頭の汗は思ったよりも出るもの、枕は清潔にしておきたい。でもどうやって
愛用の枕は長く使用していきたいものです。
よく言う、枕が違うと眠れない、もあります。
それほど自分に合った枕というのは、貴重品なのです。
しかしこの枕、単に寝ているときだけ使用していると言っても、それなりに汚れてしまうこともまた事実です。
清潔に保って、良い眠りを確保するためにできるだけ枕を綺麗にしておきたいものですね。
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目次
寝ている時にかく汗の量は多い
特に多汗症の人や身体にトラブルのある人だけでなく、誰でも睡眠時にはある程度の汗をかきます。
これが意外と多いのにはちょっと驚かされます。
なので皆さん、シーツを取り替えたり布団を干したり、敷布団用の乾燥機を使用したりと、清潔さには気を使っていますね。
しかし枕に関してはどうでしょう。
頭だから汗はあまりかかない、というわけではありません。
髪の毛という防御壁が、ある程度汗を直接外に出すのを防いではくれますが、それでもかなりの汗を書くのは間違いありません。
運動している時に、汗が髪の毛から滴ったという経験、記憶している人も多いはずです。
睡眠時でも同じことです。
枕に乗せた頭からは、これまた寝汗が出ているのです。
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頭が汗で蒸れたり枕が汚れていたりすると
夏の暑い日、帽子をかぶって出かけると、段々と頭が蒸れてくるのがわかりますね。
家に帰って帽子を脱ぐと、頭から汗の匂いがどっと出てきて、自分でも気持ち悪くなることもあります。
寝ている間だと、帽子をかぶっているわけではありませんし、寝返りも打っているのでそれほど普段は気が付かないものです。
しかし夏の寝苦しい夜など、寝返りを打った際にふと、枕から汗の匂いがすることがありませんか。
またうつ伏せになった時に、何となく枕から匂いがということも、皆無というわけではないはずです。
汗が枕に染み通って、汚れとニオイのもとになってしまっているわけです。
逆を言えば、いくらシャンプーをしてしても、枕が臭っていれば結果頭も臭うことになってしまいます。
健康のためにも、余分な臭いを防ぐためにも、枕は清潔にしたいものです。
枕はどう清潔に保てばいいか
着るものなどを清潔に保つには、勿論洗濯が一番です。
なので枕を綺麗にするためにも、洗うのが一番ということになります。
しかし枕は洗えるものなのか、ちょっと悩んでしまいますね。
カバーは頻繁に洗濯しても、枕本体は洗濯可能なのかわからないと、放置していることもあります。
少し意外なのですがこの枕本体、結構洗濯可の素材も多いのです。
物によっては洗濯よりも、乾かすのが面倒というものもありますが、それでも綺麗に洗濯できるというのは嬉しいものです。
現在使用中の枕の素材を、まずは調べてみて下さい。
洗濯可能な素材だったら、これはしめたものですね。
洗濯可能な枕の素材と不可能なもの
素材で洗濯可能か、まずは見ていきましょう。
思ったよりも洗濯可能な素材は、あるものなのです。
洗濯可能な素材
まずは定番の、パイプ枕です。
パイプだけでなく、ビーズなどのプラスチック素材なら洗濯は可能です。
また乾かすのも楽ですので、サクサク洗濯してしまいましょう。
またポリエステルの中綿のもの、化繊のものはまず大丈夫です。
洗濯できますので、そのまま洗うことが出来ます。
プラスチックよりは乾きに時間がかかりますが、これは仕方ありませんね。
洗濯不可能な素材
日本人御用達のそば殻枕などの植物性のものは、洗濯は不可能です。
また羽根枕などの生物製のものも、不可能です。
どちらも乾かずに腐ってしまう可能性がありますので、洗濯は避けたほうがよろしいですね。
ただ羽根枕は場合によっては、手洗い可能なこともありますので、表示を確認して下さい。
また枕と言えば近年人気の低反発ウレタン素材も、洗濯は避けて下さい。
ウレタンが破れてしまう危険性がありますので、洗濯などしないほうがおすすめです。
付け加えて言うならば
この洗濯可能か不可能かは、やはり最後は洗濯表示に頼るしかありません。
洗えるはずの素材が、洗濯表示では不可能になっていることもあります。
素材自体は洗濯可でも、作りによってはダメになることもあるからです。
逆に不可能だと思っていたものが、実は洗濯可能ということもあります。
購入した時もしくは購入前に、洗濯表示の確認をおすすめしたいです。
洗える枕は洗濯機でそれとも手洗い
洗濯機に任せるかそれとも自分で手洗いするか、これも結構悩むところです。
一応どちらも可能ですが、これも洗濯表示に従って下さい。
洗濯機で洗う場合
セットしてしまえば後は洗濯機がやってくれますが、事前に準備はしておきます。
洗濯表示は再確認して置くのは勿論です。
次に、枕カバーを外した後縫い目のほつれをチェックして下さい。
ほつれていた場合、中身が出てしまうと後始末が大変です。
後はサイズに合った洗濯ネットに入れて、中性洗剤を使用して手洗いコースなどの優しく洗えるコースを選んで下さい。
洗剤残りの原因になりますので、洗剤を入れる時には枕に直接かからないように入れることも、忘れないでくださいね。
手洗いの場合
洗濯機の行程を自分でやるので、ちょっと手間はかかりますが、仕上がりはこちらのほうが上です。
大事な枕なら、手洗いがおすすめですね。
中性洗剤をお湯をためたシンクや洗面器に溶かして、それに枕を付けて押し洗いします。
一部だけ汚れが気になるなら、部分洗いでも充分です。
その後水を変えつつすすぎますが、この時に洗剤が残らないように充分すすぐ事が必要です。
面倒だからと手を抜くと、後で後悔してしまうので、しっかりと洗いで下さい。
洗えない枕の素材の場合
お気に入りの枕なのに洗えない場合、ではどうしたらいいでしょうか。
そんな場合には、やはり干すのが一番です。
陰干しにするかそれとも日に当てて干すかですが、殺菌という面に関しては日に当てるのが一番です。
しかし日光で布や素材の繊維を傷めてしまうことがあるので、そういった場合には陰干し無くてはなりません。
代表的なところでは、パイプやポリエステル綿それにそばがらは天日干しが可能です。
充分に消毒してあげて下さい。
陰干し推奨なのは、低反発ウレタンやビーズ羽毛などです。
でも日光消毒の出来ない陰干しに意味はあるのか、ちょっと不安になりますね。
しかし陰干しであっても、湿気を取ることは出来るのです。
特に汗をかいた場合、枕から湿気を取ることでカビ対策にもなりますので、陰干しもお役立ちなのです。
普段枕を使用する糸期に
枕を洗う時間もあまり無く、普段干すことも中々出来ないという忙しい人の場合、少しだけ工夫して寝てみることも出来ます。
枕カバーは勿論ですが、その上にもう1枚タオルを巻いたりします。
これでずいぶん汗を吸い取ってくれますので、枕の内部にたまる汗は減ってくれます。
枕カバーとともにこのタオルを頻繁に洗濯すれば、それなりに枕の内部への汗の浸透は少なくなります。
枕本体を洗ったり干したりは、いささか時間が足りないけど、カバーやタオルなら他の洗濯物と一緒に洗って干せますので、手軽に変えることが出来ますね。
特にこのタオルには、髪の毛や頭皮の汚れを吸い取ってくれる効果もありますので、1枚加えてみることをおすすめしたいです。
まとめ
枕って洗濯できるのだろうかと、ちょっと思ってしまう人も多いはずです。
しかし洗濯表示を見ますと、洗濯可能になっているものが結構多いので、洗濯しない手はありません。
枕を清潔に保つことができれば、ダニやその他の害虫が湧く可能性も減ります。
頭の臭いに悩まされることも、少なくなります。
洗濯に枕干し、加えて寝る時のちょっとした工夫で、枕を清潔にしておきましょう。