょう。
そんなものなのだから、コスパはやはりかなり良いのです。
大きめの物を買うのが吉
そんなはちみつのコスパをさらに良くするためには、大きめのはちみつを買うのがおすすめです。
小さめのはちみつの方が一見すると安く見えるものですが、1グラムあたりとか、10グラムあたりとかの単位で見ていくと、やはりたくさん入っているはちみつの方が安かったりするものです。
だから、大きめのはちみつを買うのがおすすめです。
ただ、大きめのはちみつであっても、あまり安いものは避けた方が良いでしょう。
あまり安いはちみつは、添加物が入っていたりするものもあるでしょう。
そういう物は、やはり入浴剤にするのにはあまり向きません。
入浴剤としても使うはちみつは、出来れば無添加のオーガニックの物がおすすめなのです。
そういう物であれば、肌にとって負担となる物質は付加されていないので、安心して入浴剤として使うことが出来るでしょう。
その分味はちょっと慣れている味とは違うかもしれませんが、それもまた身体によいので結果オーライでしょう。
まとめ
はちみつの入浴剤は、肌の保湿効果も高く、さらにアンチエイジング効果もある上にコスパも良いのですから、すごくおすすめできます。
普段家にはちみつがあるという方は、これからはお風呂の中にスプーン3杯から大きめのスプーン2杯くらいのはちみつを入れてお風呂に入るようにしてみてください。
こんなふうに家にあるものでうまく入浴剤を作って活用するのは、間違いなく良いことです。