血行不良からくる辛い腰痛は入浴剤でほぐしリラックスがおすすめ

入浴・入浴剤

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中々改善しない辛い腰痛は、冷えからくる血行不良が大きな原因の一つです。

気温が低下すると腰がだるくなる、夏でも冷房で腰が痛くなる時は腰が冷えて血行が悪くなり、腰痛になっている場合があります。

揉んでも部分的に軽くなるだけ、という方は腰全体の血行を良くする入浴剤を使ってみてはいかがでしょうか?

冷えからくる腰痛の仕組みと、血行促進する入浴剤のおすすめの使い方をまとめてご紹介します。



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冷えからくる血行不良の腰痛の仕組み

体を支える腰の筋肉が固くなる

私達の体は立っている時、歩いている時、座っている時も常に腰の筋肉が上半身を支えてバランスを取っています。

人間の頭の重さは成人で約2~3kgあると言われており、頭の傾きによって背骨が曲がり上半身を腰が基盤となって支えています。

腰は腰方軽筋や外腹斜筋といった様々な筋肉と筋膜の交差によって作られており、腹部や腕に比べるともともと固い筋肉となっています。

しかし筋肉に疲労が溜まり、新陳代謝が弱くなってくると筋肉が固くなり、筋肉の合間を縫っている血管も流れが悪くなります。

血管の中の血流は、筋肉や細胞から老廃物や二酸化炭素などを受け取って体をめぐり心臓へ帰す役目を持っていますが、筋肉が疲労などで固くなると代謝がうまく出来なくなり、筋肉の中に疲労が蓄積されて筋肉がさらに固くなって行きます。

筋肉が過度に凝り固まってくるとだるい腰痛の痛みとして、症状に現れやすくなります。

血流が滞って腰の体温が下がる

血流が活発に動くと、指先や足などの末端神経や筋肉のすみずみまで新鮮な酸素が供給されるので、酸素を使って燃焼効果が生まれ体温が上昇します。

しかし血流が滞っている状態の腰の筋肉は、いくら外の気温が高くて体表面が温かくても、腰の奥の筋肉は冷えている状態になります。

筋肉は普段の生活だけでは中々温まらないので、夏の暑い時期でも腰が冷えた感じがして痛みを感じる、というケースにも繋がります。

冷えからくる腰痛対策には、腰の深い位置の筋肉まで温める、入浴による温浴効果がとても効果的と言えるのです。



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入浴剤は冷え腰痛へのメリットが多い

入浴剤なら自宅で誰でも手軽に行える

今はドラッグストアやスーパーなどでも、数多くの入浴剤が手軽に手に入ります。

入浴剤コーナーに行くと、毎日使える大容量タイプや各地の温泉効果を期待できる入浴剤、美肌効果が期待できる入浴剤、家族で楽しめるリゾート気分の入浴剤など沢山の種類があるので、自分の好みにあった入浴剤がチョイス出来ます。

マッサージを毎日続けるのは大変ですが、入浴剤ならいつもの入浴タイムに入浴剤を投入し、じっくりお風呂に浸かるだけなので自宅で誰でも手軽に行える所が大きなメリットです。

さらに入浴剤には適度な発汗作用もあるので、ダイエットをしている女性、汗を掻いて肌をつるつるにしたい女性にもおすすめの方法になります。

腰痛の症状に合わせた入浴剤が使える

冷えからくる腰痛の程度にもよりますが、基本的には冷えて凝り固まっている筋肉をお湯で温め、入浴剤の心地よい作用で改善して行く方法になります。

入浴剤によっては、配合されている塩化ナトリウムによって温熱の効果を高くして血流改善が期待できるもの、血流改善だけでなく硫酸マグネシウムによって肌表面を保護し乾燥から肌を守る効果が期待できるもの、と様々な用途に合った入浴剤があります。

薬用成分を配合した入浴剤は、浸透効果によって肌から浸透し腰全体を温めるので、冷えて曲げるのが辛い、といっただるい腰痛にぴったりの入浴剤です。

自分の腰痛の度合いによって、日によって複数の入浴剤を使い分けるのも、とても効果的となります。

腰痛を軽くするおすすめの入浴剤の使い方

炭酸泡でほぐして温浴効果をアップする

入浴剤に多く用いられている炭酸泡が、冷えからくる腰痛に効果をもたらす仕組みを知っていますか?

入浴剤に含まれている炭酸とは、多くが二酸化炭素の泡を示します。

二酸化炭素は空気中にもありますが、入浴剤によって発生した二酸化炭素が肌から吸収されると血流に入り、やがて酸素を供給しようとする血管の拡張効果などが合わさって血流が活発になります。

血管が拡張されると今まで以上に血流が多くなるので、自然と筋肉でも熱が作られるという訳なのです。

ずんと重い冷えた腰痛には、二酸化炭素の炭酸ガス系入浴剤を上手に用いましょう。

さらに炭酸ガスの心地よい泡が腰などの皮膚にちょうど良い刺激となるので、肌のマッサージ効果も期待出来ます。

ハーブとアロマで心からリラックスする

入浴剤には、様々なリラックス効果があります。

冷えた腰を温めるだけでなく、ハーブやアロマといった癒しの香りで緊張した心をほぐし、ストレスの緩和にも繋がります。

体の中でも沢山の酸素を使う脳は、緊張していると冷え性の場合さらに体中の酸素を使おうとするので酸素不足を誘発しやすく、大きなストレスとなってしまいます。

入浴剤に浸かりながら、好きな香りで緊張している脳をリラックスすると体全体の緊張も減り、血流が活発になって温浴効果が上がります。

腰の痛みと頭のだるさを感じている方は是非、ラベンダーやカモミールといった心を落ち着かせる効果が期待できるハーブ系入浴剤で全身のほぐれを意識してみて下さい。

ハーブ系入力剤を使うコツとしては、出来るだけお湯の中で手や足をのばして力を抜き、何も考えない時間を作ると深いリラックス効果も可能になって来ます。

暑い季節も入浴剤を楽しむ方法

冷えた内蔵を温めて腰痛を緩和する

入浴剤と聞くと、冬の寒い時期しか使わない、という方もいますが、冬以外でも春夏秋こそ入浴剤の使用をおすすめします。

夏は夏バテによる疲労蓄積が起こりやすい時期です。

毎日の眠りが浅い、冷たいものを沢山飲んでいる、という日々では体が疲れて奥に老廃物が溜まり、冷えとなって腰痛の原因の一つとなります。

内蔵を冷やし過ぎると、腰痛の発端となる場合があります。

冷たいものを食べ過ぎて食欲がない、夏になるとなんとなく腰が冷たくてだるいという方は、ぬるめのお湯に入浴剤を入れて腰とお腹を中心にじっくり浸かってみましょう。

内蔵が温まると機能が回復し易くなるので、暑い時期の夏バテ防止にも効果が期待出来ます。

半身浴でじっくり汗をかく

暑い時期のお風呂は、入浴剤を使って思いっきり汗を掻く事をおすすめします。

腰痛の原因の一つである冷えは、老廃物を蓄積します。

冷房の効きすぎる中でばかり過ごしていると新陳代謝が鈍り、中々汗を掻かなくなるケースがあります。

汗腺は老廃物を排出する出口になるので、お風呂では思いっきり汗を掻き、貯まった老廃物を一気に出しましょう。

入浴剤には適度な発汗作用をもたらすタイプがあるので、腰あたりまでの半身浴で体を温め、汗を掻いて老廃物を出すとすっきりします。

首までお湯に浸かるのが苦手な方は、入浴剤入りの半身浴でも十分に効果は期待できます。

浴槽に半分ほどのお湯と入浴剤を入れて下半身を中心に温めていき、新陳代謝をじっくりと高めましょう。

まとめ

いかがでしょうか?

入浴剤は単に温まるだけでなく、二酸化炭素の炭酸ガスによる血流改善、アロマ効果による心のリラックス効果が期待出来ます。

複数の効果によって一度にアプローチ出来るので、だるくて重い腰痛も様々な面から対策が可能なのです。

入浴剤はマッサージに通うよりも簡単で、自宅でいつでも気軽に行える腰痛対策になりますので、忙しくて冷えからくる腰痛が改善できない、という方は是非、入浴剤を使った温浴タイムを日常に取り入れてみて下さい。






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